1755 https://youtu.be/xA9A1Lg9hE0
この動画はB-29飛行のトレーニングフィルムです。この動画をみて質問が有ります。
・クルー同士が会話してるインカムみたいなのは、確か喉の振動で認識するのではないかと思ったのですが、これって有線?それとも無線?
・機内は与圧されて密封に近い状態だと思います。操縦席や銃手席への外気はどこから取り入れどこから排出するのでしょうか?
・最後に前部の操縦席周辺はガラス張りで視界は良さそうですが、防弾性能はどのくらいだったのでしょうか?
まさのり

  1.  最初の質問だけ。
     https://airpages.ru/eng/mn/b17_19.shtml のinterphonの項目を見てもらえれば分かるように無線です。
     
    hush

  2. 機内通話は増幅器(BC-347)を使った有線になります。
    ヘッドセットをつなぐジャックボックス(BC-366)の切り替えスイッチで無線機も選べます、それで東京ローズの放送を聞くことが出来たのですね。

    https://mapsairmuseum.org/what-constitutes-a-radio-on-a-wwii-era-bomber/

    https://aafradio.org/docs/RC-36.html

    加圧について
    https://nuclearcompanion.com/boeing-b-29-superfortress-facts/#h-3-it-was-the-first-combat-aircraft-designed-to-fight-fully-pressurized
    百九

  3.  失礼いたしました。
     
    hush

  4. 2番目
    内側エンジンで駆動するルーツ式圧縮機から送気され、中央の連絡通路に沿ってエアダクトが通っており、前後キャビンを与圧します。
    前方キャビンは機関士席周辺に与圧調整器があり、圧力チェックバルブや手動逃し弁があります。
    後部キャビンの与圧調整器は後部機銃手区画にあります。

    3番目
    https://forum.warthunder.com/index.php?/topic/485661-fwdmay62020-197175wrong-bulletproof-glasses-on-b-29-and-tu-4/
    正副操縦席の計器盤上に防弾ガラスが設置されています。操縦席背面には防弾板があります。
    このほか尾部銃手席にも防弾板と防弾ガラスがありますが、この3か所以外に防弾はないようです。
    その他の乗員を守るものは身につけたアーマーベストとヘルメットだけです。

    超音速

  5. 皆様詳しい回答ありがとうございます。コックピットの防弾をみるとドイツがB17に対して行った正面からの攻撃は的を得てたのですね。
    まさのり


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