1067 25口径5インチ砲(古い高角砲だと思います)に対応したVT信管って存在したのでしょうか。
また、51口径5インチ砲(平射砲?)に対応したVT信管についても同様の疑問があります。

個人的には存在しないように考えていますが、無いことの証明は難しいといいますか、何か確定できる資料が欲しくて質問に挙げさせて頂きました。

よろしくお願い致します。

太助

  1. 質問者です。

    VT信管には、MK32、40、53など25口径5インチ砲に対応したものがあるとの記述があります。こちらです。(PDFがダウンロードできます。)
    太助

  2. 資料1:OP1480
    太助

  3. また、こんなサイトもあります。
    資料2:
    http://www.navweaps.com/Weapons/WNUS_5-25_mk10.php


    しかし、本当に25口径5インチ砲に対応していたのか今一つ自信がありません。
    自信がない理由は幾つかあり、

    @米国海軍の 25口径5インチ砲といえば、MK10という砲があるようですが、手動旋回方式だそうです。この砲を搭載した艦艇がどういった射撃方法をとっていたのか調べ切れていませんが、VT信管が有効に機能する程度の射撃精度がだせたのか判らない。

    A資料1には、25口径5インチ砲と並んで51口径5インチ砲にも適用してあるような記述があるが、どうもこれは平射砲らしい。つまり資料の正確さに疑問がある。

    B資料3には5".25砲に適用とあり、眠気も手伝い、これだ!と思いきや、よく見ると英国海軍の5.25インチ両用砲のようである。やはり25口径5インチ砲の記述はない。
    資料3:


    C資料4にも記述なし。資料が多くなって来たので添付はしませんが、OP2215という資料にも記述なしです。
    資料4:OP127


    と、こんな感じで25口径5インチ砲がVT信管付きの砲弾に対応していたのか、また対応していたとしたら有効な射撃が出来たのかどうかがよく判りません。

    また追加質問になりますが、51口径5インチ平射?砲もVT信管付き砲弾を撃っていたなんてことも(まさかとは思いますが)あり得るのでしょうか?
    http://www.navweaps.com/Weapons/WNUS_5-51_mk7.php


    よろしくお願い致します。

    太助

  4. 資料3:
    https://www.history.navy.mil/research/library/online-reading-room/title-list-alphabetically/r/radio-proximty-vt-fuzes.html
    太助

  5. すみません、資料1と資料4のリンクが貼れません。
    資料1:OP1480
    資料4:OP127

    OPはORDNANCE PAMPHLETの略です。
    OP1480には25口径、51口径の両方に対応していると読める記述があり、OP127には記述なしです。

    検索頂ければ幸いです。


    よろしくお願い致します。

    太助

  6. 詳しくは知りませんがもし命中精度が高く発射速度も大であればVT信管の必要性は低くなるんじゃないでしょうか
    駄レス国務長官

  7. 1.私には、質問者がVT信管に対してどのような認識を持っていらっしゃるのかが判りません。VT信管は、発砲時の衝撃をもとに安全装置が解除され、発射後は目標の未来位置へ飛んでいく砲弾が目標近くを通過すれば砲弾を爆発させ、目標の近くを通過しなければ、最終的には砲弾を自爆させるものだと私は思っています。従って、基本的には(発射時の衝撃による安全装置の解除がなされれば)、発射する大砲には関係がないのではないでしょうか。
    また、条件によっては、塹壕内への敵への攻撃等にも使用されます。
    2.命中精度が高ければ、程度にもよりますが発射速度はそう必要ないと思われます。ミサイルがそうですね。なお、対空ミサイルの起爆には種々の方法があるようです。但し、私は、この方面は全くの素人です。なお、現実には、大砲で命中精度を今以上に上げるのは無理だと思われます。

    UK

  8. 回答ありがとうございます。

    >>6
    Wikipedia等々をみると、(詳細な条件は不明ですが)最高の人材・機材を使っても、1機の航空機を墜とす?のに平均2500発の在来信管砲弾が必要と見積もられていたそうです。つまり命中率はものすごく低いかと思います。

