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また双発軽/中爆撃機に関することです。搭載機銃ですが前方機銃で操縦席の脇辺りにあるものですが、B-25はH型以降で地上掃射を考慮して付きましたがB-26はB型から付いてます。これは地上掃射も考慮に入れたことでしょうか?それとも自衛の為でしょうか? 軽爆撃機では、A-20は透明機首の機体はブリスターが片側に有るだけで、バルティモアは翼内銃となっております。A-20は後にソリッドノーズになりました。バルティモアの翼内銃は地上掃射用でしょうか?それとも自衛用でしょうか? まさのり |
- B-26の固定機銃も当初から地上掃射用です。
初期型を太平洋戦線で運用した際に武装をいろいろと試し、固定機銃が有効とされたので生産型にも装着されました。
北アフリカ戦線では最初、低空攻撃したところ対空砲火により大損害を負ったので、艦船攻撃を除き中高度爆撃に切り替えたのは1834で記述の通り。
固定機銃での地上掃射はしなくなりましたが、ヘッドオンの敵戦闘機に対抗できるほか、艦船攻撃の際は敵艦船を掃射できます。
また、敵輸送機の編隊を攻撃できますし、洋上哨戒ではJu88駆逐機やBf110と遭遇して双発機同士の空中戦になることもあります。
固定機銃はガンパック式なので取り外すこともできますが、写真を見ていくとほとんど装着したままです。
超音速
- 英軍のバルティモアと援英型マローダーも同じく対艦船攻撃などに固定機銃を使用しました。
北アフリカ戦線が一段落しシチリア島やイタリア半島に戦線が移ると、夜間低空での地上攻撃も行なうようになり、照明弾で目標を照らして掃射するなどで固定機銃が使われました。
超音速
- 超音速さん、度々ありがとうございます。バルティモアは7.7ミリ機銃、威力不足とか声が挙がってそうですね。
まさのり
- そうですね。
バルティモアMk.Vですべて12.7mmに換装されてますから7.7mmでは不評だったのでしょう。
超音速