1050  「世界の艦船」2020年6月号 の110ページ左上に建造中のソビエツキー・ソユーズの写真が出ています。両舷に円いフレームのようなものがずらりと並んでいます。これらが、かの有名なプリエーゼ式水中防御システムを構成する部材である、と考えたのですがそれでよろしいでしょうか。もしそうだとすると、本来の位置よりやや上にあると感じたのですがどうでshぷか。
電気戦艦

  1.  最後「shぷか」 は間違い、「しょうか」が正しい。
    電器戦艦

  2.  多分、上甲板はもっと上になるのだと思います。
     https://miniflot.ru/Modeli_korabley/Sov/evol/1936-2.png
     上記の図から考えると、他に該当するものはなさそうです。
     
    hush

  3. hush様 珍しい図面の紹介ありがとうございました。確かに上甲板がもっと上なら、丸部財は本来の位置に据わっていることになります。このフネは興味深いですね。こんなに大きいのに3軸なのはヨーロッパ風なのでしょうか。また外側2軸は平行ではなく、ハの字形に広がっています。
    電気戦艦

  4. >珍しい図面
     Линейные корабли проекта 23 Советский Союзで画像検索して見つけたものですので、あまり考えずに出してしまいました。
     ただ、ファイル名の1936−2.pngから考えますと1936年の案かもしれません。だとすると、1937年に最終設計ができあがっているだけに、信憑性はどうなのだろうかという疑問はあります。
     特に、同級はタービン・エレクトリック推進で、モーターを自由に配置できことを考えると、推進軸をそのように傾けて配備する理由も分かりません。自分で出しておいて申し訳ないのですが、ちょっと自信がなくなってきました。
     
    hush

  5. ソビエツキー・ソユーズ級の最終2案は1936.11に出されたTaKBS-1案とBS-4案でそれぞれ直立煙突・誘導煙突です
    機関区画は缶缶機缶機で前部機械室は左右主機後部機械室は中央主機のギヤードタービン3基3軸推進です
    (以上McLaughlin著Russian & Soviet Battleshipに拠る)
    >2.のリンク先は上記BS-4案になります
    問題のプリエーゼ構造ですが世艦増刊ロシア/ソビエト戦艦史P106により鮮明な写真が掲載されており構成部材の一部と判ります
    なお同写真の船体中央部横隔壁の間隔は狭狭広狭広で上記缶缶機缶機に対応してることからも電気推進は誤情報と判ります
    あと推進軸のハの字は別に珍しくありません
    駄レス国務長官

  6. >5
     フォロー多謝。
     
    hush

  7. 皆様 いろいろ有難うございます。このフネの図面改めて見ました。平面図で艦尾から離れたモノが二つあります。当初スケグを保持する部分がこのように見えるのか、と思っていました。しかし、下段の横断面 左から2番目を見ると、むしろ副舵かとも思いました。どう思われますか。
    電気戦艦

  8. >7.
    >2.の横断面図の左から二番目にあるように左右推進器の後方に設けられた副舵です
    伊海軍リットリオ級戦艦と同様の左右中三枚舵になります
    駄レス国務長官

  9. >8. どうも有難うございました。二枚副舵の具体例は初めて見ました。格舵を独立に動かせば、旋回時の船体の外側への傾きを減らせるのかと空想しました。
    電気戦艦


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