1720 ドイツ空軍の試作重戦闘攻撃機Do335について質問します。

試作機の域を出ず、実戦機とは言い難いDo335ですが、このたびタ〇ヤと「世傑」の三面図を見ていてふと疑問に思ったことを質問します。

Do335にはどこにも地上交信用の無線機のアンテナ線、アンテナ柱、アンテナロッドが見られません。わずかに世傑のV3試作機図の胴体と尾翼の間にアンテナ線らしきものが見られるのと、方位測定装置が地上連絡用機能(ただしテレタイプ式)を兼ねるという記述があるのみです。

Do335には通常の音声無線機は搭載されていなかったのでしょうか?試作機だからでしょうか?試作機だからこそ、微妙な飛行性能を伝えるため音声無線機は必須の存在ではないでしょうか?

射出座席など先進的な機能を搭載したDo335だけに、他機とは違った方式の音声無線機(例えば他機に無い下方垂直尾翼の前縁に沿ってアンテナ線が配置されてるとか)を搭載していたのではないでしょうか。このあたり「世傑」を精読しても私には結論が出ませんでした。

ドイツ空軍試作機については時として神のような博識な知識を誇っていらっしゃる方がいるので、つまらないことと思われるでしょうが、ひとえにおすがりするしだいです。

備後ピート

  1. ハインケルHe162もループアンテナのみで、従来見られるワイヤー式アンテナが見られませんね。
    世傑He162によれば、超短波無線機の受信機に無線電話と方向探知の切り替えスイッチがあるということで、単一のループアンテナが送受信兼用となっているようです。

    なお、He162の主脚カバー直後とDo335の右翼下の小さなアンテナは敵味方識別装置のホイップアンテナだそうです。
    超音速

  2. 失礼ですが、(1719)へです。

    >4.ほぼ不可能ですね。
    >1.にも記載されていますし、
    >2.で示された図の中で燃料タンクは、
    http://www.rcaeromodellismo.it/main/wp-content/uploads/2011/11/Esploso-del-vero.jpg

    おおよその数値として、
    #58=160L
    #59=108L、とすると、合計320L の燃料をあきらめて、機内燃料216L では実用性が無いですし、
    車輪収容部分を利用して50L 程のタンクを置けたとしましたら、合計316L にはなりますが、
    スピットーー386Lーー771Km
    Bf109 ーーー400Lーー660Km
    536L で980Km の航続距離が、316L では580Km ほどに成りますが、軍が認めるかどうかが別れ道ですね。

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    Do335 ですが、

    https://ww2aircraft.net/forum/attachments/dornier-do335-cutaway-jpg.500271/
    アンテナ位置が判ります。

    (FuG16ZY,FuG25,FuG125 Hermine)の簡単な説明。
    https://en.wikipedia.org/wiki/Luftwaffe_radio_equipment_of_World_War_II
    百九


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