1761 |
援蒋ルートの空路(ハンプ越え)はヒマラヤ山脈を越えるので、高々度の飛行を余儀なくされたと思いますが 使用された輸送機のC-47やC-46の輸送機達は、何か高々度対策はされてたのでしょうか? まさか素の状態で荷物を積み8000m級の山々を越えて行ったとか? まさのり |
- 毎度、Wikipediaで申し話ありませんが https://ja.wikipedia.org/wiki/C-46_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F) に「高さ7,000m級の山々を飛び越える輸送ルートは、与圧キャビンや排気タービンを持たない輸送機には苦難の連続だったが、C-47とともにこの作戦を成功させた」とありますね。
hush
- Hushさんありがとうございます。因みにC-47やC-46が積んでたエンジン、P&WのR-1830やR-2800の過給器は2段2速だったのでしょうか?
まさのり
- C-47Bの実用上昇限度は8000m。エンジンR-1830-90C は全開高度4420mで1000hp。
C-46Aの実用上昇限度は7500m。エンジンR-2800-51は全開高度4100mで1,600hp
いずれも2段2速過給器だと思います。
スペック上はこうなってますが、一般的にはC-46のほうが高高度性能が高いとされます。
B-24の輸送型であるC-87とC-108は排気タービンがついてますが、飛行場が四発機に適しておらず使いにくかったようです。
ハンプ輸送の主なルートはアッサム地方から昆明までのコースで、直線距離で約500km。
南側は日本軍の勢力圏のため北寄りを飛行し、そのなかでなるべく標高が低く、乱気流の少ないコースを選んで飛ぶと思います。
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Hump#Operational_difficulties
こちらにもっと詳しい記述があります。
超音速
- 「ハンプ越え」に関しては最大高度が一部9,000mに到るため可成りの苦労があったようですが
C-47はB型を主力として、その任に充てていたようで、そうなるとP&W製R-1830-90装備機となります
P&W製R-1830-90は一段二速過給器付とある書籍もありますがが、これ多分二段二速の間違いでは無いかと
陸奥屋
- 超音速さん、陸奥屋さん、ありがとうございます。
まさのり
- C-47B のR-1830-90C も1段2速です。
AAF Manual 51-129-2 より。
怪鳥