1773 いつも楽しく読ませていただいています
つまらない疑問ですがお教えください
かつての巨人機で、翼内に装備されたエンジンを飛行中に点検整備できたと書かれているものがあります
飛行中はプロペラ側から動かされてしまう(フルフェザー可能だとしてもある程度は)と思うのですが、どの程度のことが可能だったのでしょうか
複葉機等で翼上を張線等に掴まってエンジンまで行きオイルの継ぎ足しをしたといった話がありますが、安全な室内で外気に晒されない分それ以上の部品交換等もできたのでしょうか
よろしくお願いいたします
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  1. 主翼内にエンジンが有る機体は(ユンカース G.38)等が有りますが、

    ユンカース G.38
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B9_G.38

    https://ww2aircraft.net/forum/attachments/g-38-cutaway-jpg.512818/

    百九

  2. Convair B-36
    https://www.historynet.com/the-peacemaker/
    上記に
    <ウォークイン翼により、機内エンジンの補機部分の小さな作業も可能になりました。歩き回るエアボトル、新鮮な空気、燃料とオイルの煙、そしてエンジンの轟音の間で、実際の修理を行うのは簡単でしたが、常に思い出に残る経験でした. ビル・ホールディング。>
    と有りますが、具体的にどの程度の事が出来たかは不明です。

    https://en.wikipedia.org/wiki/Convair_B-36_Peacemaker
    <翼弦に垂直に測定した翼の最大厚さは7.5 フィート (2.3 m) で、エンジンにアクセスできるクロール スペースが含まれていた。>

    百九

  3. 下記はクラッチで各エンジンを切り離せますので、部品と工具が有れば十分な整備が出来ると思います。

    胴体内にエンジンが4基あり、左右各一つのプロペラを回す機体が有ります。
    https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/25/Linke-Hofmann_R1.png
    Linke-Hofmann R.I
    https://en.wikipedia.org/wiki/Linke-Hofmann_R.I

    単発機に見えますが胴体内にエンジンが4基あり、一つのプロペラを回す機体が有ります。
    Linke-Hoffmann R.II
    http://www.airwar.ru/image/idop/bww1/linker2/linker2-1.jpg
    http://www.airwar.ru/image/idop/bww1/linker2/linker2-2.gif
    http://flyingmachines.ru/Images7/Centennial/50%20German%20Minor%20II/38-1.jpg

    はねられない様に分割して書き込みました。

    百九

  4. 百九様、御教示ありがとうございます
    やはりそう本格的なことはできなさそうですね
    巨人機自体B-36以外そうそう数はなかったはずですし、ケースバイケースでしょうし、なかなか詳細まではわかりませんね
    月次


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