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https://youtu.be/xaSK_NJGCIY これは1941年に公開されたハリウッド製作の戦意高揚映画「ダイブボンバー」の予告編ですが、1:19辺りでパイロットが被ってる潜水士が被るヘルメットみたいなのは、どんな機能があるのでしょうか? 初代ヘルダイバー、ヴィンディケーター、デバスデータあと黄色の複葉機は? まさのり |
- 下記に(N3N Canary)とあります。
https://alchetron.com/Dive-Bomber-(film)
N3N-3 Canary
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/56/N3N-3_USMC_at_Parris_Island_1942.jpg
ウィキ N3N
https://en.wikipedia.org/wiki/Naval_Aircraft_Factory_N3N
"Dive Bomber" Helmet
https://wisconsinhistory.org/Records/Image/IM11201
映画用の小道具で与圧スーツの頭部ですね。
百九
- 与圧スーツは1930年代にパイロットのウィリー・ポストとタイヤメーカーのBFグッドリッチ社によって開発されました。
W・ポストは1931年に飛行機による世界一周飛行を達成し、翌年に単独世界一周を成功させたパイロットです。
与圧スーツはゴムが主体なのでタイヤメーカーが開発に当たりました。
W・ポストは1934年に与圧スーツを着て高度15000mまで到達(液体酸素も使用)。
1935年には成層圏を巡航してバーバンクからクリーブランドまで3276kmを7時間19分で飛行しました。飛行機はすべてロッキード・ベガ「ウィニーメイ号」です。
同年にW・ポストが事故死したため与圧スーツの開発は進まなくなり、その後は与圧キャビンの開発が行なわれました。
ただし細々と研究は続けられたのでジェット機時代になって再注目されました。
超音速
- 百九さん、超音速さんありがとうございます。しかし何で与圧スーツはゴム製なのでしょうか?
まさのり
- >3
虫歯を治療していない人は戦闘機のパイロットになれません。
気圧の変化で歯が痛んで正常な判断ができなくなり、歯の内部の空気が膨らんで爆発するケースもあるようです。
富士山に密封された袋を持っていくと、大きく膨らみますが、同様のことが体にも起こっています。
このため、低気圧の通過で血管が膨らんで、体調を崩す人がでるわけですが、もっと高い所に行くと負圧も大きくなります。
それを防ぐために開発されたものが与圧スーツですが、布ですと、空気が抜けてしまって意味をなさないので、ゴムが使われるわけです。
hush
- そうですね。何かドライスーツ等の潜水服に近いかもしれません。
まさのり
- >>4
昔読んだ某ファントムの漫画で、スクランブルで出撃したら虫歯が高空で破裂するシーンがあって 「それはないだろ」と思ってたのですが、あり得るんですね、、。怖。
かめ