    >>7
    機械的にはどの砲での使用も可能かもしれませんが、航空機に対する射撃緒元が得られない砲でVT信管砲弾を撃つ価値があるかどうかですね。
    その意味で51口径5インチ砲(平射砲?)にVT信管を適合させたか疑問があります。そして適合させていなければ、VT信管が補給されるはずもなく、結果撃てない。
    一方で25口径5インチ砲は、VT信管の効果は薄いかもしれないが、とりあえず撃たなきゃ敵機撃墜の可能性もない訳で、信管が時限・着発信管かVT信管かはわからないが撃つ。VT信管を適合させていたかは費用対効果で決まるのでしょうか。

    つまるところ、砲だけを問題にしているのではなく、砲を積んでいた艦艇・また対応した射撃指揮装置等々・VT信管の製造や補給状況等々を鑑みて、当時の人が25口径5インチ砲と51口径5インチ砲にVT信管を適合させる判断をしたのかどうかが知りたいのです。

    回答になっているでしょうか?

    太助

  9.  資料1を見る限りでは、両方ともVT信管を使用できそうです。というのは、注記の2にこの信管は他の信管よりサイズが大きいので、特別な砲弾が必要であるとわざわざ記してあるからです。
     もっとも、25口径の砲にある砲弾のカットには時計信管の対空砲弾のものはありますが、VT信管のものがないのは気にはなっていますが。
     51口径のほうは、平射砲ですが2次大戦中に使用されたものは、改造されたのだと思いますが、45度の仰角を持っています。そして、搭載艦の多くは旧式艦ですが、その他に護衛空母を含んでいます。これは旧式戦艦から外された砲だと思われますが、護衛空母が対空戦闘を行うとき、搭載機と護衛の艦艇だけでなく、自艦の砲火も使用したはずなのです。そうしたとき、時計信管だけで乗員が満足するものだろうかと思うのです。
     たとえ、直上の飛行機を撃てなくても、45度の仰角があれば、手動旋回式であっても、それなりに遠方へ砲火を浴びせられます。接近してきた航空機は装備する機関砲、機関銃に任せ、投射弾量によって防御しようという姿勢ではないかと思っております。そうした時、VT信管のほうが望ましいでしょうし、アメリカの工業力はそれを可能にしたと思うのです。
     
    hush

  10. >>9
    資料1を見る限りではそうですね。
    資料4には25口径5インチ砲や51口径5インチ砲の項目にVT信管の記述がないようですが、これは小生の見落としでしょうか?

    また、51口径5インチ砲で"遠方へ砲火を浴びせ"とありますが、対航空機用の射撃指揮装置を積んでいたのでしょうか。それとも人間の勘まかせでしょうか。VT信管は標的の近くに砲弾を撃ち込めた場合にのみ効力を発揮します。極論ですが、見た目だけ派手に砲弾を爆発させて攻撃を断念させるのであれば、時限信管の方が効果があるのかもとさえ思えてしまいます。


    という感じですので、
    資料4の感想と、25口径5インチ砲や51口径5インチ砲で標的の近くに砲弾を撃ち込む方法について、ご意見をあわせてお願い致します。

    太助

  11. >10
     この件について、つぶやいている人がおられますね。
     http://navgunschl.sblo.jp/article/187750476.html
     
    hush

  12. >>11
    図が良く見られませんが、資料1の通り25口径5インチ砲や51口径5インチ砲で使用可能な砲弾にVT信管は着けられるということですか。
    砲→砲弾、砲弾→信管は判りましたが、砲→砲弾→信管の組み合わせは試験されたのでしょうかね。
    あの書きようからすると実際には使用されなかった可能性もあるということでしょうが。

    太助

  13. >12
     直接、お聞きになられてはどうでしょうか。
     
    hush

  14. >>13
    まあ、機会があれば。

    太助

  15. 直接ご質問への回答ではないのですが
    VT信管は陸軍でも使っていますし対空目的に限定したものではありません。
    各種砲弾に使用されていても不思議はないように思います。
    たしか野砲で使われたヒトラーが非人道的だと非難したとか。

    あと、VT信管は発射時、ライフリングによる遠心力加速度で安全装置解除、
    砲口を出て遠心力加速がなくなるとスプリングにより復帰起動する仕組みだったと記憶しています。(出典不詳)
    P.D

