15 「役職名」が「階級名」になっている軍隊の場合、呼び分けかたなどは
なかったのでしょうか? たとえば誰かが紹介する場合あるいは
自己紹介する場合、
「第***Squadron Leaderの田中Squadron Leaderです」
「第***Wing副官(Squadron Leaderではない)の佐藤
Squadron Leaderです」というのはいさかか不都合に思えます。
Captainなどでも同様でしょう。
うまく回避する物の言い方があった違いないと思うのですが、
ご教示いただければ幸いです。
はたの

  1. >「役職名」が「階級名」になっている軍隊の場合...
    普通の会社でも総務係長とか営業課長とか役職と階級は一緒ではないですか、
    私の知る限りでは自衛隊なら「XXX隊のAです」とか「XX基地のBです」という感じで
    特に軍隊(この場合は自衛隊)だからと一般のサラリーマンと異なるとは外部から
    見る限りは思われません。ちなみの階級を付けた紹介は聞いた事がなく、せいぜい「先任」
    (これも役職の一部)などが付く程度です。それと公文書には職名はありますが階級は
    通常付加されてませんね。

    tune

  2. ご回答ありがとうございます。しかし私がお伺いしたいのは、たとえば自衛隊でいうならば、「飛行隊長」と「少佐」が、どちらも同じ「ハニャララ」という名称であった場合の使いわけなのです。今の自衛隊ではこうした混同はないように存じますし、普通、会社では、「飛行隊長」に相当する役職名しかなのらないでしょう。
    すくなくともWW2初期のRAFでは、スコードロンリーダー(中隊長)は少佐に決まっており、従って、中隊長はみんな少佐でありました。同時に、少佐を意味する階級名も「スコードロンリーダー」でありました。しかしながら、より上級の司令部の幕僚を務めている(=中隊長としてのスコードロリーダーではない)階級は少佐(=スコードロンリーダー)というケースがあり得たはずで、ではそういう場合にどうしていたのか、を伺っております。

    カピタンをどう訳するかはいろんなケースがありますが、階級名でない一般名として「艦長・船長」を意味もしますよね。
    「キャプテンっ」と呼ばわった時に、「大尉」と「艦長」が同時に振り向いちゃ困るでしょう。

     どう使い分けていたのであろうかとお尋ねしております。
    はたの

  3.  どうも失礼しました、的外れの回答だったみたいですね
    的外れついでに、艦長と陸系の大尉の「キャプテン」の使い分けについては具体的ではありませんが
    、ハインラインのSF小説「宇宙の戦士」でかなり細かく記述されていますが、機動歩兵(多分海兵隊
    に相当する)の親分の大尉と、宇宙船(機動歩兵を輸送する)の艦長の夕食のレセプション時には
    かならず少佐とそのときだけ呼称するという記述がありました、ようするに同じ艦に「キャプテン」は2人はいないと意味とも書いてあります。
    通常でしたら、陸の大尉と艦長の区別をどうするかだけでだと思います。

    ついでに旧日本軍のように戦時任官の場合に、兵科は機関、兵站(しちょうの漢字がでないので言い換え)部門より指揮命令系統では優先されている場合がありますが、このな時には階級と役職は
    完全に切り離されると考えるのが妥当ではと思います。(たんなる想像ですので蛇足です)
    tune

  4. 「第***Squadron Leaderの田中Squadron Leaderです」「第***Wing副官(Squadron Leaderではない)の佐藤Squadron Leaderです」の場合、隊長はそのまま「Squadron Leader」を名乗り、副官は階級をつけずに「副官の佐藤です。」とだけ名乗るのでは?


    上級の司令部の幕僚を務めている(=中隊長としてのスコードロリーダーではない)階級は少佐(=スコードロンリーダー)というケースの場合は、階級ではなく「何某参謀」と役職で呼ぶと思います。


    「キャプテンっ」と呼ばわった時に、「大尉」と「艦長」が同時に振り向いちゃ困るでしょう。

    この場合は、水兵が「マイキャプテン」と呼べば艦長でしょうし、陸軍兵士が言えば大尉でしょう。


    他にも考えられますが、呼び分けなんてものは、呼ばれる当事者や職場の雰囲気なんかで千変万化でしょう。


    自衛官からの参考意見ですが。
    73式

  5.  将官の場合、"Flag Officer"、艦長クラスの場合、"Commanding Officer"としています。陸上勤務中ならその職名、必要に応じて階級を名乗ります。

     艦内には該当者は原則1名しかいないので呼ぶ場合は、

    "Captain Sir, Will come on Deck."

    で済みます。引継ぎか何かで複数名いるなら"Sir"の部分を名前に変えれば済みます。

    >より上級の司令部の幕僚を務めている階級は少佐というケース

    そういう場合は***SQの後ろに、senior officerとかof (***) staffの職名をつければ何の問題もありません。階級は袖章見れば判るので言及しません。

    >「大尉」と「艦長」が同時に振り向いちゃ困るでしょう。

     揚陸戦艦艇の場合、まさに該当しますが、本人が着任申告するのであれば「Captain,RMの何がしで今着任しました」で済みますし、後は職名(** party chiefなど)で呼びます。
    RNR

  6. おふたかたとも、詳細にありがとうございます。軍隊内では自明な前提が活用されたであろうとは理解いたしました。ということは、その自明な感じが使えない、たとえば、民間のパーティで民間人に対して誰かが紹介するような場合は、紹介する者が少し説明的になったり、さもなくばいささかの混乱を来すであろうと考えてよいものでしょうか? 
    はたの

  7. >民間のパーティで民間人に対して誰かが紹介するような場合

     ある場合と無い場合があります。武官長主催パーティーの場合には「業界団体」や「関係者」が多いのでほとんど訊かれません。これが「大使」とか「他の部」主催の場合、「どういう方なのか?」と訊かれる事はあります(必ず制服着ているわけでもないので)。

     
    RNR

  8. ありがとうございます。雰囲気がつかめてきたような気がしております。
    はたの

  9. ゴミレス。

     年に何度か、「式典」が開催されますが、Remembrance Day (Poppy Dayとか Anzac Day)の時にはめぼしい国の「大使」「武官長」が出席しているので、うかつに"Ambassador "や"Captain"とだけ呼ぶとほぼ全員が振り返ります。

     この場合は頭に「国名」をつけて呼んでいます。
    RNR


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