270 教えて頂きたい事が2点有ります
軍縮明け列強戦艦の主砲発射速度についてです、大和が40秒、ビスマルクが25秒に一発との認識で宜しいでしょうか。
すると、イタリア、フランスの38センチは同程度、アメリカ40センチは
30秒程度と予想しますが実際は何秒でしょうか、練度の問題も有ると思いますが記述に接しません、宜しくお願いします。
もう1点はビスマルクとフッドの交戦映像です、ビスマルクは沈没してますがプリンツ・オイゲンは生き残っているので報道記録班の映像が有ると思います、またビスマルクが包囲撃沈される映像も無いのでしょうか、ユーチューブで瞬間的に映っているのを観ますが、長時間の映像は無理でしょうか。
tomu3180

  1. http://www.navweaps.com/Weapons/index_weapons.htm
     国によって条件が違いますので一概には言えませんが、一応ここらで各国火砲の一般的に言われてる数値はわかると思います。
     主砲は長くて重いですから無理をせずに動揺周期を待ったり、全火砲の装填が終わるまで待ったり、射撃諸元を算出するのを待ったり、発砲は着弾観測の妨げになるので弾着時間が近かったら射撃を待ったり、基本的に隊列を維持しつつ運動するので変針中や直後は撃てなかったりと、遅くなる理由は山のように存在しますので、概ね「各種の条件がが整っていたら30秒も狙えるけど、普通なら1分ぐらい」が一回の交戦での平均的な射撃間隔と考えてよいかと。
    SUDO

  2. >ビスマルクとフッドの交戦映像

    動画は見たことがありませんが、有名な写真としては、フッドに対する砲撃の実戦シーンのがありますね。左舷砲戦中を右舷側から撮ったものです。
    世界の艦船『近代戦艦史』等、あちこちで見ます。
    TOSHI!!

  3. sudo様、前回に続き回答有難うございます、実戦ではその程度が実情
    なんですね、練習通りに最短時間での連続撃ちが可能だと思っていました。

    toshi様回答有難うございます
    多分、私もそれは観ていると思います、やはり長時間の動画は存在しないですかね。
    tomu3180

  4. 質問に対する直接の回答ではありませんが、注意喚起をさせていただきます。
    1のSUDO氏の挙げられた文献では、ビスマルクの主砲の口径は381mm(15インチ)でなく38cm、砲身長は47口径でなく約52口径となっています。即ち、例えば世界の艦船等の従来の文献に記されている値と相違しています。
    また、舷側中央部の上方には舷窓は在りませんが、同じく180mm程度の装甲も写っていません。
    第2次世界大戦の終了時の混乱によるのか、特に独、伊の軍艦や大砲の要目には変な事項が多すぎると思います。発射速度に限らず、慎重な検討が必要と思います。
    UK

  5. >4
     手元に世界の艦船別冊「近代戦艦史」の古い方1987年刊行がありますが、
    それにはビスマルクの主砲は38cmで38.1cmとは記載されていませんでした。
    同書のシャルンホルストの主砲は28.3cmと記載されていたので小数点以下を
    省略したとも思えません。381mmと記載されていたのはどの文献ですか?
     ビスマルクの主砲の口径長は砲身長に薬室長を含むドイツ式で計測すると
    52口径で薬室長を含まない米英式で計測すると47口径になります。
    52口径も47口径も間違いではなく、ドイツ独自の計測法によるスペックを
    表記したか、他国と同じ計測法によるスペックを表記したかの違いにすぎません。


    名乗る名は無し

  6. 5.の書込みがあったので、補足説明をさせて戴きます。
    (1)小生が言いたいのは、文献に記載されている数値等をそのまま信用するなということです。
     ビスマルクの主砲でも、世界の艦船を例に挙げれば、「口径381mm、糖長52(340号の109頁、第3表)」、「381mm、50口径(449号の82頁)」等種々の数値が記されています。4.で挙げた「381mm、47口径」は、(小生の主観ではあるが)一般的に認識されている値を挙げただけです。なお、口径については、大和の主砲が45、アイオワのそれが50と記されておれば、特記無き限り同じ基準(求め方)と思うのが普通です。
     舷側装甲でも、以前他の質問への回答で少しもめましたが、N0.654号やN0.225号では、船体中央部の水線部は320mm、その中央あたりの高さでは270mm、その上は145mmとなっていますが、世界の艦船に限定されず海と空等の各種の文献に記載されている写真では、中央あたりの高さは一緒に写っている人と比較すれば、393mmか320mmの何れが正しいのかは判定困難ですが、少なくとも270mmよりは厚いようです。また、その上の145mmの装甲は写っていません。蛇足ながらN0.654号やN0.225号では、アイオワ級では船体中央部の水線部には305mmの装甲がある図面が掲載されていますが、どの写真でも写っていません。完全なインターナルアーマーです。
    (2)この欄の本来の質問であるビスマルクの主砲の発射速度(時間間隔)ですが、過度に短いのはその分ボイラや発電機の増大につながり(大和では、1.5万馬力必要です)、機関部にとって大きな負担となり、また過剰品質(建造費の増加)ともなります。小生は、根拠はありませんが、ビスマルクの20秒という数値には疑問を持っています。
     因みに、実戦におけるフッドへの砲撃の間隔ですが、開始から致命傷となった後部第3砲塔基部あたりへの命中弾(これも、文献によって第4斉射、第5斉射の2種がありますが)を得るまでの経過時間は、何れにしろ5分以上の様です。従って、実戦での主砲の発射間隔は(波が荒い大洋で動揺周期と整合を取りつつ射撃する等のため)1分を超えている様です。

    UK

  7. 解答はもう無いと思い込んでいたので観ていませんでした、すいません。
    ビスマルクの25秒はリンデマン艦長が部下に語っている個所が有るので
    そう思っていました、私も20秒は8インチ並みだと思います、資料に拠ってバラツキが有るようですね、詳しい説明を頂き有難うございました。
    tomu3180

  8. >6.
    > 393mmか320mmの何れが正しいのかは判定困難ですが、少なくとも270mmよりは厚いようです。

    393mmという数値は何処から持って来たのですか?

    > また、その上の145mmの装甲は写っていません。

    写ってますし、270mmの部位との段差125mmともほぼプロポーショナルです

    > 蛇足ながらN0.654号やN0.225号では、アイオワ級では船体中央部の水線部には305mmの装甲がある図面が掲載されていますが、どの写真でも写っていません。完全なインターナルアーマーです。

    インターナルアーマーであることは図面から明らかですから「どの写真でも写っていません」は言わずもがなですね
    駄レス国務長官


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