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日本語不自由な身ですが、尖った物が飛んでくるのを覚悟の上で、連投質問いたします。 本日、某モデラー系YOUTUBERの模型店紹介の配信で出てきたチェコ・ソード社製1/48レジアーネRe2005戦闘機のキットを買いに、岡山の浅口市まで行ってきました。 さてこのRe2005、大元が米国のセバスキーP35なのでサンダーボルトと同じ楕円翼なのはいいとして、外側引き込み式の主脚を採用しています。 普通Bf109やスピットファイアのように、外側引き込み式の主脚の利点は胴体に主脚基部を取り付けることによって翼の強度と軽量化がともに図れること、欠点は轍間距離が狭くなり地上走行時に安定を欠き、グランドループを起こしやすいことと理解しています。 しかるにRe2005では轍間距離を稼ぐためか、胴体にどでかいラジエターを抱えているためか、翼に主脚基部を取り付けています。これでは上記の外側引き込み式の利点が無いばかりが、重心点から遠い位置に重量物である主脚を置くことになって、通常の内側引き込み式にした方がよっぽどマシに思えます。 Re2005が、この時期こんな一見奇妙な設計を採用している理由をご存じの方(イタリア機については日本語の資料が少ない上、50機以下の少数生産機ということもあって詳しい方は少ないでしょうが)もしいらしたら、どうか教えてください。 備後ピート |
- 呼び水程度に
このサイトでは余り評価されてないwikiでRe2000、RE2005のに翼内燃料タンクが有ると記載されてます。
この辺りどうでしょうか?
まさのり
- https://drawingdatabase.com/wp-content/uploads/2016/05/reggiane-re2002.gif
https://drawingdatabase.com/wp-content/uploads/2015/03/re2005_d1.gif
https://boxartden.com/reference/gallery/index.php/Aircraft-Profiles/Italy/Caproni-Reggiane-Re2001-Falco-II-2002-Ariete-2005-Sagittario/Caproni-Reggianne-Re2001-2002-2005-244-_Page_19-960
>one experimental version of the ariete was built, this marrying the re2002s fuselage with the wing of the re2005. known as the re2002bis, it was approaching completion at the time of the armistice but was subsequently abandoned without being flown.
>アリエテの実験バージョンが1つ作成されました。これは、Re2002sの胴体とRe2005の翼を組み合わせたものです。 Re2002bisとして知られている。休戦時には完成に近づいていましたが、その後飛行せずに放棄されました。
https://boxartden.com/reference/gallery/index.php/Aircraft-Profiles/Italy/Caproni-Reggiane-Re2001-Falco-II-2002-Ariete-2005-Sagittario/Caproni-Reggianne-Re2001-2002-2005-244-_Page_20-960
2枚目の写真を参照(シリアルMM7327)
https://en.wikipedia.org/wiki/Reggiane_Re.2002_Ariete
https://en.wikipedia.org/wiki/Reggiane_Re.2005_Sagittario
主翼面積はどちらも20.4
http://www.rcaeromodellismo.it/main/wp-content/uploads/2011/11/Esploso-del-vero.jpg
http://pro-samolet.ru/images/stories/ww2/italy/reggiane-re2005/fighter_reggiane_re2005_sagittario-04big.jpg
やはり内翼には燃料タンク
https://plane-encyclopedia.com/ww2/re-2005-sagittario/
>着陸装置は、以前のレジアーネの設計よりも単純な設計でした。それは、油圧で作動する2つの外向きの引き込みホイールで構成されていました。
これらの断片情報から
Re2005の主翼は基本的にRe2002の主翼構造を踏襲しつつ主脚の引込方向を変え、脚柱も格納した可能性が高いと言えます
ただ「WW2イタリア軍用機入門 飯山幸伸」には
>主翼は平面形こそはそれまでのレッジアーネ戦闘機のラインを踏襲していたが構造はかなり改められ〜(P201)
と書かれている事を付記します
ガス欠
- 内側引き込みにすると余計に取り付け部が遠くなりますぜ
なので「最大の利点と思われるものをなんで捨てた?」という疑問はありますが、
「通常の内側引き込み式にした方がよっぽどマシ」はちょっと趣旨がよくわかりません
(トレッドを稼げるなどの理由はわかりますが重量物云々は別に利点にならない)
とおり
- まさのり様、ガス欠様。どマイナーな質問に対し、詳しいご回答ありがとうございます。
とおり様。内側引き込み式にした方がマシというのはRe2005の胴体下には、かなりの余裕があるので、脚基部はそのままで内側引き込み式にした方がいいのでは(したがって轍間距離はそう変わらない)という意味です。こうすれば脚収容時重量物は重心に近くなります。ラジエターの真ん前なので、Bf309のように離着陸時に冷却気の問題を起こすかも知れませんが、P51の例もありますしね。日本語不自由のため分かりにくくて、どうもすいません。
備後ピート