1862 |
https://youtu.be/22OPfUCs2Ig?si=0lapGuyWUCTobDIe これはP-38L型戦闘機の操縦マニュアル 過給器、プロペラ編です。初歩的な質問かもしれませんが電動式プロペラと油圧式プロペラのメリット、デメリットって何でしょうか? まさのり |
- こんなのありました。
https://news.mynavi.jp/techplus/article/aero_tech-95/
hush
- 現在でも主流は油圧式(または電動油圧式)です。
大戦中のレシプロ機の場合は両方式にたいした差はありませんが、モーターカノンや二重反転プロペラを装備する場合は電動式が有利です。
油圧式の二重反転プロペラも試されましたが、問題が多くあまり成功しなかったようです。
戦後、大出力ターボプロップエンジン用に、大馬力吸収のためカーチス電動式二重反転プロペラが注目されましたが、ターボファンエンジンの実用化で普及せず終わりました。
なお、Tu-95の二重反転プロペラは電動式のようです。
超音速
- hushさん、超音速さんありがとうございます。超音速さん、現在油圧式が主流ということは、電動式は
現在でも安定して確実に動くということが難しいということでしょうか?
まさのり
- カーチス電動プロペラは1950年代後半のC-133輸送機やC-130初期型までは使われていました。
しかし高い強度・工作精度で作られた歯車多数からなる複雑な機構なので、大出力ターボプロップでは無理が出てきたのか信頼性が低くトラブルも多発。取り扱いとメンテナンスに熟練が必要でした。
このころルーブ・ゴールドバーグ・マシンというありがたくない評価が定着してしまい、ハミルトン油圧プロペラに採用競争で勝てなくなったのです。
超音速
- 超音速さんありがとうございます。
まさのり