質問コーナー(AnsQ)分類

1.航空機関係 1501 - 1600


No.
内容
1501 もし1940年の東京オリンピックが予定通り行われていたら、競技場の上空をゼロ戦がアクロバット飛行をして、列強を恐怖のどん底に陥れていたんでしょうか?
1502 二式三十粍固定機銃が少数生産されたっきりで終わってしまったのは何故でしょうか。
命中さえすれば重爆も屠れるだけの威力はありますが。
APIブローバックですのでMK108と近い仕様に思えますがこの扱いの差は?
1503 ハ109は水メタノール噴射を用いれば1800馬力近く見込めると思うのですが、そういった計画は存在しなかったのでしょうか。
排気量的には誉より大なわけですが。
1504
Bf109 のオイルタンクは、(A,C,D,E)型は防火壁の後ろにあり、
B型は主翼にあるのですが、その位置の違いのメリットとデメリットは何が有るでしょうか。

B型の場合、配管が長くなるデメリットが有るのではと思いますが、
ご教示ください。

(A型)のオイルタンク
http://www.moskittech.ru/images/stories/galery/Bf-109B-1_16.jpg
http://www.moskittech.ru/messerschmitt-bf-109b-1.html

(B型)
主翼付け根にオイルの三角マーク
https://www.asisbiz.com/il2/Bf-109D/Bf-109D/images/Messerschmitt-Bf-109B1-in-early-pre-war-markings-01.jpg
胴体側面にオイル給油ハッチが無い。
http://www.modelarovo.cz/wp-content/uploads/2017/02/109075-1500x1142.jpg

(C型)胴体側面にオイル給油ハッチが有る。
https://acesflyinghigh.files.wordpress.com/2012/04/1287824525_bf_109_c-1.jpg

(E型)オイルタンクが見える。
https://live.staticflickr.com/4532/37565747295_c06ff983fa_b.jpg
1505
連続投稿になりますが、下の(#1504)も絡んだ質問ですので宜しくお願いいたします。

A型のスラットは長いですが、B型のスラットは後期型は、短くなっているのが確認できますが、初期型については良く判りません。
スラットが短くなったのは、何時からなのかご存知の方ご教示ください。

Bf109B型で、シュバルツ木製プロペラで作られた30機を初期型とします。
その後、VDM可変ピッチプロペラで作られた機体を後期型とします。

(A型のスラット)
http://www.moskittech.ru/images/stories/galery/Bf-109B-1_04.jpg
(B型後期型のスラット)
https://www.asisbiz.com/il2/Bf-109D/Condor/images/Messerschmitt-Bf-109B2-2.J88-Condor-Legion-6x52-Spain-1937-04.jpg

不十分な写真。
(手前から後期型、初期型と並んでいる)(手前から2番目が初期型でスラットが短い?)
https://filmhauer.net/images/2092IMG_20180119_122906.jpg
(初期型のみ)(手前から2番目でスラットが短い?)
https://www.asisbiz.com/il2/Bf-109D/JGr/images/Messerschmitt-Bf-109B1-WNr-1046-factory-fresh-line-up-Augsburg-Germany-01.jpg

確認できる写真、これ1枚だけ見付けました。
(B初期型でスラットが短い)
https://www.asisbiz.com/il2/Bf-109D/JG132/images/Messerschmitt-Bf-109B2-5.JG132-Red-3-with-Red-2-line-up-Budapest-Hungary-20th-Jun-1937-01.jpg

上記の様に初期型のスラットについては多分短いかと思いますが、断定しても良いのか迷っています。
1506 もし1940年の東京オリンピックが予定通り行われていたら、競技場の上空を
源田実がアクロバット飛行して
5輪マークを描いたのでしょうか
1507 自分の知識が無いのは承知でボコボコにしていただいて構わない前提で質問します!
滑り出しは順調だった瓦斯電の航空エンジン開発がなぜ前線機(存在しないカテゴライズです練習機や輸送機等支援任務の機体を除いて下さい)で遅れを取ってしまったのか
支配的要因を上位から順に解説して下さるありたいです。
肝心の完成機メーカーがエンジン内製したがる、がトップに来るのは、もちろん分かっての上ですが。
後に(日立)ハ51を開発した例はありますが。なぜ軍が期待をかけるほどのエンジンを作れないのかという話です。
川崎の双発機エンジンは全部外製ですし、零戦だってそうなりましたですね。
1508 F14戦闘機の機首上部には紐がついていますが、これは工場出荷時/海軍への納入時からついている標準装備なのでしょうか?
機体の横滑り/コンプレッサー・ストールを防止するにはこんな原始的な計器(?)に頼るしかないのでしょうか?
1509 l39cなどの東側の航空機に西側のmk82爆弾などは付けれるのでしょうか?
1510 カーチスP40のマーリン搭載型F型等は、マーリンエンジンのおかげで高空性能が改善されたと有りますが
https://togetter.com/li/585351
このサイトでは、行き場が無くなった1段マーリンエンジンが、在庫消化の為P40に搭載されたと有ります。
P40やP39の後期型が搭載したアリソンエンジンは高空性能が改善されたというのも見たことが有ります。実際のところアリソンエンジンの高空性能は、どのくらい改善されたのでしょうか?それは1段1速のままででしょうか?
1511 九七式重爆をベースにした一○○式輸送機二型は、ハ102瑞星エンジンを搭載して470km/hとベースの九七式重爆二型と同等の高性能です。
ハ101火星エンジンに比べて馬力がそこまで落ちたのにスピードが変わらないのには、瑞星エンジンがコンパクトで優秀だったことと合わせて何が支配的要因なのでしょうか。一見して銃座の有無とかは分かりますが、翼型などは変更されているのでしょうか等、細部の仕様の違いも特筆していただけると幸いです。
1512 三菱の瑞星1X型の離昇馬力について調べているのですが情報の精査で行き詰ったのでここで質問いたします。よろしくお願い申し上げます。
開発に関与した深尾淳二氏は「瑞星10型870馬力(深尾技術回想70年)」「瑞星10型780馬力(往事茫茫)」とそれぞれ紹介しております。(10型となっておりますが文脈上試作ではなく11型を指しているものと思われます。そう信じたいです。)当該書籍は活版印刷のためハンの並べ損ないを疑い、念のため松岡久光氏の「みつびし航空エンジン物語」を確認すると「瑞星11〜14型850馬力、15型940馬力」とあるではないですか。そこで私はネットで検索をかけました。まずWikipediaでは松岡氏のデータを使用しているため一致しました。次に三菱重工の公式サイトでは900PS(約890馬力)として紹介されていました。最後にこのサイトにたどり着いたわけですが、ここの資料では「瑞星11型870馬力、12、13型780馬力、14型850馬力、15型940馬力」と各資料バラバラの数値を提示するという事態であります。最も信頼できるであろう前田教授の著書は未入手なので決定打に欠けるのが情けない所ではありますが、少なくともこれだけの誤差があるわけです。
長々と書きましたが、つまるところ私の目的は皆様がお持ちの情報とその裏付けとなる書籍をお教えいただきたくここに投稿したのです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。長文失礼いたしました。
1513 零戦と隼のエンジンマウントの重量の違いについて教えてください。
零戦は補機類がギュウギュウなかわりに、かなりエンジンマウントを短縮していますね。隼は余裕を持ってだいぶ長い。零戦はそこに手が入れ辛いが軽量化にはなる。
また、併せて機首の○○kg軽量化はこのクラスの飛行機ではトータルに何キロぐらいの影響を与えるという概算もできればお願いします。
1514 戦前の日本海軍が海上輸送路の防衛をもっと真剣に検討していて(戦術研究・訓練・戦力試算)、かつ仏印進駐後あたりで南方資源地帯〜日本〜南洋諸島間の護衛戦力を整え始めたら対潜哨戒にはどの機種が使われるのでしょうか?96中攻をさらに生産するのでしょうか。それとも零式水偵や97艦攻などの単発機が主力になるのでしょうか。
さらに東海の試作指示が早まって早期投入が出来るようになるでしょうか?よろしくお願いいたします。
1516 私の上司のおじいさんが戦時中に三菱重工名古屋工場で徴用されていたそうです
 零戦の生産に関わっていたおじいさんはエンジンの納入遅延が最大の問題だったらしく、中島のほうが三菱より零戦の生産数が多いのはエンジンが中島製で優先的に納入されたからだと言っておられたそうです。

