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訳あって(船舶の)バルジの起源について調べています。世界最初にバルジを装備したのはいつの時代、どこの国のどういう船なのでしょうか。一応いろいろ調べてみたのですが、調べ方がまずいのか私には判明しませんでした。 そこでこの板の識者の皆様にお伺いする次第です。よろしくお願いいたします。 備後ピート |
- 「調べ方」としての入り口
ウィキペディアで「バルジ」の項を引く。
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載ってない。
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ウィキペディアで「バルジ」の項に「他言語版」でとりあえず「English」を選択する。
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Google翻訳で日本語にしてみる。
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「第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の海軍魚雷に対する対魚雷バルジ、受動的軍艦防御」というのがそれっぽい。
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その項「Anti-torpedo bulge」を引いてみる。
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必要なら、その頃で出典元、参考文献として挙げられているものに当たってみる。
これで解決しないでしょうか?
片
- 片様、調べ方の詳細まで示していただきありがとうございます。ウィキペディアを活用する方法まで思い至りませんでした。
私の場合英語力がネックになっているかと思いますが、お奨めの辞書とかあればいくつかでも教えていただければ幸いです。実は今英和辞典、英英辞典とも処分してしまってわが家には無いのです(学生時代に東京で買った古いものでしたが)。60の手習いですね。
備後ピート
- 翻訳機能は今時は、インターネット・ブラウザに内蔵されていて、何語のページでも日本語で読めるはずですよ。
片
- https://www.researchgate.net/publication/229498414_Bulging_Warships
要約を見ると、質問そのものなので、本文を入手すれば良いのでは。
SJ在住者
- http://hush.gooside.com/name/e/Ed/Edgar.html#anchor370826
に書きましたように、イギリスのエドガー級防護巡洋艦が嚆矢です。
hush
- >5.
ウィキの「Anti-torpedo bulge」も同級に言及してますね
駄レス国務長官
- >6
そうですね。
ところで、そこに書いてある4隻のバルジ装着艦の艦名ですが、グラーフトン、シーシュースは、その各項に記載があるので確かですが、残り2隻が分かりません。多分、うち1隻は被雷してもバルジで助かったと思われるエドガーだと思いますが、もう1隻はこの3隻がダーダネルスに派遣されているので、もう1隻派遣されたエンディミオンかなと思っていますが、確証を持てません。
そこはお分かりになりませんか。
hush
- バルジを後から装着するのは結構面倒な作業だったようです。バルジの上部がちょうど舷側装甲に当たるばあいは、取り付けるためにはタップリベットを使います。名前はリベットですが、リベットのように熱して打つものではありません。貫通しないボルトのようなもので、この場合、装甲板にネジ穴を作ります。装甲板は特殊鋼でできた大変硬いものですからそのままではドリルは使えません。附近を局部的に熱し、焼き戻すことをしました。以上は、陸奥のバルジ装着するに携わった矢田健二さんの話です(「写真集日本の戦艦」より)。足場の悪いところで、水平方向に孔開けますので大変だったと思います。大和級の場合は、最初からねじ穴の位置がわかっていますので、工場で孔を開けておけばいいのです。
南極観測船「宗谷」にはバルジが取り付けられています。牧野茂さんが設計に関与したと言われています。バルジを船体に溶接で接合するのに苦労した、と聞きます。なお、バルジは全溶接ではなく、rivetも使われています。昨年12月確認しました。
電気戦艦
- >7.
ご賢察のとおりです ↓
http://www.northeastmaritime.co.uk/viewtopic.php?f=161&t=8707
駄レス国務長官
- >9
おお、素晴らしい、ありがとうございます。
hush
- https://www.researchgate.net/publication/229498414_Bulging_Warships
要約を見ると、質問そのものなので、本文を入手すれば良いのでは。
SJ在住者
- すみまんせん。以前の投稿が残っており、二重投稿になってしまいました。
SJ在住者