1849 https://youtu.be/CEQm5DFN5Nk?si=zYj29BodYiroJM-G
この動画は旧日本海軍の艦攻が、中心線からずれて魚雷・爆弾を搭載してる理由を説明してる動画ですが
流星まで、ずらし搭載に拘った効果は水平爆撃に有ったのでしょうか?動いてる艦船に向け動いてる飛行機から落として命中させるのは難しいと思うのですが
まさのり

  1. それでいうならば、戦艦からの砲撃も命中させるのは難しいです。
    なので、戦艦は多数の砲身からの一斉射撃、水平爆撃機は編隊からの一斉投弾による、公算射撃、公算爆撃を行うことが考えられたわけです。
    急降下爆撃は一弾あたりの命中率を高く見積もることができますが、500kg爆弾程度が限界となって、撃沈は期待できません。水平爆撃では800kgを使うことができます。
    ただ、対空砲火や戦闘機による防御が、編隊水平爆撃を妨げることから、むしろその理由により現実的ではなくなってゆきます。


  2. 航行艦への水平爆撃は、訓練ではそれなりの命中率でした。
    実戦ではプリンス・オブ・ウェールズは一応航行中でしたし、ジャワ沖でも航行艦に当てています。
    なお、開戦前は対空砲火による被害は雷撃より少ないと考えられていました。
    雷撃は超低空で1000mまで接近するので機銃や平射砲にも撃たれますが、水平爆撃は高度2〜3000mで投下するからです。
    対艦以外にも対地で水平爆撃しますし、偏流測定でも下面窓は必要です。

    超音速

  3. 動画では流星の魚雷搭載位置が左側になった理由を「プロペラが左回転だから」と謎の説明をしていて、コメント欄でも間違いの指摘が何件もありますが、配信者は完全無視ですね。

    流星は総重量が天山より重いので、魚雷の重みによる偏りは相対的に小さいだろうと思います。

    左寄りにした確かな理由は私も知りませんが、同じ愛知製の九九式艦爆は流星と同じく右側に下面窓があります。

    超音速

  4. 超音速さん、片さん回答ありがとうございます。因みに旧陸軍の97式/98式軽爆、或いはイギリスのフェアリーバトル軽爆にも同じような窓ってあったのでしょうか?
    まさのり

  5. 九七式・九八式軽爆にも水平爆撃用の八八式爆撃照準眼鏡が装備されています。
    フェアリー・バトルは縦列三座の中央席が爆撃手席で、スライド式の下面窓を開け、爆撃手は腹這い姿勢で照準します。
    超音速

  6. 超音速さん回答ありがとうございます‼️バトルの変わった爆弾搭載(主翼内のスペース)は搭乗員の作業スペース確保ですかね?(苦笑)
    まさのり


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