 個人の印象としては嘘のないことだと
思いますが、公平にみて違うと思うのですがどうでしょうか?
1517 Ta152 を検索していて、以下の表を見付けました。

https://luftkrieg-ueber-europa.de/wp-content/uploads/2017/12/Bf109_GB.png
https://forum.axishistory.com/viewtopic.php?t=239718

少しだけ翻訳してみました。

「The above data are realistic and valid for comparison unde similar battle conditions in all cases.
上記のデータは現実的であり、すべてのケースで同様の戦闘条件と比較して有効です。」

表の数字が正しいとしまして、一番気になったのは、
Bf109K-4 の、高度6000mにおける360度の旋回時間が他機より短い事です。
当時の各機はこれくらいの性能だったのでしょうか、他に参考になるサイト等有りますでしょうか、ご教示ください。
1518 キ-61三式戦闘機「飛燕」一型丙の塗装に関する質問です。

一型丙の写真は殆どが244戦隊のもので、これらは無塗装か部隊で施されたマダラ塗装ですが、雑誌や書籍に掲載される濃緑色ベタ塗りの写真を見たことがありません。
逆に、かかみがはら航空宇宙科学博物館の飛燕展で展示されていた、濃緑色に塗られた1型甲の下面カウルとスピナ(濃緑色の剥離部分に茶色が見えるので再塗装と判断)のような例が存在していることは存じておりますが、珍しい例のように思います。


@「歴史群像Vol.61飛燕・五式戦」によれば丙型はS19年7月までの生産ですが、工場出荷時に黄緑七号で迷彩塗装が施されるようになったのはS19年初秋頃と思います。したがってベタ塗りの1型丙はかなり不自然と思うのですがいかがででしょうか?

Aこちら(ttps://ww2aircraft.net/forum/threads/ki-61-help.41949/)や世界の傑作機No.17飛燕のP.80にある第39教育飛行隊の1型丙(田畑曹長乗機 / S20年横芝飛行場)は全面濃緑色となっていますが、こちらの機体の写真等はあるのでしょうか?
(39教育飛行隊所属の飛燕の写真すら見つけられませんでした)


もしご存じの方がいらしましたら、お答えいただけますと幸いです。
1519 AWACSに管制機能を持たせたのはなぜでしょうか。
警戒機は中継に徹して地上基地なり空母なりから管制を行ったほうが安いし安全なのではないかと思ってしまうのですが。
1520  2020.5.30「乗りものニュース」に第二次大戦中の軍用機の生産数が載っていました。
 戦闘機では、1位がメッサーシュミットbf109の33,984機、2位がスピットファイアの22,997機、3位がフォッケウルフfw190の20,051機だそうです。
 さて、これらの航空機の値段はどれくらいしたのでしょうか?
 国によって物価が違うので、単純な比較は困難だと思いますが、「小銃1000丁」といった例えでもあれば、ご教示願います。
1521 日本軍陸攻の爆弾搭載量についてお聞きします。

過去の掲示板で日本軍機の爆装量が少ない理由が燃料搭載のため、という話を見たのですが、だとすると96式陸攻などでは爆装量を2トンにしたい場合、航続距離をどれだけ減らすことになるのでしょうか。
1522 97式艦上攻撃機に関する質問です。
本機を正面から見ると、主脚部付近を起点に、主翼が軽く上に反っています。
逆ガル翼で有名なF4Uや流星、九試単戦などは、その採用理由として「主脚を短くするため」、「爆弾取り付け作業時の利便性」、「前下方の視界確保」などが上げられています。
97艦攻はそもそも逆ガル翼ではないので、これらの効果のある・なしに意味はないと考えますが、それでは97艦攻の主翼は、どのような効果を狙って軽く反り上がっているのでしょうか。
1523 日本海軍や中島が誉エンジンを史実以上に早期に開発できる可能性はなかったのでしょうか。
誉の問題は戦争の長期化による特殊金属や潤滑油の枯渇によるものが大きいと思うので、早期に投入できるならまた違った評価を受けられるように思えるのです。
1524
ボンディングワイヤー(Bonding wire)は、
ドイツ語で(Litze für elektrische Abbindug =電気結束用ワイヤー)と、BF109B 型のマニュアルに図解がありますが、
日本にこの知識が早く伝わっていれば無線が有効になり空中戦が多少は有利になっていたと思うのですが、
知る事が出来なかった理由は何なのでしょうか。
1525 XA-38グリズリーが搭載する75mm砲は自動装填でしょうか?それともB-25Hが搭載した75mm砲のような手動装填なのでしょうか?
1526 戦前日本陸軍がキー60、キー61用にドイツから液冷エンジンを導入する際、現場担当者は、わが国の技術水準にかんがみ保守的で構造の簡単なユモエンジンを推薦したにもかかわらず、日本海軍の空技廠が彗星用にDBエンジンの導入を決めていたため、それに引っぱられる形で(ライセンス料の統一の関係?陸海軍の技術者の対抗意識?)先進的で構造の複雑なDBエンジンの導入に至ったと何かの資料で見た覚えがあります。

これは事実なのでしょうか?それとも一担当者の「あの時ああしておけばよかった」という感慨に過ぎないのでしょうか?元資料が見つからずうろ覚えで申し訳ありませんが、識者の皆様、このあたりの正確な経緯についてどうか教えてください。
1527 連続質問失礼します。武器・装備全般にしようかととも思ったのですが、範囲が広すぎるので航空機用に限るということで、この板で質問させていただきます。

第二次大戦時、各国で装備した対航空機用前方固定機銃(旋回機銃、対爆撃機用上方斜銃、対地攻撃用下方斜銃等を除く)のうち20〜30ミリクラスの機銃ないし機関砲のうち、

1.初速(弾丸のスピード)の最も速いもの
2.発射速度(単位時間当たり発射弾数)の最も多いもの
3.弾丸重量の最も重いもの
4.弾丸重量の最も軽いもの
5.生産性に優れ実際に前線に大量配備されたもの

について教えてください。なお、試作品及び他からの転用で純粋に「航空機用機銃」と言い難いものは除く(こうなると縛りが多すぎてワケ分かんなってきますが)とさせていただきます。識者の皆様どうぞよろしくお願いいたします。
1528 https://youtu.be/KsPSr0tJQZA
映画のワンシーンですが、、P47がタキシングしてる際、各々の機体がジグザグにタキシングしてます。何のためでしょうか?
1529 さて私にとって武器、装備全般#841から始まる「長砲身か大口径か」の大トリの質問になります。

