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初めて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 私は造船会社に勤めているのですが、会社では護衛艦を建造しておりません。 そこで、護衛艦(巡視船や軍艦含む)を建造するのと一般商船を建造する際ではどのような違いがあるのか教えて下さい。 現場から事務処理まで幅広く教えていただきたいです。 スパッタ |
- 造船所には本の配達に行ったぐらいという素人の発言ですので、あまり役に立つとは思えませんが、軍用艦艇と民間船舶ではかなり異なる部分があります。
たとえば、船舶の場合、重要なのは経済性であり、より多くの荷物を効率よく運ぶことが第一になります。したがって、乾舷が高いものが多くなりますが、護衛艦のような艦艇の場合、レーダーに映りにくいというようなことが重要になります。このため、反射率を下げるために水上での面積を可能な限り小さくしようとしたり、上構部等に角度をつけたりします。
また、艦艇の機関は、速度の変化が大きく、経済速度で走り続ける船舶とはかなり異なる上に、潜水艦等に探知されることを防ぐ、あるいは、ソナーで探知する都合上、静粛性が求められます。このため、一般船舶でほとんど使用されないガス・タービンであるとか、電気推進が主流になります(もちろん、ディーゼルも使われます)。
と同時に、使用する武器等の運用で関連人員が増えますので、20人程度で運航される外航船とは乗員数が一桁違ってきます。このため、関連設備が必要になります。
納期も数年にわたるものが普通ですし、官公庁ですので入札となりますが、特殊すぎて、参加できる造船所は限られてくると思います。
あまり、参考にはならないとおもいますが。
hush
- おなじく素人の発言ですが、
揚陸艦など、商船構造の艦艇もありますね。
超音速
- 構造も違うでしょうが、艤装員長なんて民間船じゃいませんよね。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/艤装
太助