716 旧日本海軍の航空母艦のエレベーターについて質問させて頂きます。
1)格納庫が2段になっていた空母の場合、エレベーターの床面も2段だったのでしょうか。それとも1段だったのでしょうか?

2)エレベーターの床面も2段だった場合、下の段の床面は飛行甲板までしょうしょうできたのでしょうか?

検索したつもりでしたが、わかりませんでした。皆様のご教授をお願い致します。
銑鉄

  1. これでいかがでしょう?https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%B3%80_(%E7%A9%BA%E6%AF%8D)#/media/File:Kaga_and_Zuikaku_Pearl_Harbor.jpg


  2. 片様、ご回答ありがとうございます。
    リンク先の写真の「加賀」の甲板にあるガントリークレーンの様な物がエレベーターという事でしょうか?

    エレベーターの床面は2段であり、下段のエレベーターも飛行甲板まで上昇出来たという事でしょうか。
    銑鉄

  3. これは実は時期と艦によって違います。
    日本海軍の初期の空母のうち格納庫が二層あるもの(赤城、加賀、龍驤)の後部昇降機は二段式でしたが、のちに加賀は廃止されており、赤城はそのまま残されたといわれています。
    ただ、そうだとすると>1のハワイ作戦の加賀はなぜあんなに高くまでエレベーターを上げているのか、すみません、よくわかりません。
    蒼龍以降は一段式だと思います。


  4. 3段空母から1段平甲板に近代改装された時に、加賀は、エレベータを2段から1段式に入れ替えています。赤城の改装時は予算不足の為、後部エレベータは手をつけられず、2段のままです。

    余談ですが、赤城改装時、高角砲の12.7mmへの換装、同台座の高さを増し反対舷への射界の拡大、加賀のようにケースメイト20cm砲の増備、兵員室の改善、燃料の増備、格納庫拡大、等々見送られて、ただ1段甲板空母にしただけの最小限のものとされました。だから、ハワイ作戦では航続能力が不足し、搭載機は少ないけど、艦隊で1番補用機を持つ空母となりました。
    出典は忘れてしまいましたが、昔何かの本で読みました。

    ハワイ作戦の加賀はなぜあんなに高くまでエレベーターを上げているのかは、片様の仰る通り、私も良くわかりません。
    mm058114


Back