ドイツ空軍のフォッケウルフFw190D型戦闘機において、D-12型→D-13型の改良でプロペラ軸内武装がMK108・30ミリ機関砲からMG151/20E・20ミリ機関砲に変更されております。計画番号の新しい方が小口径化しているという一見不可思議な設計変更をしているわけです。

MK108はプレス加工を多用して生産性を上げているので、MK108の供給不足で取り合えずMG151/20Eを搭載した(日本軍によくあるヤツ)わけではないようです。

何かMK108にはカタログデータには出てこない特別な理由(例えば大戦末期の腕前が未熟なパイロットには爆発威力の大きいMK108より、長砲身で弾道が低伸し、発射時の衝撃がエンジンに与える影響の少ないMG151/20Eの方が好まれたとか)があって、あえて最新型に実績のあるMG151/20Eの方を搭載することになったのでしょうか?このあたりの事情についてご存じの方がいらっしゃたらどうぞ教えてください。

※蛇足
ちなみに私はFW190D−12もD-13もホビーボス社製のプラモ持ってますが、1/48では砲口径の違いなんて外目にはほとんどわからないという…。
1530 日本陸軍の航空隊の編成についておうかがいします。
戦闘機の中隊について、4機からなる小隊3個、12機で1個中隊になるという話を読みました。
となると、ある小隊長が、中隊長を兼任するのでしょうか。
1531 素人質問ですが、プロペラ双発機の形式、牽引式、推進式、プッシュプル式、串型式で
どの形式が推進効率というかエネルギー効率が良いのでしょうか?
やっぱり大多数を占める牽引式でしょうか?
1532 ドイツのフォッケウルフFw190戦闘機A型は、優れた中高度戦闘機でありましたが、主に空冷エンジン冷却を強制冷却ファンに頼りすぎた設計のため、高高度においては複列星形エンジンの後列の過熱が原因で、性能の低下が著しかったそうです。
ひるがえってわが国には強制冷却ファンを装備した機体として局地戦闘機雷電がありますが、火星エンジン冷却の不備によって高高度性能の低下をきたしたという話は寡聞にして聞いたことがありません。両者のどこが違ったのでしょうか?
1533 デ・ハビラント社のジェット戦闘機 「ヴァンパイア」「ヴェノン」「シーヴィクセン」はツインテール式です。デ・ハビラント社は何のメリットを考えて「シーヴィクセン」までツインテール式にしたのでしょうか?
1534 本家マーリンと互換性が無いと言われるパッカードマーリンですが、部品類、例えばネジ類等は、英規格品から米規格品に変更されたのでしょうか?
同じインチベースのネジでも、ネジ山角度などが異なり、米国で英規格品をわざわざ取り寄せたり、生産したりしたとも思えないのですが、資料を見つけられず…
1535 ベル社のP-39/63のレイアウト レシプロエンジン+延長軸(プロペラシャフト)は、雷電や他国の試作機で言われてる振動の問題が、P-39/63では余り表面には出てきません。これはアメリカ人、ロシア人パイロットの耐性が強いのか、ベル社に何か技術的なノウハウがあるのでしょうか?例えばこのノウハウを ベル社は戦後のヘリコプター開発に活かしたとか
1536
下記の図は Bf109K の昇降舵の操作系です。
https://www.digitalcombatsimulator.com/images/products/kurfurst/05.gif
https://www.digitalcombatsimulator.com/en/products/planes/kurfurst/?PAGEN_1=2

B型のマニュアルから
https://static.theaviationarchives.com/000/000/000/015/827/f3335e77a456df9230d6670b73ea54fd.jpg

höhenruder verbindungswelle
elevator connecting shaft
エレベーター接続シャフト

zwischenhebel
intermediate lever
中間レバー

Schwinghebel mit Massenausgleich
Rocker arm with mass balance
マスバランス付きロッカーアーム

昇降舵から下に向かう棒は(エレベーター接続シャフト)
シャフトが接続するのは後部の(中間レバー)
そこから上下のベルトで前部の(中間レバー)に繋がります。
この前部の(中間レバー)の下の方に連結したバーに繋がっているのが
(マスバランス付きロッカーアーム)で、錘自体は(マスバランス)ですね。

ここでK型の図を見ていただきたいのですが、
(マスバランス付きロッカーアーム)は重力で左回りの力が働いています、
これは前部の(中間レバー)に左回りの力となり、当然後部の(中間レバー)も左回りの力が加わっている事に成ります、
それは(エレベーター接続シャフト)を押し上げる力となり、昇降舵に右回りの力となります。

昇降舵単体で考えると重力で右回りの力が働いていますので、マスバランスなら左回りの力を加えなければ成りません
つまりこの錘は逆の力を加えていると思え、マスバランスで正しいのでしょうか、ご教示下さい。

-------------

そして上記の疑問から一つ思いついた事が有りまして、ボブウェイトについて調べて見ました。
K型の図を見ますと、(マスバランス付きロッカーアーム)の左回りの力を前へ辿っていくと
操縦桿を(左回り)前方へ倒す力になります、これはボブウェイトの働きに成ると思いますが
そうだとしますと昇降舵のマスバランスが無い事に成ってしまいます、一体この錘(その役目)は何なのでしょうか。

参考にした所
P-51D Mustang Flight Manual
https://steamcdn-a.akamaihd.net/steam/apps/223770/manuals/DCS_P-51D_Flight_Manual_EN.pdf?t=1587154103

AVIALOGS
https://www.avialogs.com/text-versions/an-01-60je-1-pilot-s-handbook-for-models-p-51d-and-k-series-airplanes-text-version

ボブウェイト等の話
https://www.sto.nato.int/publications/AGARD/AGARD-AG-332/AGARD-AG-332.pdf


