1588 英語の図解では、
マーリンの様にシリンダーブロックにblower(遠心圧縮機)が二枚直結して直列で組み付けられ一枚目で圧縮された吸気が直ぐ二枚目で更に圧縮されるものを其々1st stage,2ed stage,と呼称する一方で
V-1710やR-2800などの様にシリンダーブロックに組み付けられた過給器をmain blower,main stage,と、シリンダーブロックの外に付けた過給器をauxiliary blower,auxiliary stage,と、呼称し分けてます。
異なるこのふたつを、日本語では何故
吸われる大気が最初に入る過給器を「一段目」、その次に入る過給器を「二段目」とする、「二段過給器」と等し並に呼称し、区別しないのでしょうか。

にも。

  1. マーリンなど
    過給一段目→過給二段目→気化器→アフタークーラー→分配され気筒
    V-1710・R-2800など
    補助(外付け)過給器→インタークーラー→気化器→主(内蔵)過給器→分配され気筒

    吸気口・吸気路を流体力学に則って設計すればラム圧で更に吸気を圧縮できます
    にも@追伸。

  2. 英語でも、それぞれの部分をどう呼ぶのかは別として、総じては「two-stage supercharge」なのではないでしょうか。


  3. マーリンなど
    過給一段目→過給二段目→気化器→アフタークーラー→分配され気筒
    V-1710・R-2800など
    補助(外付け)過給器→インタークーラー→気化器→主(内蔵)過給器→分配され気筒

    吸気口・吸気路を流体力学に則って設計すればラム圧で更に吸気を圧縮できます
    にも@追伸。

  4. マーリン等のそれは「blower(遠心圧縮する円盤)を二段にすることによる強力な一段過給器」と考えるべきでは、と私は考えます。
    ブロワーの一段目で圧縮された吸気が直ぐ円盤の裏に回り二段目のブロワーに入る、両段の間にインタークーラーを挟む余裕は無く、
    軸はおそらく一軸で両段の円盤同士が固定されてるであろう構成は、「blowerが二段である、単一のstage」であると考えてしまうのです。
    マーリンのブロワーは後年ダート等のタービンエンジンに流用されますが、この時点ではレシプロエンジンの過給器であり
    外装過給器と内装過給器の間にインタークーラーを挿み得る余地が無ければ「two-stage」では無いと感じるのです。
    (main blower,main stage,は「主過給器」、auxiliary blower,auxiliary stage,は「補助過給器」が直訳ですが、
    シリンダーブロックの中に組み付けられているか、シリンダーブロックの外に取り付けるか、で意訳しました)

    にも@返信。

  5. 軸流式で少しずつ圧縮する場合も羽根の段毎に「段」と呼称して、何十何段となるのですね。この「段」が英語ではどう云うのかという問題はありますが。煩わしました
    にも@追伸。


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