29 行隊の人員構成について伺います。国は特に問いません。時期はWW2開戦前から緒戦期あたり、と申しますか、戦時下で何か極端な欠員や増員がある例外的な事例でなければ何でもけっこうです。

Q1
一例として、単発単座戦闘機を20機前後運用する「飛行隊」あるいは「航空隊」の人員構成はだいたいどんな感じだったのでしょうか? 機体やパイロットの定員についてはあれこれ散見されますが、地上員について特にお訊ねいたしたく存じます。
中佐または少佐を長とする司令部は、情報将校や連絡将校含めて何人ぐらいだったのか。整備員の総数や担当の内訳はどんなふうだったのか。補給や主計などには何人ぐらい配置されていたのか。どういった命令系統だったのか。

Q2
複座になればパイロットが(予備員含めて)増え、人相手の補給その他が増えるのはわかります。もし双発になる場合、同機数だとしたら、整備員はどの程度増えるものでしょうか? 機数あたり各1名増える程度と考えてよいものでしょうか。 

Q3
また、「飛行隊」「航空隊」が独自に自前で揃える地上部隊と、「基地」側が備える地上部隊はだいたいどのへんで分かれるものだったのでしょうか。機付きの整備員は自前だったでしょうし、警備部隊は基地所属だったでしょうが、その中間がよくわからずにおります。

どこか特定の部隊の実例でも、常識的にこんなものだよという目安でもけっこうですので御教示くださいませ。たとえば陸軍の中隊はざっと200人程度で・・・という概説や、「○×よもやま物語」にあるようなエピソード(を収録している資料のご教示)でもたいへんありがたく存じます。

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  1. >Q3
    太平洋戦争後期の話ですが、その点を考慮して海軍乙航空隊を作っています。

    (亡くなった祖父の話ですが)
    それ以前ですと基本的に各航空隊がそれぞれ整備兵を連れて行ったようです。
    私の祖父も、台南空にいる時に南方へ行き、現地で色々と所属が換りましたが(四空やら11航艦やら)、やっていたことは飛行場の設営もやれば、飛行機の整備もやったし、大体の地上任務はやっていたようです。
    まぁ、基本的に外地へ行く場合は、そもそも行った先に基地があるわけではないから、自前で基地要員も連れて行かないとどうにもなりませんけどね。

    その辺りもその時の戦況の流れで部隊が再編されてますので、時系列ごとの航空隊の変遷を調べてはいかがでしょうか。
    元法学部生

  2. ありがとうございます。
    しかしながら、質問に書いておりますように、知りたいのは
    「戦時下で何か極端な欠員や増員がある例外的な事例でなければ」でございます。さらなるご教示をお待ちしております。
    vad

  3. 一番最初の文を読み落としてましたね。失礼しましたm(__)m


    本からのエピソードで良いのなら
    、基地での衛兵(番兵)の話ですが、

    ”陸上にいる航空隊では、”衛兵は”内務科分隊(水兵)が所管だが、外出時の兵員不足の場合は、他の分隊から補充される”
    とあります。(海軍航空隊よもやま物語・光人社)

    つまり、航空隊では搭乗員、整備兵はもちろんその他の兵科の兵も自前で持っていたと思われます。
    パッとネットで各航空隊の定員表を検索してみても各科の兵員が割り当てられてますので、間違いないかと。
    元法学部生

  4. ありがとうございます。少し目処がついてまいりました。
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