370 お世話になります。大戦中の日本空母に比べ何かと羨望の眼差しで語られるアメリカ空母ですが、気になることがあります。開放式格納庫はともかく、どうして一段の「天井の高い」格納庫なのでしょうか?補用機を天井に吊れる、大型化する艦載機にも対応できる、などさぞかし合理的ですが、ひょっとしてこれは台車込みで背が高くなりそうなフロート付きの水上機や同じく車輪もついた水陸両用機のための設計だったりするんでしょうか
救急式

  1.  その線は薄いのではないかと思っております。というのは、水上機の場合は、波があると外洋での運用が難しくなりますし、性能的にも艦載機よりも能力が劣るからです。その上、わざわざ空母で運用しなくても、他の艦でも運用できます。実際、1920年代から水上機母艦をアメリカ海軍は整備しております。
     また、軍縮条約の制限下の時代には、総排水量を制限された結果、特に空母は貴重なものでありました。その上、レキシントン級は巡洋戦艦からの設計変更でありますので、同一排水量で新規に建造した場合よりも搭載スペースが16%減少するという試算がでております。
     このことを考えますと、御指摘のありました搭載機の増加が、空母の格納庫の背を高くするようにした主たる原因であるように思われます。
     どなたからも書き込みがないようですので、門外漢ではありますが、書き込みさせていただきました。誘い水にでもなれば幸いです。
     
    hush


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