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ロッキードP-38ライトニングについてお教えください 本機のキャノピーは天井部がヒンジで跳ね上げ式、両サイドが自動車のような巻き上げ式で両方を開けて乗降するようになっています あまり見ない構成ですが他にも例があるのでしょうか 当時既にスタンダードだと思う中央部を後方にスライドする式でないのは、軍用機(戦闘機)の新興メーカーとして自由な発想が活かせたのかなとも思いますが、どのようなメリットを狙ったものなのでしょうか また、サイドに邪魔に思えるX字型の補強?が入ったのは、”フムナ”としても踏んで破損させる事故があったのでしょうか よろしくお願いします 月次 |
- 百式司偵(II型まで)とBf109も横開き式キャノピーですね。
百式司偵はIII型から後方スライド式になりましたが、Bf109は最後までそのままでした。
世傑Bf109によれば、軽量化のため横開き式にしたとのことです。
超音速
- 素人の発想ですがP38の操縦席の後ろって、スライド式にするだけの余地がないように思います。よしんば、長さが足ったとしても角度が急で設置が難しいように思います。
Me110(Bfが正しいのかもしれませんが)にも後方跳ね上げ式のものがあり、スライド式だと後部座席に重なるからでしょう。
Me110と同じく、P38も横開きから後方跳ね上げ式に変更されたようですが、脱出しやすいとか、ヒンジが少なくて済むとかいう理由があったのかなと思っています。
P51が風防の形式を変えてもスライド式だったのを考えると、P38はこの風防しか装備できず、その理由としては後方に余地がなかったからと考えています。
hush
- https://i.pinimg.com/736x/5b/43/e3/5b43e3e3a5ee548d95cc8aa70b1712e2.jpg
ナセルストールとは普通、主翼に付いたエンジンナセルの整形不良等で起こる部分的失速を指しますが
コクピットがナセル的形状をしたP-38は風防を解放した際の乱流が水平尾翼を打って振動を起こすので選択肢は限られます
あの形状でも完全には解決できていないようです
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Lockheed_P-38_Lightning
項目pacific theaterより
>飛行中に窓を開けると乱気流を設定してバフェットが発生したため、コックピットはしばしば暑すぎました 
https://books.google.co.jp/books/content?id=sqEvAAAAMAAJ&pg=PA69&img=1&zoom=3&hl=en&sig=ACfU3U1uAKWebhmckoMiPk-6_Gi5XTsDaw&w=1025
ガス欠
- みなさまありがとうございます
横水平ヒンジ式は採用されなかった
スライド式でない理由は中央胴の形状的に難しかったのかもしれない
スライド式であった場合キャノピー開時乱流によりバフェッティングがよりひどくなった可能性がある
(スライド式が可能だったか、海外のフォーラムでも話題になっていたのを見つけました)
本構成、緊急時頭上部分のみの投棄で脱出可能ならメリットあるように思いますが、いくらか凝りすぎな気もします(本当に不適当な構成なら変更になっていると思いますが)
月次
- 遅レスですが、A26インベーダー攻撃機などはどうですかね?
まさのり