<以下錘(マスバランス)が判る図>
以下の図は Bf109B(C) となっていますが、プロペラとオイルタンクの位置から A型です。
http://www.airwar.ru/image/idop/fww2/bf109b/bf109b-3.gif
http://www.airwar.ru/enc/fww2/bf109b.html
E-1 の内部側面図。
https://www.valka.cz/attachments/1062/Bf_109E-1_rez_bok_web.jpg
https://www.valka.cz/topic/view/17239
B型の内部図。
https://static.theaviationarchives.com/000/000/000/015/840/eaed2b4dc2e5f891bc6ade7e9d23e5b6.jpg
1537
マスバランスはロッカーアームの支点より左側に有りますから、ロッカーアームは左回り(反時計回り)の力が掛かる事になります。
それで前後の中間レバーも左回りの力が掛かる事になりシャフトは押し上げられる事になり、昇降舵は右回り(下げ舵)に動きます。
もし昇降舵回転軸にゼロ戦のようにマスバランスが付けられていたら昇降舵には左回りの力が掛かる事に成ります。
つまりマスバランスだとしたら逆の動きではないかと思うのです。
1538 昭和の昔、フランスのミラージュIIIを紹介する惹句として「超音速の零戦」というキャッチコピーが盛んに使われてたと記憶してるのですが
令和の今、「超音速の零戦」「超音速のゼロ戦」と検索しても全く出てきません。子供の時よく見かけたあの惹句は幻だったのでしょうか。
亦、長じて飛行機のことを多少知ってから
ロッキードF−104に「超音速のメッサーシュミットBf109」という惹句は在りだなと思ったりしますが
そういうキャッチコピーはは子供のときにも見かけた記憶がありません。
それぞれ、どうだったのでしょうか。
1539 アジ歴で陸軍の航空兵器研究方針(レファンスコード:C01005534700)を閲覧していて疑問に思ったのですが、攻撃機の欄に「垂直降下爆撃」という単語がありました。軽爆など他機種の欄には別に「急降下爆撃」「降下爆撃」というのがある以上これらとはまた違う爆撃手法なのだと思うのですが、文字通り90度或いはそれに近い降下角での爆撃であるという認識で良いのでしょうか?
1540 FH、F2Hあたりの初期艦上ジェット戦闘機の離陸滑走距離ってどのくらいですか?
頑張って英語でも探してみたんだけどわからんかったのです…
1541 ミラージュF1の翼形式は、仕様要求を満たす為
フランス海軍が使用してたF-8クルセーダーを
参考にしたと言うのを見たことがありますが
本当でしょうか?
1542 MiG17とアトール(AA-2)について質問です。
ある時期からの型式にはパイロンが増設されたと聞きます。これに伴いアトールを搭載したMiG17がある、と聞かされ調べたのですが、あるという意見も、無さそうな見解も見ました。
アトールならサイドワインダーがF86で使えた以上、MiG17でも使えそう、と思いはするのですが、真実をお教えください。
1543 第二次大戦時の対潜哨戒機についてのしつもんです。

対潜任務に就いていた航空機の中でも大型双発のカタリナ飛行艇やロッキードハドソンなどは 潜水艦を発見した時に水平爆撃していたのでしょうか?
それとも緩降下爆撃だったのでしょうか?

水平爆撃だとある程度の高度が必要になりますし、高度をとった爆撃でいくら潜航中で船速が遅いといっても動いている船に正確に爆撃できるのかと疑問に思いました。
急降下爆撃していたのかなと思ったんですが、カタリナも大型の機体ですしハドソンも元は民間の旅客機がベースなのであまり急な角度での降下爆撃は難しいのではないか、緩降下爆撃ではないかとおもって質問させてもらいました。

また、緩降下爆撃をしていたのなら操縦席に操縦士用の照準器も装備されていたのでしょうか?


1544 日本海軍の機上レーダーの活用に関する質問です。

戦記を読むと、昭和18年9月19日の二式飛行艇によるコロンボ偵察で、機上レーダーを地形走査に活用したとの話が出てきます。
また、昭和20年3月24日の陸攻による硫黄島爆撃でも、1機が機上レーダーを地形走査に活用して、爆撃を成功させています。
気になったのは、硫黄島爆撃の際に他の機が機上レーダーを地形走査に活用していないように読めることで、これは部隊への教育が間に合ってなかったことによるものなのでしょうか。
それとも、組織間での知識・知見の共有がうまく行っていなかったことによるものなのでしょうか。

よろしくお願いいたします。
1545 今T社のゼロ戦52型のプラモを作ろうとしているのですが、塗装指示図の上下塗分ラインが三菱製の機体と中島製の機体とで異なっています。このこと自体は常識の範囲内で前々から知っていたのですが、その理由が気になって調べてみたらもともとは日の丸の白フチの有無で区別していたのが、上面濃緑色導入時に塗分ラインで区別するようになったようです。
そうすると今度は両者を区別する理由が気になって、これも調べてみたところ三菱製のゼロ戦と中島製のゼロ戦にはその性能というか特性にかなりの違いがあって、外部塗装で製造元をはっきりと明示しなければならないくらいの違いがあったそうです。ここで困ってしまったのが記載記事により「三菱の設計だから三菱製の方がいい」とか「発動機との相性で中島製の方がいい」とか意見がバラバラなことです。本当のところはどうなのでしょうか?

また実際にそんなに差があるのなら、優秀な方に搭乗したいのが人情ですから「俺は三菱じゃないとヤダ」とか現場でトラブルになったりはしなかったのでしょうか?そう思うと塗分けラインによる製造元の区別表示などやらなきゃいいのにと私などは思ってしまうのですが、末期まできっちり守られているので、何か私の思い及ばない必要不可欠な理由とかあったのでしょうか?このあたりの事情についてご存じの方、どうか教えてください。
1546 実は、ミステールからのフランス製ジェット戦闘機も好きです。
特にミラージュlllはよく働いた飛行機だと思うのですが、ネット以外の資料だと、世界の傑作機の再販かかった本くらいしか、読みでのあるのが見つかりません。
ミラージュlllの資料本で、英語のキャプションと(出来れば)図面が多めの、これ読んどけば、まぁ当分OKな書籍がありましたら、和書も含めてお教えくだされば、ありがたく思います。
よろしくお願いいたします。
1547 第4世代や第4.5世代の戦闘機は優れたレーダーを持っているようですが、敵のステルス戦闘機が自機や僚機に向けて発射した長距離AAMを余裕をもって探知し、自機のミサイルで撃墜したりデコイを発射したりすることはできないのでしょうか。
1548 太平洋戦争の後半、海軍機で上面濃緑色迷彩が導入されて以後登場した、強風、紫電、紫電改、彗星、流星、彩雲、晴嵐などの単発機において、操縦席からプロペラまでの機首上面は濃緑色べた塗りが主流になったように思えるのですが、ひとり雷電のみは黒色防眩塗装を最後まで実施しています。

この理由はなぜでしょうか?雷電はその胴体形状から来る視野・視界の不良がたたって操縦席前面の胴体を削り落した形状にするなど対応に苦慮してますが、濃緑色べた塗りだけでは機首・プロペラの反射光に対応できなかったのでしょうか?

ここまで来ていわゆる予防線。自分で書いといて何ですが私は濃緑色べた塗りの雷電を見たことがないので質問しました。いつぞやの中島式零戦32型のように私が知らないだけで、実在する物があるのでしたらどうもすみません(弱気)。

1549  パイロットの教習のために単座機の複座版を作るようになったり、そうした機材を用意しての教習課程が制度化したのっていつ頃、どの国のどの機体からなのですか?

 先日、ネット上の某所でMe163の複座型の写真を見てふと気になりました。
1550 第二次世界大戦時のフランス戦闘機ドボワチーヌD.520の機体下部にある起倒式アンテナの用途がわかりません。機体上部に無線アンテナは別にあるので、それ以外の目的だとは思うのですが…。
飛行時に展開し、離着陸時に収納するという、結構凝ったギミックを使ってまで何をしようとしたのでしょうか?
1551 二式戦闘機の加速が良くないと記事を読んだのですが、軽量な一式戦闘機の
加速が良いことや、重たい三式戦闘機の加速や上昇力が悪いことは
納得できます。しかし、出力が大きいエンジンを載せ、上昇力が大きい
二式戦闘機の加速が良くないのは不思議に思います。
自動車の加速や、登坂走行とは根本的に違うものなのか、教えていただければと
思います。よろしくお願いします。
1552 日本海軍はなぜ100kg級の航空爆弾を採用しなかったんでしょうか?
1553 零戦は三菱製とライセンス生産された中島製がありますけど、部品の互換性がないとの事ですが

三菱製零戦が配備されている部隊に中島製零戦の修理用部品が搬入されたり
中島製零戦を配備している部隊に三菱製零戦の部品が搬入されてしまい修理部品があっても互換性がないので使えず修理作業が行えないという問題が発生したりはしなかったのでしょうか?

