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このサイトの議論ボ−ド等も含めてネットで見ていますと、四式戦闘機とハ45 について「使えない」とされていることが過半のように思われます。四式戦闘機1446号機の調査報告書を見た限り、杜撰な工作は目に見えるような形ではないようですし、きちんと整備すれば今日でも規定通りに動くらしいことはA6M232中村氏の動画からうかがえます。四式戦闘機の不調は、ハ45の設計そのものや機体も含めた粗製乱造が原因とされているように思われますが、実際はどうだったのでしょうか? 100万 |
- 使えないというのは、具体的には稼働率が低いということだという前提でしょうか。
となると、47戦隊が稼働時間と整備スケジュールの管理で高水準の稼働率を保っていることから、運用環境さえ用意できれば適切な稼働が見込めたわけですから、設計や製造の問題だけに絞って考えるのはちょっと雑ではないかと思います。
逆に言えば高水準の整備環境を用意する(≒整備兵教育、運用マニュアルの整備、適切な部品供給量の確保など)という前提の機械が戦況に適していたか、というところまで考えると、四式戦に対して稼働率で期待しやすかった五式戦の評価と比較して、色々と考え事も捗るのではないでしょうか。
Shusui