273 ハンドガンのマガジンについて質問です。
http://www.youtube.com/watch?v=REA3j3EwiJw
こちらの動画にあるような、純正のマガジンと大差ないサイズなのに、装弾数が多くなる、というマガジンはメジャーな存在なのでしょうか?
他にも存在するのなら教えてください。
ミラクルA

  1. 昨今、所謂ハイキャパマガジン(High Capacity Magazine)は、メジャーな銃でしたらメーカー非純正が
    それなりに出回っており 専門誌やガンフリークが使用紹介しているのを見かけるものでありますが、
    その使用は個人の好みとは言え 以下の理由でお薦めはしません。
    特にオリジナルサイズを謳うハイキャパマガジンは本当に大丈夫?

    本来銃は 上向き、下向き、横向き、逆さま とあらゆる射撃状態で確実なフィーディング(給弾)
    せねばなりません。 且つ 毎秒数発は射撃する場合も想定され その速度に追いつく様に
    次弾フィーディングも行えなければなりません。それら諸条件を満たすスプリング力が必要です。
    弾倉容量(注1)が増えれば その分マガジンスプリングを強くしなければなりませんが、
    限られたマガジンサイズでは設計限界があり 無理したところで中途半端なスプリング力となります。

    銃メーカー 或いは 軍の採用試験はそれら各種状態の試験をした上で最大限の容量を要求・
    決定しているものであり、オリジナルマガジンが試行錯誤した結果の理想形とも言えます。
    メーカー非純正・多弾数、それこそ同サイズの物は、どこか上記条件に妥協がなければ
    実現出来るものではありません。 その上での使用は個人の判断となります。

    蛇足ながら メーカーオリジナルとは言え、連射フィーディングにやや問題を残していたのが
    名銃ルガー P08でありました。

      注1. 日本では俗に“装弾数”と言われますが、銃砲用語で正しくは“弾倉容量”です。

    軌跡の発動機?誉

  2. 軌跡の発動機?誉さん、どうもありがとうございました。
    確かにそれだけ弾が入って、まったく問題なく撃てるのであれば、ガンメーカー自身が出してそうなものですね。
    ミラクルA

  3. 通常形とは形は違うがメジャーな多弾マガジンでは、PKMのドラムマガジンやグロック18のロングマガジンなどがあります。
    銃そのものを改造する事で使用可能な弾種を変え、容量を増やすものであれば、MP5、MAC10などあります。
    (大改造してしまえばだいたいのものは出来るかと)
    その他として、モーゼルM96は本体にマガジンがくっついているタイプですので、本体そのものの改造が必要です。 
    また、リボルバーのようなタイプでは、弾を小口径のものに変更する事で容量を増やすことがあります。
    (特注品となりますが)
    水平二連散弾銃やP90は構造上、多弾化は不可能かと思うのですが水平二連散弾銃については、某FPSなどではバレルの数そのものを増やしたタイプを見かけます。
    基本的にはメディア関連で見れる特殊なマガジンはメジャーだと思って大丈夫ですが、例外があります。
    ただ、最近の銃は開発段階からすでに多弾マガジンの開発予定はなく、逆にショートマガジン(少弾にしてマガジンを短くし、携帯性を上げたもの)の開発が活発になったようです
    WWでは弾幕をはることが重要視されていたせいでしょうか、旧世代の物の方が多弾化されている事が多いようです



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