陸軍の歩兵用小銃は三八式歩兵銃と九九式小銃で弾の互換性がないために弾があっても使えないという問題が各地で多発したそうですが
零戦でも同じような問題が起きたりはしなかったのでしょうか?
回答をお願いします。
1554 下記の写真の風防の前に見える半円形の物は、
Revi3aの予備照準環で間違いないでしょうか?

https://media.gettyimages.com/photos/flugzeuge-deutschland-messerschmitt-bf-109-me-109-1937-picture-id542431525?s=2048x2048
1555 .1550の続きですが、E.E.キャンベラは垂直尾翼を木製としその構造内に無線を内蔵しています。
各翼、各翼を適正な位置で支える尾部などと云った、飛行機を空力的に機能させる構造が電波を透過する様に作られている場合、アンテナの様な電波の受信体・送信体をその構造の中に入れることでその空気抵抗を最小にしながら、アンテナを構造内で垂直に立てるなど電波装備の機能・性能を最大に発揮できる様に装備出来ないかとは、誰しも考えます。どれくらい事例は在ったのでしょうか。
1556 飛燕の主翼に関する質問です。
『飛燕の時代』に掲載されているキ61、キ100の諸元図に、翼型は2R16/24009とあります。
NACAの24009は検索して見つけることができたのですが、2R16は見つけられませんでした。
2R16はどのような形で、そもそもNACAシリーズなのでしょうか?
ご存じの方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。
1557 毎度のプラモネタで失礼します。このたび帝国陸軍のキ49百式重爆撃機呑龍のプラモを製作しました。独特の主翼平面形は好き嫌いの分かれるところですが
作ってみるとなかなか個性的でカッコいいです。ところでこの機体は中島の小山悌技師を主任設計者として誕生したものですが、

「ヘレン(呑龍のコードネーム)は戦闘機設計者が爆撃機を手がければこんなふうになるという見本であろう。(中略)これらの主翼設計は結果として操縦性がすぐれ、パイロットたちの評判はよく、さすが戦闘機設計者と言われた(佐貫亦夫著:飛べヒコーキより)。」という評がある一方で、

「その操縦性は鈍く、まるで大型トラックのようで『呑龍ならぬ鈍龍』と空中勤務者の間で評判はさんざんであった。」の記載もあります。

後者は恐らく操縦軽快で垣根越し爆撃も可能な後継機四式重爆撃機飛龍と比較してのことかと思いますが、プラモを作った身としてはいささか呑龍に対して酷なような気がします。

公平に見て当時の「戦闘機設計者の設計になる爆撃機呑龍」の評価は上記2つのうちどちらがふさわしいのでしょうか?議論ボード向けかとも思いましたが、私の呑龍に対する情報量が少なく、議論に耐えるものではない(ウィキペディアに『同世代の一式陸攻より優れている点もあった』と書かれていてもどこが?ってくらい)ので、あえてこの板の識者の皆様に教えを乞うしだいです。

註:質問しても「どうしてそういう質問をしたのか理由を述べろ」とか「そういうものは議論ボードに行け」という方がいらっしゃるので、用心して書いていたら大変長い文面になってしまいました。冗長な点はどうもすみません。


1558 誉の鋳込みフィンについて教えてください。
本やwebを見るとこのフィンは予め機械加工された小片のピース?と見受けられるのですが、鋳造で作られるシリンダヘッドとの結合方法がよく分かりません。
奇跡の発動機、なども一通り読んだのですがその製造工程については、地獄絵図のようだった、と書かれているのみで加工法がよく分からないのです。
ブルノー式については現代の情報などを探して、何となくこれは木型の下方から加圧した湯を注入する方法かな、と理解出来たのですが鋳込みの方、良い情報源などありましたら是非教えて下さい。何とぞよろしくお願いします。
1559  いつもお世話になっております。
 あまり航空機のことは存じておりませんので「世界の傑作機#198、SBDドーントレス」を読んでおりましたところ、急降下爆撃の際には乗員は鼻にエフェドリンをスプレーしてと書いてありました。
 なぜに覚醒剤まがいのものをと思って調べたところ、充血除去薬として使用するようで、急激な気圧変化に耐えるためのものと納得したわけですが、同様のことは他国、特に日本でも行っていたのでしょうか?
 原料である麻黄は葛根湯にも含まれる生薬ですし、天然エフェドリンを発見したのは日本人ですから、使おうと思えば可能だったとは思うのですが。
 
1560 これも「今さら聞けない質問」のたぐいですが…。
日本陸軍航空隊と海軍航空隊を比較すると、機体の部隊マーク、パーソナルマークのいずれも、陸軍の方が圧倒的にデザインが多彩かつ派手になっています。

これはそれぞれの航空隊の創設時の規範となったフランス陸軍、イギリス海軍の違いによる伝統なのでしょうか?

それとも何か他の理由(例えば海軍の方が洋上飛行での視認性上塗装の規定が厳しいとか?)があるのでしょうか?
1561 御国号試作機について何かご存知の方いらしたら教えて下さい。
一番右の人物は安藤飛行機研究所の安藤幸三ではないかと思うのですが、それ以上のことは全く分かりません。


http://www.tobunken.go.jp/kindai/detail.php?pid=52&cate=%E6%B0%91%E9%96%93&sum=27&select=%E6%8C%87%E5%AE%9A%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84&textfield=
1562 おはようございます。 こちらのレベルの高い質問と比較すると甚だ恥ずかしいのですが、『ちょっと気になると夜も眠れない』というお言葉に甘えてレスを立てさせていただきました。宜しくお願いいたします。

旧帝国陸海軍機や自衛隊の国産装備の名称についてなのですが『〇〇式』という形式がとられていますが、航空自衛隊の国産航空機に関してはこの形式になっていないように感じます。私の勘違いなら申し訳ありません。これには何か明確な理由がありますでしょうか? 幼稚な質問でお恥ずかしいのですが、是非知りたいと思いました。宜しくお願い致します。
1563 軽飛行機のエンジンの主流は空冷・水平対向です。理由として
・振動対策
・星形に対し前影投面積が狭い
・冷却効率が良い
が挙げられていますが、冷却効率に関して
2気筒なら解るのですが、4気筒以上になると
前のシリンダーが邪魔をして空気が当たりずらいのでは?と思うのですがどうなのでしょうか?
1564 初めての質問、失礼します
ww2辺りまでの飛行機はどこの国でも、戦闘機や爆撃機など関係なく主翼の翼端が大きな円を描いている機体がとても多いです。
しかし現代の飛行機は旅客機、戦闘機、スポーツ用軽飛行機を問わず、翼端がスパッと切れている、または小さな整流カバーが付いている機体が殆ど、大きな丸い翼端の機体は絶滅しているのでは、と思える程です。
これには何か航空工学の進歩、または工作の事情などが有るのでしょうか?
1565 尾橇付航空機の地上滑走について

初期の航空機には尾輪の代わりに尾橇が付いている機体がかなり多いですが、この機体が地上滑走中に旋回を試みる時、どの様にして旋回するのでしょうか。自動車のステアリングよろしく、進行方向に対して尾橇に角度を付ければ曲がっていきそうですが、尾橇付航空機でステアリング機能が有る機体を知りません。

旋回には他の手段を用いるのか、またはステアリング付尾橇を装備した機体が有れば、どなたか教えて欲しいです
1566 七試艦上戦闘機のずんぐりスパッツはなぜあんな風になったのでしょう?

