1570  艦上機が爆弾や魚雷やミサイルといった機外兵装を摘んだまま着艦できるようになった最初の事例と理由を教えてください。

 爆弾にしろ魚雷にしろミサイルにしろ、いずれも高価なもので搭載して飛び立ったけど使わなかったという場合、できれば回収するのが望ましいと思います。
 ですが、着艦の衝撃で脱落して甲板上で爆発事故を起こすかもしれないとか、機外兵装を搭載したままだと重量超過や降下率が高くなりすぎて着艦関連の各種装置が対応できないといった理由から、昔は事前に投棄してから着艦せざるをえなかったと認識しています。

 戦後は核兵器など投棄できない兵器なんかも現れて、すべてではないにしろ機外兵装を搭載したまま着艦できるようにはなっています。
 機体の側の安全策や能力向上、母艦側の各種着艦装置の強化といった改良が積み重なっての事であろうとは存じます。

 この機外兵装を搭載したまま着艦できるようにしていった過程と、その最初の成功例を教えてください。
おうる

  1. 投下しないなら懸吊したまま着艦するのが普通です。脱落しても信管は作動しません。
    BUN

  2. >1.回答ありがとうございます。

     ということは、機外兵装を積んだまま着艦できるかどうかは、着艦誘導装置や着艦制動索の都合だけなんでしょうか?
    おうる

  3.  従来型のF/A18のブリング・バックBring back(持ち帰り)能力は1t強、F14は2.5tですが、改良型であるF/A18E/Fは4tとされています。もちろん、これは再着艦に必要な燃料を投下しての数値ですので、ほぼ搭載兵装の重量であり、フェニックスが463s、サイドワインダーが90sであることを考えると、F/A18E/Fは発艦時の兵装のほとんどをブリング・バックできることになります。したがって、
    御質問にあるように「重量超過」が問題であって、母艦側の能力の問題ではないのだろうと思いますが、「最初の成功例」が何なのかは存じません。
     
    hush

  4.  再着艦に必要な燃料を投下して>再着艦に必要な燃料以外は投棄して
     失礼しました。
     
    hush


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