1507 自分の知識が無いのは承知でボコボコにしていただいて構わない前提で質問します!
滑り出しは順調だった瓦斯電の航空エンジン開発がなぜ前線機(存在しないカテゴライズです練習機や輸送機等支援任務の機体を除いて下さい)で遅れを取ってしまったのか
支配的要因を上位から順に解説して下さるありたいです。
肝心の完成機メーカーがエンジン内製したがる、がトップに来るのは、もちろん分かっての上ですが。
後に(日立)ハ51を開発した例はありますが。なぜ軍が期待をかけるほどのエンジンを作れないのかという話です。
川崎の双発機エンジンは全部外製ですし、零戦だってそうなりましたですね。
げしゅたぽ

  1. 貴方が回答者ならどう回答します?それを先ず明らかにしてください。
    私もこの件について詳しい知識は持ち合わせませんが、
    企業の販売・営業の問題だと考えれば、答は明快です。
    にも。

  2. 僕は質問者本人なので、質問者の知りたいことは、分かってしまいますが、
    営業・販売戦略の観点で既に前線機の完成機を作っていない瓦斯電が不利であるというのを承知している上で、それだけでは片付けられない知りたい事を聞いているのだろうと、瞬時に察します。
    いやまあ本人ですが。
    瓦斯電日立の航空エンジン開発能力の程度の実情のあたり・陸海軍のエンジン推進策思惑等・実際の開発史・開発メンバーの話・紙上の計画・実際瓦斯電はどう考えていたか
    等の話をしてみようか、あたりです。自分が回答側で回答するとしたら。
    そのどれも、知らないのですが。
    三菱の深尾さんが金星エンジン開発の時に社長とこう話して…や中島の中川さんが和田中将と会議で…」みたいな類の、コアな現場の話を求めているなぁと、
    あの質問だけだと質問者の根底が分かりづらかったので、ここで質問者が何を知りたくて質問したか、を理解していただくと、スムーズに進むと思います。
    げしゅたぽ

  3. 私が質問者に「貴方ならどう回答しますか」と問うのは、質問者がどう理解してるか判らなければ答え様がないからです。
    で私の答えが適切でない事に気が付きました、こう書き直します
    「当該の製品が売られる市場から見れば、答えは明らかだ」と。
    にも@追伸。

  4. https://www.jstage.jst.go.jp/article/kikaic1979/74/746/74_746_2403/_pdf より引用
    「自動車産業への進出と共に航空機産業にも手を出した星子の意志は自動車工業として持たねばならないシャドーファクトリとしての技術ポテンシャルの確保であり、従ってその製品は最先端を行く高出力高性能の戦闘用航空機では必ずしも無かった」

    そうした姿勢のメーカーであったのが本来であり、戦時中に高出力の大型航空発動機を造ることになったことの方が「あるものは何でも使うしかない」という戦時期ならではのイレギュラーだったのです。


  5. >4 瓦斯電の星子さんってどんな人だろうって思って調べたら、自動車工業の基礎を築いたとして殿堂格になってるめちゃくちゃすごい人なんですね。http://www.jahfa.jp/2010/01/01/%e6%98%9f%e5%ad%90-%e5%8b%87/

    GMやフォードが飛行機作るようなノリだったのですね。てっきり最初はやる気だったのかと思ってました。
    ディーゼルのメーカーでもありますから、航空エンジンの燃料反射装置の開発とかではこの後もちょくちょく出てきますね。星子さんといい凄いポテンシャルを見出してしまうがそれは別の話ですね。
    軍の頼みや政策とかもしあったなら、やろうと思えば出来たとも取れかねない内容ですね。もちろん大馬力航空エンジンの開発は難しい事であり手前味噌を言えるでし真相は分かりませんが。
    げしゅたぽ

  6. 誤字です。燃料反射装置→燃料噴射装置
    軍も瓦斯電を引き止めて主要航空エンジンの開発力を3社揃える気はなかったみたいですね。
    三菱中島、そして瓦斯電。とはならなかった。
    去るもの追わずといった姿勢が見えますね。
    川崎と愛知は、上記3社ほどの生産力は無いし何種類もエンジン開発できるようなところではないし。
    げしゅたぽ

  7. ボコボコにするどころか、げしゅたぽさんは質問の着眼点がとても面白く、僕もいつも参考にしています。
    でも気をつけて。>5 >6のノリでこのまま続けていくと、雲行きの怪しい未来が見えます

    わからない事が明らかになると、それまで停滞していた考え(時に妄想も含まれる)が一気に広がって嬉しい気分になるものですが、それをこの場所にあまり多く書き過ぎてしまうと訂正が入ることになり(このサイトは多くの人が参照するので誤った情報を放置できない)、訂正に対する自分の反論や、反論に対するたとえ話が出てきたりで当初のテーマを著しく逸脱して収拾がつかなくなることが考えられます。

    当初の質問について一通り理解できたらひとまず感謝を伝えて早めに切り上げると余計なトラブルを防げるのではないでしょうか。
    みいつ


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