 固定脚機のスパッツは設計者の個性が出る部分ですが、国内、海外を見ても七試艦上戦闘機を超えるずんぐりスパッツは見た事が有りません。ボーイングp26やスーパーマリンtype224辺りはいい勝負になりそうですが、七試艦戦の方が幅が大きいので、一段と太っている様に見えます
 設計主任堀越技士もこんな空気抵抗の塊を見逃す筈ないですが、ずんぐりしたまま実製作されています。
 艦上戦闘機ということで、主脚の緩衝機構を大きくしたらやけに太ってしまった、など考えられますが、真相はどうなのでしょうか。
 詳しい方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。

1567  2020年のアゼルバイジャン対アルメニアの戦争で活躍した徘徊型ドローン『ハロップ』の推進器はUEL製AR731というロータリーエンジンだそうです。
 
 ロータリーエンジンは軽量・高出力だが、燃費が悪くて、耐久力がないと思いますが、ドローンに採用する理由は何でしょうか?
 ちなみに、AR731は38馬力ですが、250ccのオートバイで40馬力のものがあるのに、オートバイのエンジンではダメなのでしょうか?
1568 幼稚な質問かも知れませんが、以下を(ファイアフォックス、グーグルクロム)で見ますと、一部文字が写真に隠れてしまいます。
良い表示方法をご存知でしたらご教示お願いします。

http://www.histaviation.com/Messerschmitt_M_35.html

親は以下です。

https://www.histaviation.com/Messerschmitt.html
1569 楕円翼機はなぜ作るのが難しいのでしょうか

最近楕円翼機が絶滅状態なのは、テーパー翼でも適切な計算をすれば楕円翼なみの性能になるので作られていない、とよく聞きます。しかし、そんなに楕円翼機は作るのが面倒なのでしょうか?確かに曲線が有ると設計する側は大変ですが、作る側で特に難しくなる事は想像出来ません。敢えて言うなら主翼ストリンガーを一々曲げてリブに付けるぐらいでしょうか。主翼リブが一々大きさが違うのに関してはテーパー翼も同じですし。

手元の資料にはなぜ製作が困難かまで記載されておらず、ここの所の事情などな気になって居ります。どなたか答えをお持ちでしたら、是非教えてください
1570  艦上機が爆弾や魚雷やミサイルといった機外兵装を摘んだまま着艦できるようになった最初の事例と理由を教えてください。

 爆弾にしろ魚雷にしろミサイルにしろ、いずれも高価なもので搭載して飛び立ったけど使わなかったという場合、できれば回収するのが望ましいと思います。
 ですが、着艦の衝撃で脱落して甲板上で爆発事故を起こすかもしれないとか、機外兵装を搭載したままだと重量超過や降下率が高くなりすぎて着艦関連の各種装置が対応できないといった理由から、昔は事前に投棄してから着艦せざるをえなかったと認識しています。

 戦後は核兵器など投棄できない兵器なんかも現れて、すべてではないにしろ機外兵装を搭載したまま着艦できるようにはなっています。
 機体の側の安全策や能力向上、母艦側の各種着艦装置の強化といった改良が積み重なっての事であろうとは存じます。

 この機外兵装を搭載したまま着艦できるようにしていった過程と、その最初の成功例を教えてください。
1571 今でこそ英語で "fighter" (fighter aircraft) といえば日本語の戦闘機と同義ですが、本来はボクサーなど拳で戦う格闘家を指す語であるはずです。日本語に直訳するなら「拳闘家航空機」または略して「拳闘機」などとなろうかと思います。翻って他言語に目を向ければフランス語、ドイツ語、イタリア語、その他欧州言語圏ではほぼ共通して日本語の「狩猟」「追いたて」「山狩り」または「駆除」などに該当する語と航空機に該当する語の組み合わせで形成されており、同様に米陸軍が用いた "pursuit airplane" もこれに近い語と言えます。これら英語を除く欧州言語と古米国英語では他の軍用機と同じくミッションをストレートに言い表しているのに対し、現英語だけが異なる表現に至ったその理由や発生および形成過程をご教示願います。ただし米陸軍でも "fighter multiplace" という語があったり、戦闘機集団では "fighter" を用いていたり、米海軍では "fighter" を古くから用いているなど、古米国英語でも "fighter" は用いられていたことは承知しております。
1572 B-32ですが、B-29と同じようにマリアナから日本本土への空爆は可能ですか?
1573 零戦で言う「脚位置表示板」がいつ頃からスタンダードな装備になったのかという質問です。

油圧引込脚の飛行機の多くは脚を降ろした状態にすると、脚位置を示す棒が主翼からにょきっと生えますが、これはいつ頃からスタンダードな装備となったのでしょうか?
I-16は表示棒がないようですし、十二試艦戦初号機の組み立て中の画像を見ても、どうもそれらしいものは見えません(見落としているだけかもしれませんが...)

シンプルな構造ながらも確実に役に立った機械式脚位置指示装置は、一体いつ頃からパイロットを支えたのか、ご存じの方がいらっしゃっいましたらぜひご教示ください。
1574  日本海軍は96艦戦,零戦と艦上戦闘機の複座練習機を開発しています。なぜ日本海軍はこの複座練習機型を使用したのでしょうか?
 他と比べるとかなり大規模だと思うのです
1575 橘花について教えてください。何故、機体中央部分に操縦席を配置したのでしょうか。

この機体は単純にMe262をコピーしたものではないと以前このサイトで教えていただきました。そうであれば独自の判断で敢えてこの配置を選んだことになります。
しかしこの操縦席配置は燃料タンクの装備という面からは好ましいとは言えないものの様ですし、搭載視界の面からはミーティアやアタッカーの様に機首付近に操縦席を配置するほうが好ましいという意見を目にしたこともあります。景雲は機首付近に操縦席を配置していることから、このような配置が「日本の劣った技術力では困難だった」とも考えづらいです。

機体中央部分に操縦席を配置することの利点、また橘花でそれが採用されるに至った経緯はどのようなものだったのでしょうか。ご教示をいただけましたら幸いです。
1576 興味本位の疑問なのですが、

https://duckduckgo.com/
ダックダックゴーで以下を検索すると、最初に出て来ます。

99.) Mitsubishi A6M "Zero", (Japan WW.II.) Pacific-Ocean - Nakajima Ki-43 Hien, Kawasaki Ki-100 and (Japan) Cross Section Drawing - Компоновочная схема

