721 タイの海防艦トンブリの20.3センチ砲は赤城からの転用でしょうか?それとも加賀でしょうか?もしくは新規のものでしょうか?教えて下さい。
カスミガウラー

  1.  http://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001678.html
    によれば、赤城だそうです。
     
    hush

  2. hushさまご回答ありがとうございます。
    ご提示されたサイトや他のものも確認しましたが、

    「赤城」の改造の際に撤去したものを流用したとも言われている。

    どれも赤城のものを流用した説があるという曖昧な表現が気になって質問させていただきました。
    カスミガウラー

  3. 仮に赤城あるいは加賀からの転用だとすれば、正8インチ(20.3サンチ)ではなく、正20サンチではないでしょうか。

    赤城と加賀が装備していたのは、三年式1号20サンチ砲(正20サンチ)ですから。
    Jack

  4. もしかして、砲の内径ボーリングして広げたんじゃないでしょうか。予想ですので、確証はありません。砲身命数が減りそうですが、本当に20.3センチがただしいとしたら、そうでなくては。証拠はありませんので、ただの妄想です。
    パンジャンドラム

  5. >2
     どうやら、リンク先等は御覧戴いた上での御質問であったようで、失礼いたしました。ただ、だとすれば、申し訳ありませんが、私のほうでは解答を持ち合わせておりません。と申しますのは、同様の記述は同じ作者の「日本空母戦史」にあるぐらいで、他では見ないからです。
     では、この情報を作者はどこから得たのかと思って参考文献目録を眺めてみたのですが、比較的一般的なものしか並んでいないようです。もしかすると、この記述は、その「言われている」という表現から考えて、文字通り、伝聞だったのかもしれません。
     赤城の3年式1号20サンチ砲がスリ・アユタヤ(トンブリ)級に転用された可能性を考えてみると、同級の建造時期が連装砲塔を撤去した赤城の改装と重なっているので、ありえるように思います。しかし、1のリンク先にあります「新製の砲身も12本納入」という記述が正しいとするのなら、赤城の砲身を転用する必要性があったのだろうかと思っております。赤城とは砲塔の形式が異なるだけに余計です。

     なお、スリ・アユタヤ(トンブリ)級に搭載されたのは
    http://www.navweaps.com/Weapons/WNJAP_79-50_3ns.htm
    によりますと、1号砲だそうです。ただ、その際、内径をボーリング等はしていないと思っております。2号砲への変更により、赤城、加賀だけでは費消できない大量の200o砲弾の多くがタイに輸出されたと聞いているからです。
     もっとも、近年、頓に間違いが多く、この件についても、やり取りがあったように思いますが、思い出せません。したがって、間違い等もあろうかと思いますが、御容赦下さい。
     
    hush

  6. 確か、タイの海軍兵学校にトンブリだかスリ・アユディアだかの艦橋+砲塔一基が保存されていたはずです。
    正20サンチか正8インチかは、現物が存在している以上、「永遠の歴史の謎」にはならないはず。
    関係機関の協力が得られるという前提ですが、「測れば片がつく」問題ではありますね。
    Jack

  7. >6
    サムットプラカーンにある兵学校のですよね。
    あれ、軍部に話つけないと計らせてもらえないと思います。
    20cmのも砲なんで、仰角もそれなりにあるので結構長いハシゴか何かは間違いなく要ります。

    あと心配なのは、経年劣化で内径が削れてないかです。
    アルゼンチンで8.8cm Flak36を測ったことがありますが、あれが88mmだということが判らなければ、90mmと判別しそうになったことだけは白状しておきます。

    わずか3mm、されど3mmです。

    何でこんなこと書くかといえば、
    HTMSメクロンを探し当てる最中にそこの兵学校に立ち寄ったからだったりします。
    P-kun

  8. P-kunさま

    経年劣化ですか。

    コーチャン島沖海戦で何発撃ったか(発射による内筒の削れ)というのも考慮する必要はあるでしょうが(もっとも、たしか予備砲身があったはずなので、交換してなければの話)、劣化のメインはやはり多分、風雨による錆でしょうかね。

    もしそうであれば、陸上保存以後は良好な状態なのではないでしょうか?
    というのは、きちんと砲口栓を付けた状態で保存されている様子なので。

    http://sazanami.net/20141227-kancolle-htms-thonburi-ashigara-8inch-gun/
    http://ki43.on.coocan.jp/oversea/dhonburi/dhonburi.html

    ↑ここらの写真を見れば、保存状態が分かります

    最も、わざわざ砲口栓を外すか?という話になれば、砲口側ではなく、砲尾側(尾栓側)を計ることになりそうですが・・・尾栓、錆びてない?(汗)

    内筒の内径が良好な状態で保存されていればいいんですけどねー・・・
    Jack

  9. いや、そもそも海に沈んだものを引き上げてるので、推して知るべしだと思います・・・
    スリ・アユタヤも、トンブリも沈んでますので・・・
    (スリ・アユタヤは革命騒ぎでタイ陸軍の砲撃で沈んでます)
    P-kun

  10. リファラよりこちらの掲示板を知りました。
    バンコクのナショナルメモリアルにある資料などは20cmと書いてあるものしかなく、2015年10月に再訪した際に泡尾側から内径を測ることを試みましたが、守衛に外国人は入れないと門前払いされました。
    政情や守衛によって対応が異なると思われます。
    本当か不明ですが、タイの人によると他に保存されている砲身があるとかないとかという話でした。
    かずぴー

  11. 逆に日本側の資料ってないんでしょうか?
    トンブリ級の艤装をやった工廠に記録とか残ってないんでしょうかね。
    (いくら川崎重工で建造したって言っても、砲熕兵器の類までは川重で載せてないよね?)
    Jack

  12. >11
     載せています。もちろん、製造は海軍工廠で行っていますが。

     ところで、自分のページのスリ・アユタヤ級海防艦の項目
     http://hush.gooside.com/Text/2S/23Su/S308cSuri_.html#anchor385311
     を確認しましたら、古鷹、妙高級重巡洋艦の200mm砲の再利用と書いてありました。
     実は、これの根拠が思い出せないので、思い込みで書いている可能性が高いです。ただ、今、更新できる状況ではありませんので、放置してありますが、混乱されてもいけないので、念のため、先にお断りしておきます。
     
    hush


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