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連投質問失礼します。今世界の艦船「ドイツ戦艦史」を読んでいて疑問に思ったことを質問します。 この本の中で第二次世界大戦のドイツ主力艦のうち、シャルンホルスト級戦艦は第一次世界大戦で未完成に終わったマッケンゼン級戦艦(大巡)をタイプシップとして設計・建造されたと記載されています。 転じてビスマルク級戦艦の場合は、第一次大戦中に完成したバイエルン級戦艦を(特にその防御要領は再現といってよいとか)タイプシップとして設計・建造されたと記載されています。 そこで質問ですが、タイプシップが異なるということは、厳密な意味でビスマルク級はシャルンホルスト級の拡大改良型とは言えず、両者の艦影が似通っているのは帝政時代以来のわざと外見を似せてデザインするドイツ式欺瞞手法の結果に過ぎないのでしょうか? タイプシップの問題は依然この板でかなり執拗な議論がなされていたので、この際できるだけ多くの識者の皆様のご意見を伺いたいと思う所存です。 備後ピート |
- まずは折角教えて貰ったウィキの活用から始めては如何でしょうか
駄レス国務長官
- 困ったな…。一応ウィキペディアのシャルンホルスト級、ビスマルク級の記事は読んだ上で、細部はともかく決定的に本質が納得できる内容がなかったので質問したのですが…。
駄レス国務長官様でも正しい答えが出せないとなると、その他の方々からの解答も期待できないかな…?
備後ピート
- ご期待に沿えず残念でした
駄レス国務長官
- 少なくとも「機械の時代」の軍艦にとって外見は艦の基本構成を現し
同じ技術水準の建造・運用主体ならそのまま機能を推測出来ます。
艦の外形を揃えているという事は、
細かい級では無くその外見の「形」こそが遍くタイプシップという事であり
「に過ぎない」とする事こそ間違いでは?
にも。
- 調べてから書くべきなのでしょうけど、
帝政期ドイツ・ライヒのバトル・クルーザーは人名、
クルーザーの付かないバトルシップは地方(邦国?)の名前、ですよね。
一方ワイマール→ナチ期の新戦艦ではクルーザー無しのバトルシップであっても人名付けてる。
にも@追加。
- 拡大した時点で決定的に異なるのだから「厳密な意味での拡大改良型」という概念自体がナンセンスでは。
「タイプシップ」とは(一義的には同じクラスの)手本或は参考にした船を指し、一方で実際に船に実装される技術は同時代のクラスの異なる船と共通する。
シャルンホルスト級がマッケンゼン級を、ビスマルク級がバイエルン級を、それぞれタイプシップとして建造された事と、
共に同じ時代の船であるシャルンホルスト級・ビスマルク級が、後者は前者を拡大改良した関係で在る事に、何の矛盾が?
にも@追伸。
- >4
外形が似ているということと、タイプシップということは、そこまでの相関関係はないと思いますが。
>5
多分、シャルンホルストやグナイゼナウという命名は、艦種ということもあるのでしょうが、1次大戦の有名艦の襲名というのが大きいと思います。だから、重巡洋艦にザイドリッツやリュッツォーなんてつけたのだと思うのですが、O型巡洋戦艦が実現したら、フォン・デア・タンとかモルトケとかつけたのかなと思っています(ヒンデンブルグは許可されないでしょう)。
ただ、艦名と質問との関係性がよく分かりませんが。
hush