「六分儀ブログ」
(ゼロと台南空パイロット)(飛燕とパイロット)(飛燕と整備員)のカラー写真が有りますが、
元々カラーなのでしょうか、モノクロに着色したのでしょうか、宜しくお願いします。
1577 三菱隼型試作戦闘機に使われている主翼翼型は何でしょうか?写真などを見ると翼厚比が小さくて薄い見た目ですが、翼型が何であるかまでは判断できません。マイナーな機体で恐縮ですが、教えて頂きたいです。〜〜という資料に載っているかも知れない、程度でもありがたいです。
1578 ドイツ空軍の多用途機Ju88について疑問に思ったことを質問します。
ウィキペディア(日本語版)ではJu88について爆撃機、戦闘機、雷撃機、夜間戦闘機などの多用途機と大枠で説明してますが、こと爆撃機としては「ドイツ空軍の軽爆撃機機」と記しています。この「軽爆撃機」という括りに引っ掛かりを感じるのは私だけでしょうか?
国によって「重爆」「軽爆」の定義に差異があるのは十分承知してますが、He111が「重爆」でJu88が「軽爆」というのは搭載量、航続距離などを考えると釈然としない感じです。
ただこれはあくまで私個人の印象なので、私に共感する方、反駁する方、、ただウィキペディアが日本軍の基準で一般人向けにわかりやすく書いただけだという方、様々だと思います。
唯一の正解が知りたいのではなく、このこの板の識者の皆様の色々なご意見がうかがいたくてあえて質問したしだいです。

1579 テーパー翼機などで主翼の翼型が胴体付近と翼端で違うのはなぜでしょうか? 
例えば零戦では胴体付近がNACA 2315、翼端がNACA 3309となっています(ネット情報なので怪しいですが)。これ以外にも翼端に向かって翼厚比が小さく、薄くなる機体が多いです。
片持ち翼では翼端になるに従って力あたりの曲げモーメントが大きくなるので、胴体付近で揚力を大きく、翼端付近で揚力を小さくするのが良いです。しかしそれはテーパー翼や楕円翼にする事で解決し、翼型まで変えなくても良いのではないでしょうか?
また先程の零戦の例で言えば、NACA 2315からNACA 3309に変化するまでの中間部分は両者のどちらでもない翼型になります。この中間部分翼型はしっかりとした性能が出せるのでしょうか? しっかりとした性能だと実験で証明されている翼型で胴体付近から翼端まで一貫した方が全体の性能も良いと思えます。

長々と失礼しましたが、なぜ胴体付近と翼端で違うのか教えて頂きたいです。
1580 F-15のラジコンを自衛隊仕様に再塗装しているのですが、スタビレーター上の注意書きが判読できません。ウオークラインに沿って書いてある赤文字で「危険」の下の文章です。意味的には「ハイドロをオフしてから乗れ」みたいなことかと思うのですが、正確な文をご存じの方いらっしゃいませんか。
1581 ドイツ空軍におけるエンジン換装の事情について質問します。

ユンカースJu88:初期型(A型等)yumo211ないしyumo213→後期型(C型夜戦ないしS型等)BMW801

フォッケウルフFw190:初期型(A型等)BMW801→後期型(D型)yumo213

つまりエンジンの装備状況が、両者で改新ではなくクロスオーバーしているのです。これは何らかの機体技術・戦術上の要求によるものでしょうか?それともエンジンの生産・供給上の事情によるものでしょうか?

また他方ではJu188のA型、E型のように両者を並行装備しているものもあり、こうなるともうわけがわかりません。

エンジンの換装は生産ライン及び整備部隊に重大な影響を及ぼすものですから、安易に行われたものとは思えませんが、このあたりの事情について詳しい識者の方、どうか教えてください。
1582 なぜ日本陸軍はホー102とホー103という近い仕様の機関砲を同時期に開発していたのでしょうか?失敗したときの保険かな?とは思うのですが。
1583 こちらの過去ログを読んでいて少し気になったので質問させていただきます。

九九式一号20mm機銃ではP−40の燃料タンクに発火させることができなかったので二号機銃が開発された・・・とのことですが、これは当時の鹵獲機か被撃墜機か何かを使った射撃実験などで確認されたのでしょうか?

日本海軍が「一号機銃ではP−40の燃料タンクに発火させることができない」という認識を持つに至った経緯について教えてください。
1584 十二試艦戦に対する折畳機構の要求はいつ・どのようなきっかけで行われているのでしょうか?
学研「零戦2」等にある計画要求書には記載が無いように見えます。
1585  海軍のアツタ発動機について、DB600のライセンス生産である一一型の略符号が「AE2」でDB601のライセンス生産である二一型の略符号が「AE1」なのは何故なのでしょうか?
素人考えでは先に生産された一一型の方がAE1になりそうなものだと思うのですが...
1586 大戦中日本海軍の99艦爆なんですが、機体下部、後方銃座の真下あたりに何やら突起がついてる機体があるんですよね。ハセガワやタミヤのモデルにもしっかり再現されているようですが、当時の写真では付いてない機体もあるようで。
偵察か戦果確認用のカメラか?ご存じの方、お知恵をお貸しください。
1587 連投申し訳ありません。
大戦中、自軍の位置を察知されないために無線封止は勿論わかるんですが、その状況下で、発進した偵察機と司令部の間で通信してたりしますよね。
MI作戦で有名な『敵らしきもの』『艦種知らせ』『帰りたい』『替わり送るからもうちょっとがまんして』のやり取りなど…
封止の一時解除なんでしょうか、それとも周波数や出力とかの工夫で封止と通信を両立してたのでしょうか?
1588 英語の図解では、
マーリンの様にシリンダーブロックにblower(遠心圧縮機)が二枚直結して直列で組み付けられ一枚目で圧縮された吸気が直ぐ二枚目で更に圧縮されるものを其々1st stage,2ed stage,と呼称する一方で
V-1710やR-2800などの様にシリンダーブロックに組み付けられた過給器をmain blower,main stage,と、シリンダーブロックの外に付けた過給器をauxiliary blower,auxiliary stage,と、呼称し分けてます。
異なるこのふたつを、日本語では何故
吸われる大気が最初に入る過給器を「一段目」、その次に入る過給器を「二段目」とする、「二段過給器」と等し並に呼称し、区別しないのでしょうか。
1589 初歩的なことを質問いたします。
第二次大戦中、長距離爆撃に行く航空機はどのような方法で、迷子にならずに目的地にたどりついたのでしょうか?
 真珠湾攻撃の場合、例えば「まっすぐ東へ飛べ」と指示されても、途中で雷雲をよけたりしたら、道に迷うんじゃないでしょうか?
「チコちゃんに叱られる」では、管制塔連絡しながら地図上のウェイポイントをたどる」と説明していましたが、真珠湾攻撃では無線封鎖をしていたでしょうし、帝国海軍にはレーダーがないので、攻撃隊の状況がわからなかったと思います。
 どなたか、ご教示願います。
1590 単発爆撃機に水冷エンジンを搭載する場合、ラジエーターは彗星やバラクーダのようにエンジン下部に配置するしか無いんでしょうか?
1591
https://de.wikipedia.org/wiki/Messerschmitt_M18
http://www.luftarchiv.de/index.htm?/flugzeuge/messerschmitt/firma.htm

上記に「M18は、通常の旅客機の3分の1の価格でした。」
とありますが、可能だったのでしょうか?
1592 宮崎駿「風立ちぬ」より、隼型試作戦闘機の主翼取り付け金具について、
 
堀越 「金具の剛性を高める為にスチールの板バネを使います。ワイヤーの伸縮で圧力を吸収し、ワイヤーは支柱の中を通して胴体骨格に固定します」
黒川 「それでは主翼の骨組みその物を改変せねばならぬ」
堀越 「そうなんです、それにまだ計算もしていない」
黒川 「時間の無駄だ!」

