1023  戦艦などへの装甲の装着において、装甲板と背板の間には木材を挟むことが普通でした。しかし、大和級においては木材は使わないでメニューと呼ばれる粘度の高い物質を注入しています。これは経年的に硬化します。パテとも呼ばれたらしいです。この方法はどのように始まったのかは興味あります。
 日本海軍が英国から購入した鹿島(アームストロング社製)と香取(ヴィッカース社製)は1923年、1924年に舞鶴で解体されました。その時、鹿島のパテが一様に充填されていなく、まだらがあったのに対し、香取は完全に充填されていることがわかった、という記事を覚えています(1949年ごろの西日本重工技報だったように覚えています)。英国海軍は木材でないものを使用を考えて、一部実行していたと言えます。これらに関してお分かりの方おられましたら教えてください。
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  1.  ここでいう物質を、アメリカではセメント充填 (cement filling) とも呼ぶようです。ここでいうセメントが具体的にはどういうものか知りたいです。建設工事に使うモルタルもポルトランドセメントを使うし、歯科治療で虫歯の穴を詰めるのもセメント充填と言います。
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