1495  ウイングレットって、前進翼につけた場合効果がありますかね?
おうる

  1.  よく分かりませんが、そういうグライダーがあるようです。もっとも、前進翼といっても、とても小さい角度なのですが。詳しくはDG Flugzeugbau DG-1000でお調べ下さい。
     
     
    hush

  2. >>1.回答ありがとうございます。

     さっそく検索してみましたが、翼端部は後退角がついてませんか?
    おうる

  3. >2
     http://www.letmodel.cz/img/velke1/dg1000/DG%201000%20map.jpg
     ついてますね。
     こういうのでは駄目だったのですね。
     
    hush

  4. >>3.知りたいのは前進翼とウイングレットの相性です。

     その展開図を見るとウイングレットの効果を出すために翼端だけ後退角付けたんじゃないかと勘繰りたくなります。
    おうる

  5. グライダーは詳しくありませんが外見だけで判断すると、二人乗りキャビンの容積を確保するため主翼付け根が後ろに下げられた結果の形状のように見えます。
    超音速

  6. ビジネスジェット機のHFB320ハンザジェットは、前進翼かつ翼端にチップタンク(ウィングレットと似た効果をもつ)を装着してますね。
    超音速

  7. >>6. 回答ありがとうございます。

     早速検索で調べてみましたが、ドイツ語版WikiによるとHFB320ハンザジェットの翼端燃料タンクは迎え角が大きくなった際に主翼に生じる捻じれ応力への対策で、誘導抵抗を云々するような空力的な目的では無いようです。

     やはり前進翼にはウイングレットは意味が無いのかな?
    おうる

  8. 翼端渦がある限りウイングレットの効果はあるでしょう
    むしろ前進翼では無効だと考えるのは何故なのか不思議です
    後退翼特有のアウトフローがらみですか?

    ウイングレットは昔の翼端板やチップタンクのようにポン付けで効果を発揮するものではなく
    効果を最大化するためにコンピューター解析等でその機種に合わせ込むオーダーメイド品です
    翼端渦を減退させ翼面から遠ざける事で揚抗比を改善するとされています
    ウイングレットは基本的にトーアウト方向に浅く捻られおり方向安定はマイナス(上面図で見て逆ハの字、滑空機は3度ぐらい)

    翼端渦は機体重量が重い程、また飛行速度が低いほど大きいとされ
    大型旅客機と滑空機に広まりました
    前進翼の機体は損得勘定の結果として極めて少数派ですが
    あえてネガティブな面を挙げるとすれば
    後退翼のウイングレットは重心より後ろに付くのに対し前進翼では重心の前に出るので方向安定へのマイナスが大きく垂直尾翼の面積に跳ね返ると考えられます
    ガス欠

  9. >>8.回答ありがとうございます。

    >後退翼特有のアウトフローがらみですか?

     そうですね。
     頭の中を整理して言葉で説明するのが難しいのですが、ご指摘のヨー安定性へのマイナス効果とか・・・アウトフローがインフロー傾向になり、そこでウイングレットを追加するとウイングレット付け根付近の主翼上面で気圧が過度に低下して前進翼では起きにくいはずの翼端失速を誘発するんじゃないかとか・・・前進翼だとインフローの影響で翼端渦の直径が後退翼より大きくなって渦流も弱くなるんじゃないか?だとするとウイングレットは主翼面積比で後退翼に比べて大きくしなきゃいけなくなって却って抵抗が大きくなるんじゃないか?とか・・・ゴチャゴチャ考えてたら前進翼の場合はウイングレットは弊害の方が大きくなって付ける意味が無くなるんじゃないかと考えるに至ったのです。
    おうる

  10. 最近はwingletよりraked wingtipの方が評価が高いようです
    前進翼との相性は知りません
    QQQ

  11. >10
    スケールドコンポジッツ社の「ポンドレーサー」は、前進翼とレイクドウィングチップを組み合わせた設計ですね。
    空力特性とかはわかりませんが、カイゼル髭のようなデザインは見ていてクセになりそうです。
    ゴミレスですいません。
    みいつ


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