6 70年代(特に前半)のコロンビア軍について知りたいことがあります。
当時(というか今でも)コロンビアでは左翼ゲリラの活動が非常に活発だったようですが、それらを鎮圧する任にあたるコロンビア軍の装備・練度・士気はどういったレベルだったのでしょうか?

「防衛費は少なく、装備は劣弱だが士気だけは旺盛」とか「アメリカからの援助で最新の武器を揃えているが、部隊は無頼漢の集団といった方が正しいほど規律がない」とか「左翼ゲリラに連戦連敗、全軍崩壊寸前の瀬戸際にあった」とか、とか……色んなパターンが考えられるのですが、実際の所どんな感じだったのか知りたく思っています。
どんな小さな事でも結構なので、ヒントになる事例などご教示いただければ幸いです。
satoski

  1. 今現在の話になりますが、コロンビア内戦は、聞いた所によりますれば、かなりなあなあでやってるようです。
    というのも国軍vsFARCという単純構造ではなく、その他にもパラミリタールと呼ばれる右翼民兵などもおり、こうしたグループがドンパチやりあってるのかと思えば、夜になるとお互いの兵士が酒を酌み交わしてダンスしてるなんてこともありますし、我々から見ればひっちゃかめっちゃかといった感じのようです。(もちろんやる時はやるようですけど)

    2004年にコロンビアに居ましたが、政府軍は文字通り点と線のみ確保と言った感じでした。
    現地人いわく、「夜のバスに乗るな」とは何度も聞いた話ですし、現にボゴタ〜メデジンという重要な幹線道路沿いに砲装備の装甲車を見て、そんなの配備せざるを得ないほど追い詰められているのかとも思いました。
    エクアドル国境傍はゲリラの占領下だったりしましたが、実際困るかと言ったらほとんど困らないし、夜に通らなければ普通に行動できるので、お互いほんとなあなあでやってるんだなとは思いましたね。
    実際検問に出くわした人の話によれば、検問してるのが国軍からゲリラに変わるだけだとのこと。
    ボゴタにある国立コロンビア大学にも行きましたが、大学中反米ペイントばかりでした。

    コロンビアは本来とっくに左派政権になっても良いところを、アメリカの援助でかろうじて親米になってるだけだがもうそんな状態が何十年も続いているので現地人も慣れあっちゃってるという解釈でいいのかと思います。

    手前味噌ですが、旅行記上げてますので参考程度に・・・
    http://ki43.sakura.ne.jp/csamerica/prtcareno.html
    http://ki43.sakura.ne.jp/csamerica/bogota.html
    P-kun

  2. P-kun様

    ご回答ありがとうございます。

    >コロンビアは本来とっくに左派政権になっても良いところを、アメリカの援助でかろうじて親米になってるだけだがもうそんな状態が何十年も続いているので現地人も慣れあっちゃってるという解釈でいいのかと思います。

    なるほど……。
    馴れ合いというキーワードは納得なかんじです。
    ホントに血で血を洗う抗争をガチで続けていたら、とっくの昔に社会が崩壊しているはずですものね。
    旅行記も拝見いたします。
    ありがとうございました!
    satoski


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