392 皆様にお伺いしたいことがあります。

現代の艦隊の船と船の間隔はどのくらい開けるのがセオリーなのでしょうか?
以前米国第7艦隊は外周数十キロの巨大なゆ陣形を組むとどこかで聞いたような記憶だけが残っています。

どなたか教えてくださいお願いします。
m(_ _;)m
さあ!

  1. それは艦種や任務によって詰めたり広げたり様々でしょうが・・・空母打撃群の場合

    F/A18ホーネットだと高度1000フィートで空母後方2浬までに着艦アプローチに入りますので、空母随伴艦は後方2浬に位置して着艦する母艦機の目印になります。
    空母側方の随伴艦は真横0.5浬に位置すればダウンウィンドレグ直下になります。
    超音速

  2.  「ゆ陣形」というのが、いかなるものか私には分かりませんが、これを仮に輪形陣であるとするのなら、現在ではあまり使用されない陣形であるように思います。というのは、決まった距離を保って行動するということは、相手側に発見された際に、簡単に他の艦艇の位置を把握されるという問題があり、攻撃されやすいからです。したがって、現在ではランダムに艦艇を配置して航行しており、観艦式等のように見栄えが必要な場合のみ、きちんとした陣形を組んでいるようです。
     したがって、艦艇同士の間隔をどの程度に開けるものかという質問に対する回答としては、ケース・バイ・ケースでありセオリーはないとするしかないと思いますが、水平線上に相手の艦が見える程度にまで広がっている場合も多いようです。
     専門外のこととて、間違っているかもしれませんが。
     
    hush

  3. >現代の艦隊の船と船の間隔はどのくらい開けるのがセオリーなのでしょうか?

    「核攻撃にも一度に全滅しない程度」じゃないでしょうか
    1996年の世艦「艦隊陣形の歴史」特集号によると、米空母打撃群の場合、一辺240〜480浬の正方形エリアの中を各艦あて数10浬平方のエリアに区切り、その範囲内で適宜占位するそうです
    当然視認距離以上に離れることもありますケド、GPSと衛星通信の発達により可能となったんだとか
    (その後さらに進歩してるかどうかはチト判りかねます)
    駄レス国務長官

  4. もし、単純に往時の単縦陣や輪形陣などという整然たるものを頭に描いておられるなら、それは現代においては極めてまれと言えます。(決してあり得ないとは言いませんが。)

    そして写真に見られるような近距離に集まるようなことも、特別な理由が無い限りほとんどありません。

    ではどれ位の範囲に散らばるのかというと

    1.部隊を構成する艦艇の種類、数、特に空母や大型強襲揚陸艦を含むかどうか
    2.地理的位置、特に沿岸域か太洋かなど
    3.任務及びその時の作戦状況
    4.脅威の程度(対空、対潜、対水上、電子戦)
    5.他の友軍部隊との関係
    6.個艦及び部隊としてのセンサー、武器、情報、通信の能力
    7.気象海象

    などなどによって変わってきます。

    空母の直衛としてごく近傍に付く場合もあれば、数十〜数百マイル離れたところにいる場合もあります。

    これらは、基準点(必ずしも空母などのHVUとは限りません)に対する方形のグリッドで配置されることもあれば、扇型のセクターの場合もあります。 また、単に方位・距離の場合もあり、あるいは地理的な特定範囲の場合もあります。

    つまりまさに“ケースバイケース”です。

    一つ明確に言えることは、大戦時の砲戦・水雷戦やプロペラ機時代の海上航空戦などと言ったものとは比較にならない程に、海上での戦闘様相は複雑となりかつ広範囲になったということです。 これに伴って艦艇部隊の陣形のあり方も大きく変わってきています。

    艦船ファン

  5. 皆様ありがとうございました。

    現代ではかなり間隔が開くようになっているのですね。

    ゆ陣形ではなく輸形陣でした。
    申し訳ありません。

    ケースバイケース。
    ありがとうございました。


    さあ!

  6. 輪形陣(りんけいじん)だったのか!
    そうか!


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