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F-35 の図を見て気になった事が有るのですが、 https://mudspikefiles.s3.dualstack.us-east-1.amazonaws.com/original/3X/8/9/89e30bc8a61e3bc47195d7998bfc2391951ac610.jpeg https://en.wikipedia.org/wiki/File:F-35B_Joint_Strike_Fighter_(thrust_vectoring_nozzle_and_lift_fan).PNG (ROLL NOZZLE DUCTS)又は、ロールポストが短いのはなぜでしょう、 翼端近くにノズルが有れば効率が良いと思うのですが? AV-8B では、下図の #111 (赤まるで囲んだ #113)の隣にノズルが有ります。 https://i-com.cdn.gaijin.net/monthly_2020_10/image.png.945410a8ab0fb244f6aa8bd8f76c2ac6.png 一つ思いついたのは、搭載燃料を増やすためかと思いますが、他に何か有りますでしょうか? その場合、ダクトを短くした分の燃料はどれくらいでしょうか? 百九 |
- 回答がないようなので呼び水程度に。
理由はエンジンのファンと主翼の位置関係じゃないでしょうか。AV-8Bでは
ファンが主翼の前縁近くにあるので、ファンから主翼前縁に沿ってほぼ直線
でダクトを延ばして翼端にノズルを設けることができます。
F-35Bではファンが主翼の翼弦の真ん中付近にあるので、主翼内の容積を確保
しつつノズルを翼端に設けようとすると、ダクトを大きく曲げて主翼の前縁
または後縁まで導かなければならず、効率が悪くなります。F-35BのロールポストのダクトがAV-8Bより太いのはロールポストがAV-8Bより内側にあって
モーメントアームが短いのを補うためではないかと思います。
Uhu
- Uhuさま、有難うございます。
機種の違いで構造も変化すると言う事ですね。
百九
- wikiに、ハリアーについで以下のようなのが書いて有ります。参考までに
一方、ホバリングや極低速時などではラダー、エルロンなどの通常の姿勢制御機構の働きが弱くなる[注 1]ため、機首下部・左右主翼の端部・機体後部にバルブ付の補助ノズルを取付け、エンジンから抽出した圧縮空気をそれらに送り込み、機体のピッチング・ローリング・ヨーイング運動を行うRCS(リアクション・コントロール・システム)により機体の姿勢制御ができるようになっている[2]。
まさのり
- 勝手な推測です
左右傾きの修正だけなら翼端が効率的ですが、リフト性能重視だとあの位置になるのでは
前後の噴流と合わせ翼下に高圧空気を抱え込むグランド効果を最適化したとか
ガス欠
- まさのりさま、ガス欠さま、有難うございます。
F35B と AV8B の動画を見ると大体同じ感じで着艦しています。
パイロットの技量もあるのでしょうが、機体の設計はうまくいっているのでしょうね。
百九