235 各国でGMG(グレネード、サブマシンガン)が導入されていますが

96式40mm自動てき弾銃、Mk19等は、M2等の機関銃と比べて、かなり銃身が短いように思えるのですが、初速(射程)や着弾精度に影響しないのでしょうか?

ロシアのGB−15等のアンダーランチャーも銃身の長さも、ほぼ皆無に近いと思うのですが、射撃精度に影響しないのでしょうか?

グレネード発射機自体が、精度を必要としない兵器なのでしょうか?

銃大好き

  1.  勿論精度は高いに越したことはありませんが、グレネードランチャーは弾丸の重量の関係上、高い初速を与えると反動も強烈になって人が耐えられなくなります。
     また一般的に使用される榴弾は大きな落角で着弾するほうが効果的な破片散布を期待できますので、山なり弾道で撃つ事が望ましいのです。高い初速を与えると近距離で使う場合には真上方向に打ち上げる等が要求されてしまうわけで(迫撃砲がそうですね)これは比較的近距離で使用するグレネードランチャーとしては不便なだけで、あまり良いことはありません。
     また破片が効果的に散布されるなら、射撃精度は数メートル程度のズレまでなら許容範囲ともいえます(元々手榴弾の投擲の代用なのです)
     つまり精度は求めないわけではないけど、他に優先されるべき機能性能を考えると、高い初速を与えるということは必ずしも重視されていない武器なのです。
    SUDO

  2. まさに目から鱗です。

    解答ありがとうございます、勉強になりました!!
    銃大好き


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