などという会話が有りますが、これは実話でしょうか?
1593
Alte Fotos aus der Doppeldecker-Ära
複葉機時代の古い写真
https://www.flugzeugforum.de/threads/alte-fotos-aus-der-doppeldecker-aera.49452/page-168

上記に
「M23bやM20のデザイン上の欠陥に加えて、M29のトラブルもあった。
これは、RaKaの元デザイナーであるホールとバウアーの2人がBFWでデザインしたものだが、軽量化のための振り子機構のアイデアはマデルングから来たもので、ウィリーがデザインに押し込んだものである。」
とありますが(airplane Pendulum tail unit)で調べてみまして
(独)Pendelleitwerk
(英)Pendulum tail unit
(日)振り子テールユニット

出て来ました以下から
(エレベーター)
https://en.wikipedia.org/wiki/Elevator_(aeronautics)

フライングテールと考えて良いのでしょうか、お教え下さい。
1594 零戦とF4Fの損害比率の資料についてのお尋ねです。
零戦とF4Fの損害比率を考える上で信憑性のある具体的な出典や記録などがあればお伺いしたいです。

以前「ミッドウェーより前の時点での彼我の損害比率が1対1.7であった」という主張が米軍側の過大戦果認識を多分に含んでおり眉唾物であるとする論をみつけました。
(曰く、「昭和17年の5月8日の珊瑚海海戦において零戦18機の6個小隊を含む攻撃隊が敵艦隊上空でF4F・SBD編隊と交戦した。この際米軍はこの際22機を対空砲と合わせて撃墜したと記録している。しかし実際は零戦の損失は不時着水した1機のみであった。」という内容。)

同様にこちらとは別の質問欄の記録にても、私と同じく零戦とF4Fのキルレシオについてのご質問をなさったAAA様に対し回答者様のT216様が
5月8日の敵艦隊上と空味方艦隊上空両方の空中損失のみの合計の記録として「3機未帰還+3機不時着水」の零戦と「14機喪失」のF4Fというご回答をお残しになられています。

1対1.7でF4Fが優勢という主張の方の「1.7」という数字については
「The First Team」という書籍にて3機の九六艦戦を含めた17機の日本海軍戦闘機の撃墜に対しF4Fは10機を失ったという記述があるらしく(珊瑚海海戦だけかウェーク島の戦い等を含むのかは不明)、もしかするとそれがソースなのかも知れないという一定の目星をつけたのですが
一方でそれに懐疑的な立場の引用元などは自分自身で見つける事が出来ませんでした。

上記T216様のご回答の引用元等を含めて、ご教示頂けないでしょうか?
1595 零戦などに見られる、前縁がクランク型になっているラダーに関する質問です。

十二試艦戦の初期の試作機などはラダー前縁がまっすぐ切られているような形ですが、正式採用される頃にはクランク状の輪郭になっています。

十二試艦戦の写真を追っていくと【直線→直線+腕付きマスバランス→クランク状】と変化しているようです。
クランク状にして蝶番の前方に重錘を付け、なおかつ蝶番前方側の舵面が空力的にラダーの動作を補助するための形状ではないのかと思うのですが、このような設計をなんと呼べばいいのかがわからず、調べあぐねています。

クランク状のラダー形状に関する私の推測があっているのか、またこのような設計に名称があるのならば日本語、外国語問わず、どのように呼ばれているものなのかご教示頂けましたら幸いです。

よろしくお願いいたします。
1596
Bf109は下記の様に、E型までは右側に燃料手動ポンプとプライマーポンプが有ります。
F型からは左側にプライマーポンプが有り、燃料手動ポンプは見付かりません。
何故燃料系を左側に移動したのでしょうか?
又、ハンドポンプは要らなく成ったのでしょうか?
お教え下さい。

E1〜E3の右側コンソール
https://www.flickr.com/photos/farinihouseoflove/2271640891/sizes/o/
上記のAが燃料手動ポンプ、Kがプライマーポンプ

https://i.pinimg.com/originals/e4/df/18/e4df18ec8a007b6ab9b282071d18715b.jpg
(27)が燃料手動ポンプ
(50)がプライマーポンプ

F型以降
https://imgproc.airliners.net/photos/airliners/3/1/1/2161113.jpg?v=v40

https://i.pinimg.com/564x/fb/89/f5/fb89f57172e1b73afa509e59561b4386.jpg
左ラダーペダルの下に見えるのがプライマーポンプ。

Cockpit of Messerschmitt Bf109G-2/R6 ‘14649 / Yellow 3’
https://www.flickr.com/photos/ajw1970/49224534636/sizes/h/
座席左端の前にプライマーポンプが有る。
1597 「飛行機模型製作の教科書-タ〇ヤ1/48傑作機シリーズの世界『レシプロ戦闘機』」の中の三色戦闘機の戦闘機の
1598 「飛行機模型製作の教科書-タ〇ヤ1/48傑作機シリーズの世界『レシプロ戦闘機』」の中の三式戦闘機の作例(作:林哲平氏)で、「あくまで1説」として機体内部色は「明灰白色」というのが紹介されていました。

従来は川崎製戦闘機の機体内部色は黄緑7号の変色したもの(塗装色としてはダークイエロー=サンディブラウン)とされていて、林氏も「どちらも正解」としています。まあ、要するにモデルビルダーの好きに作ればいいわけですが、こだわってしまうのが私の性。

明灰白色説の出どころを調べてみると、川崎重工で復元された三式戦闘機II型改あたりに行き着くみたいです。しかし本家本元の復元でも三菱重工による零戦のように、明らかな間違いが見られるのは世の常。

私個人としてはコクピット内や主車輪収納庫内なら明灰白色(時間とともに黄変)もアリとも思うのですが、タイヤホイールやタイヤフォーク部まで銀色でなく明灰白色というのはいささか…。私の単なるマニアックなこだわりと言えばそれまでですが、旧日本軍機の塗粧については、今までもこの板で数々の御慧示をいただいてきたので、あえて質問するしだいです。
1599 九三中練の素材に関しての質問です。

九三中練のコピット上部の覆い部分は、世界の傑作機ではシナ合板製と解説されているのですが、インドネシアや筑波海軍航空隊記念館に現存するものを見る限り、金属製のものしか見たことがありません。

これは木製と金属製が両方並行して使用され、合板という保存が難しい素材の都合上、金属製だけが残ったのか、あるいはある時期から金属製部品に置き換わったのでしょうか?
また、当時の写真を見ると後席の覆いの開口部を上から見たときに「凸」になっているものが多いのですが、現存する金属製部品は「□」ばかりのようです。
形状の違いはおそらく木製と金属製の部品の違いで、工作の簡略化のために簡素な「□」形状に変更されたのではないかと思っているのですが......

このあたりの事情をご存知の方や、資料をご存じの方がいらっしゃいましたら、教えていただけましたら幸いです。

よろしくお願いします。
1600 九七式艦攻の雷撃照準器について教えていただきたいことがあります。


操縦席の九七式雷撃照準器だけでなく、機外のエンジンカウリングに付いているトゲトゲした枠のようなものも雷撃照準器だと書籍等で解説されているのを見かけます。しかし、単に写真解説で照準器だと一言だけついている以外は詳しい言及もアップの写真も見つからず、あれが一体何なのかハッキリせずに個人的には釈然としません。天山や一号艦攻では付いていないようですし、そもそも操縦席内の照準器を使ったら良さそうなものですが、本当にあれは照準器なのでしょうか?



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