1013 強度甲板を有する空母(大鳳、イラストリアス、ミッドウェイ等)が飛行甲板に急降下爆撃で爆撃されるとどうなるんですか?落ちてくるのは設計上大丈夫な大きさの爆弾かつ投下高度だとします。
落ちてきた爆弾は空中に跳ね返るんでしょうか、それとも甲板に留まるんでしょうか。
あと、もしよろしければ緩降下で爆撃された場合にどうなるかも教えてくださると幸いです。
レオ

  1. トランポリンじゃないんですけど
    駄レス国務長官

  2.  多分、御質問は装甲に爆弾が命中したが、不貫通の場合、跳ね返ってしまうのか、突き刺さるのかということでしょう。したがって、真面目にレスしてみます。
     徹甲弾の場合、伊集院信管のように機能を果たしていないものもありますが、遅動信管ですので、貫通できなかった場合は、大抵は跳ね返ると思います。まれには突き刺さる場合もあるかと思いますが、不発弾でもない限り、その直後に爆発しますので、確認できることは少ないと思います。
     http://image.blog.livedoor.jp/laba_q/imgs/7/3/737d5ee1.jpg
     もっとも、上記のように、爆発せずに突き刺さったままということは、ありえないことではないようです。
     実際に装甲に命中して跳ね返ったケースを調べてみると、アメリカ空母フランクリンの例が見つかりました。これは、1945年3月19日に飛行甲板を貫通した爆弾が格納庫甲板の装甲に跳ね返って爆発したものです。また、日露戦争時の三笠の戦闘詳報には、当然、これは爆弾ではなく砲弾ですが、不貫通で跳ね返った砲弾痕が図示されています。
     なお、飛行甲板の装甲というのは、大和の水平防御などに比べると随分と薄いものですので、イラストリアス級でも爆弾の貫通を阻止できたものは少ないようです。
     あと、緩降下であっても、不貫通の場合は同一だと思います。

     http://www.warbirds.jp/ansq/22/B2002220.html
     ここまで書いてきて、上記に気づきました。
     
    hush

  3.  http://www.warbirds.jp/ansq/22/B2002220.html
     したがって、破砕されるというケースがあり、撃角が浅ければ、跳ね返るということになるのでしょう。
     失礼しました。
     
    hush

  4. 言葉足らずの質問失礼いたしました。何と文字に起こしたらいいのか分からず、あのような質問文になってしまいました。もっと文章力を磨きたいものです。
    貫通出来なかった爆弾はどうなるのか気になって、自分なりに頭をひねっていたのですが、本当に跳ね返ることもあるんですね。また、爆弾が破砕されるというのにびっくりしました。
    飛行甲板に装甲を貼っていると、特徴とされていることが多いように感じられる空母ですが、結局は焼け石に水ということに衝撃を受けました。重心や搭載機数を犠牲にしてまで貼ったものがそこまで効果がないのが悲しいですね。
    レオ

  5.  焼け石に水ということもないです。実際、イラストリアス級6隻は数度にわたって被害を受けていますが、1隻の沈没艦も出していません。イラストリアスに至っては、特攻機の突入を受けましたが、数時間で戦列に復帰しています。
     ただ、飛行甲板全体に装甲を施しているわけでもなく、無茶苦茶厚いわけでもないのです。
     
    hush

  6. ようは爆弾本体ないし破裂した弾片の格納庫への突入を防ぐってのが飛行甲板装甲化の主眼です
    駄レス国務長官

  7. あと「強度甲板」ってのは船体の縦曲げ(ホグサグ)に対する抵抗力を受け持つ甲板ですからどのフネにも存在します
    飛行甲板が強度甲板であるためには伸縮継手が無いコトが必要です
    駄レス国務長官

  8. 装甲空母って文字列からしてとても頑丈そうに感じ取ったのですが、そこまで硬くはないけど普通のよりはかなり頑丈ってことでしょうか。
    飛行甲板と格納庫の床で装甲を2つ貼ればもっと頑丈な空母が出来上がりですね
    レオ

  9. >装甲空母って文字列からしてとても頑丈そうに感じ取ったのですが、そこまで硬くはないけど普通のよりはかなり頑丈

    空母「飛龍」でも飛行甲板は大体4mmDS+45mm木甲板です。
    普通の空母の飛行甲板は「頑丈」なんてものではないです。

    Ranchan

  10. >飛行甲板と格納庫の床で装甲を2つ貼れば

    爆弾の直撃には無敵だが魚雷一本か至近弾数発で転覆する、という
    超不安定な艦になりそうな、、
    かめ

  11. >8.
    大鳳の装甲甲板は長さ150m×幅20m×厚さ20mm+75mmとして約2,250トンで駆逐艦1隻分に相当します

    >飛行甲板と格納庫の床で装甲を2つ貼れば

    そうゆうのを「屋上屋を重ねる」と申します
    駄レス国務長官

  12.  http://www.warbirds.jp/truth/ukcv/ukcv.html
     上記を読んでいると、イラストリアスには「格納庫甲板には更に4.5-3inのNC装甲鈑が張られて」いるようですが…。
     
    hush

  13. オヤさうでしたか
    でも搭載機数極端に少ないし次級では減厚されてますね
    駄レス国務長官

  14.  あと、イーグルもけっこう重装甲なんですね。
     
    hush

  15. 元が戦艦だからじゃないでしょうか
    駄レス国務長官

  16. >15
     確かに。
     Wikipediaのイーグルの項には飛行甲板と主甲板に38mmの装甲が張られているように書いてありますが、英語版Wikipediaには主甲板の記載はなく、バルクヘッドと書かれています。
     https://www.tapatalk.com/groups/warships1discussionboards/hms-eagle-1918-deck-armor-and-hanger-questions-t38369.html
     一応、"Eagle also had 1.5" main deck and another upper hanger deck of 1.5"とは書いてはあるのですが。
     
    hush

  17. ミッドウェー級も格納庫甲板に51mmの装甲を張ってます。
    はち


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