  16. >14
     http://navgunschl.sblo.jp/article/187764046.html
     さらにつぶやかれていますね。
     
    hush

  17. >>15
    回答ありがとうございます。

    確かに対地用のVT信管もありますね。ただ資料1では38口径5インチ砲と51口径5インチ砲で同じ信管が使用可能とあったので質問させて頂きました。
    信用できそうなサイトで、51口径5インチ砲を対空用途で使用していたのか調べている最中なのですが、どうも太平洋戦争開戦時では対地・対艦用途のみのような感触をもっています。VT信管の登場等々で用途が変わったのかとも考える半面、VT信管の作動する範囲に砲弾を撃ち込めるのか疑問もあります。

    https://www.history.navy.mil/research/histories/ship-histories/danfs/t/tennessee-bb-43-v.html
    Tennessee's old 5-inch battery, and combination of 5"/25 antiaircraft guns and 5"/51 single-purpose "anti-destroyer" guns, was replaced by eight 5"/38 twin mounts.

    https://www.history.navy.mil/research/archives/digitized-collections/action-reports/wwii-pearl-harbor-attack/ships-s-z/uss-tangier-av-8-action-report.html
    The 5"-51 caliber gun not being an A.A. gun was of no value to us and the personnel were required as indicated above.

    https://www.history.navy.mil/content/history/nhhc/research/archives/digitized-collections/action-reports/wwii-pearl-harbor-attack/ships-a-c/uss-california-bb-44-action-report.html
    All 5"/25, 3"/50 and A.A. 50 calibre machine guns were completely ready for use and ready to load in all respects.

    About 0810 Fire Control ordered all 5"51 personnel to assist in the 5" A.A. ammunition service.

    https://www.history.navy.mil/research/histories/ship-histories/danfs/w/west-virginia-ii.html
    Gone were the cage masts that supported the three-tier fire-control tops, as well as the two funnels, the open-mount 5-inch/25's and the casemates with the single-purpose 5-inch/51's.


    一方で、対論になるのかな?こんな情報もあります。
    https://www.history.navy.mil/content/history/nhhc/research/archives/digitized-collections/action-reports/wwii-pearl-harbor-attack/ships-m-r/uss-ramapo-ao-12-action-report.html
    All guns, i.e. two 5"/51 caliber, two 3"/50 caliber and two .50 caliber machine guns had previously been placed in complete readiness for firing, including firing locks, pre-set fuses on 3", etc.

    まあ気長に調べていこうと考えております。

    太助

  18. >>11、13、16
    hushさんへ

    そのサイト好きですね。
    しかし小生は談笑の輪があれば混ぜて貰うのが好きな方なので、そのサイト主の趣向はかなり異質にみえてしまいます。一言でいえばコミュニティ(Warbirds)と距離をとるくせに聞き耳立てられて気色悪いと。(ROMの方はコミュニティの一員と感じますが、 hushさんの好きなサイトは明らかに違いますよね。)

    まあ一方で、聞き耳を立てるのも自由だし、ぶつぶつ独り言の内容を吹聴して回ることが自由なのも確かです。よってhushさんがリンクを貼られるのも構わないのですが、小生宛にリンク貼りをするのを控えて貰うことは可能でしょうか?

    一利用者ではありますが、コミュニティ外のあのサイトの吹聴を小生宛にされるのは迷惑に感じていることを明示させて頂きますので、ご配慮頂けましたら幸いです。
    息抜きで調べ物をしているので、変な人とは関わりあいになりたくないのです。


    管理人様へ
    ご面倒をお掛けします。
    迷惑に感じている旨をそれとなく察して貰いたく>>14の書き込みを行いましたが、通じませんでしたので、hushさんへの私信・お願いを纏めさせて頂きました。お願いの内容は『小生宛に某サイトの吹聴をしてくれるな』です。あくまで私信ですので、hushさんに小生の考えが伝われば本項は削除頂いて構いません。

    お手数をお掛けしますが宜しくお願い致します。

    以上

    太助

  19. >18.
    こういう所は押しなべてお節介焼きが回答付けますのでもし迷惑であったなら>12あたりで早目かつ明確に意思表示すべきではなかったでしょうか
    駄レス国務長官

  20. >18
     はい、了解しました。
     
    hush


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