1520  2020.5.30「乗りものニュース」に第二次大戦中の軍用機の生産数が載っていました。
 戦闘機では、1位がメッサーシュミットbf109の33,984機、2位がスピットファイアの22,997機、3位がフォッケウルフfw190の20,051機だそうです。
 さて、これらの航空機の値段はどれくらいしたのでしょうか?
 国によって物価が違うので、単純な比較は困難だと思いますが、「小銃1000丁」といった例えでもあれば、ご教示願います。
PIAT


  1. 三つのサイトに少し数字が有りました。

    https://ww2aircraft.net/forum/threads/compare-of-bf-109-and-fw-190-cost-of-production.3311/
    私は1944年の終わりまでに1つのFw 190A-8を知っていました。A-9またはD-9は56600RMで納入されました。 価格は各サブタイプで同じでした。
    1941年の終わりまでに、1つのBf109F-4が約56000RMで納入され

    http://forum.12oclockhigh.net/archive/index.php?t-4279.html
    1939年のBf 109の販売価格は、BFW-per 100(74,000 RM)、100-200(72,000 RM)、200-500(70,000 RM)。
    完全装備の148,000 RM、135,000 RM、130,000 RM の表に、エンジンコストが47,000 RMの別の行があります。

    http://simhq.net/forum/ubbthreads.php/topics/1376927/The_Cost_Of_A_Bf109.html
    Prices for un-motorized 109E.
    非電動109Eの価格。
    1938
    Bf 109E:101600 RM
    1939
    Bf 109E:73900 RM
    1941
    Bf 109E:58000 RM

    今日の価格に調整できない場合があります。戦争の資料では、価格、労働力はすべて統制され、配給されていました。旧ソビエト連邦のように、生産の真のコストはしばしば過小評価されていました。名目上のコストとは対照的に。

    以下のサイトでは簡単な事では無いとの記事です。
    https://www.quora.com/What-was-the-production-cost-of-a-Bf-109-during-WWII-If-possible-try-to-include-all-variants


    百九

  2. 百九様 情報をいただき、ありがとうございます。
     私は英語がまるでダメなので、翻訳ソフトで少しずつ読もうと思います。
     どなたか、要約していただけるとありがたいのですが・・・

     ゼロ戦について、少し調べましたので、計算してみます。
     「ゼロ戦 当時の価格」で検索すると、55,000円とか65,000円という記事が見つかりました。
     兵頭二十八『たんたんたた』には三八式小銃は85円だったと書かれていました。
     現在ライフル銃は10万円位すると思うので、55,000円を1000倍すると、55百万円になりますが、いくらなんでも安すぎますね。
     皆さまの情報をお待ちします。
     
    PIAT

  3. PIAT様
    零戦の55,000円とか65,000円とかは機体のみの価格です。
    実用には、別途調達したエンジン、計器や通信機器、武装を搭載しなければなりません。
    これらに、おおむね機体の2倍くらいかかったようです。

    PIAT様の換算にあてはめると、現在の価格で1機1.7〜2億円。
    当時と現在の米の価格で換算しても似たような価格帯になる様です。
    わんける


  4. https://freesoft-100.com/review/srware-iron.php
    上記で、ブラウザ(SRWare Iron)のダウンロードが出来ます。
    このブラウザで、外国語のページを開くと右上に(翻訳しますか)の囲みが出ます。
    出ない場合はページ上を右クリックして(日本語に翻訳)を選びます。

    インストール版とポータブル版など選べます。
    機械翻訳ですから、意味が不十分な事が多少有りますが。

    百九

  5. 「零式一号艦戦機体」が5万7千円だった昭和16年の「1円」は「今の2千円」くらいに思って換算するのがよさそうですね。
    このあとインフレが進みますが。


  6. 便乗質問で失礼ですが、
    こういった 当時の○式戦闘機が1機△万円、という話はよく聞くのですが
    実際の請求と支払いはどのように行われていたのでしょうか?
    今の日本の商取引だと 月末なり20日なりに締めて
    当月納品分の請求書を納入者から購入者に送って
    手形や現金(でんさいやファクタリングなんてのもありますが)で支払い、
    というのがよくあるパターンだと思いますが
    当時の航空機メーカーと軍との取引も同様なんでしょうか。
    かめ

  7. 零戦の機体価格(機体のみでエンジン、装備品は含まない)が現代に伝わっているのは契約書が残されているからです。
    数機から数十機で売買契約が結ばれ、それが完了して支払いが行われます。
    今月の締め日までに何機収めたので何万円、といった請求方式ではありません。
    BUN

  8. BUN様、丁寧なご回答 ありがとうございました。
    かめ


Back