質問コーナー(AnsQ)分類

1.航空機関係 1001 - 1100


No.
内容
1001 A-6の機首についているチョウチンアンコウのチョウチンの
ようなものは何でしょうか。
既出だと思っています。素人の愚問で恐縮です。
1002 陸軍の92式500キロ爆弾を単発の軽爆に装着する場合に使った懸架装着について、画像や図面を探してるのですが、ご存知の方はいらっしゃいませんか?
1003 多分、以前にも同じような質問があった記憶が有るのですが、第二次大戦後 米海軍の戦闘機/攻撃機は、早いうちから20mm×4に移行してますが、米陸軍(空軍)は、12.7mm×6をF86F、F84G迄引っ張りました。このタイムラグは、何で生じたのでしょうか?第二次大戦の時に火力不足を感じるとしたら、日本機が主の海軍より、ヨーロッパでドイツ機と戦ってる陸軍(空軍)のような気がするのですが
1004 地球製の航空機、仮に零戦としてこれを地球よりも気圧が低い(もしくは高い)地球型惑星に無改造でもって行って飛ばしたら性能にはどれくらい影響が出るでしょうか?程度の問題だとは思うのですが、実際の所気圧の変化って航空機にどれくらい影響するんでしょうか?
1005 またしても愚問があって参りました。
零戦二一型に99式1号3型搭載した後期型(?)四一型(?)は実際に量産されたのでしょうか。

過去の回答を探せば見つかるとは思うのですが,内部検索をすると漢字が文字化けしてしまい検索が出来ませんでしたので質問をさせて頂きました。
1006 ミッドウェー海戦で使用された十三試艦爆について質問です。
文献等では「爆弾倉にカメラを搭載し〜」などと書かれているのですが、実際にどのようなカメラを、どういう方法で装備したのかが分かりません。
また、後の二式艦偵では爆弾倉に増槽を装備したということですが、これには専用の増槽が作られたのでしょうか?残っている写真を見る限り、爆弾倉の扉を開けた状態で、若干はみ出しているように見えますが…
1007 キ-50が正式採用されていたら、選挙区の挽回も可能だったかと思うのですが、何故、日本陸軍は簡単にあきらめてしまったのでしょうか。
1008 一式戦三型乙は、20mm砲を装備したほかにフラップをこれまでの蝶型フラップからスロッテドフラップに変更されたようですが、これは何故でしょうか。
1009 『日の丸の翼』にあるような日本陸軍爆撃機の爆撃目標と作戦距離による分類(重爆・軽爆・襲撃機・直協機)ですが、実戦では理想的な運用より現場の要請を優先して、例えば重爆や軽爆で前線兵力を爆撃するようなことはどれくらいあったのでしょうか。
また、以前軍板かどこかで「日本で対戦車戦闘を見据えた戦車の量産が遅れたのは、戦車がなくとも対戦車砲の側面攻撃や肉薄攻撃で戦車に対抗し、そして制空権をとって爆撃機で対戦車攻撃を行えば問題ないから」という話が出ましたが、ビルマや南洋の歩兵の戦記を読んでいると直協機が飛んできて敵戦車を撃破してくれる描写がほとんどありません。
これは制空権を奪われているから直協機を出せなかったのであり、仮に航空優勢があるならば前線の戦車に直協機が攻撃するようなことがあったのでしょうか。

長くなりましたが自分の疑問をまとめると
・直協機以外の重爆等も前線兵力への爆撃に投入されたのか、それは飛行場爆撃に比べるとどれ程のソーティ数だったのか
・陸軍は航空機による対戦車攻撃を考えていたのか、戦車への対抗策として重視していたのか、それは実施され成果をあげたのか
の2点になります。
1010 みいつと申します。
初めて書き込みさせていただきます。よろしくお願いいたします。

日本軍は高高度用の過給機としては排気タービン方式を本命視していたものの、排気タービン周りの補器類や排気経路での排ガス漏れなど多くの課題を抱え、実用化に手間取ったのだと認識していますが、

全ての気筒からの排気を利用する事にこだわらず、一部の気筒のみ使うという発想ではダメなのでしょうか。

例えば空冷18気筒エンジンの場合、機体側面に左右5本ずつ10本の推力式単排気管を並べるものとし、
下部8気筒分だけの排気でタービンを回すとすれば、
気筒数を限定した分だけタービン出力は弱くなるものの、求められる耐熱・対圧力といった技術的ハードルは下がると思うのですが。

各排気管の排気抵抗に差が生じて各気筒の出力にムラが生じ、
それが異常振動の発生につながるなどの重大な問題が発生するのでしょうか。

皆様、以上よろしくお願いいたします。
1011 日本とヨーロッパ諸国を念頭に、空軍(または陸海軍の飛行隊、航空隊)の飛行場、基地への物資の補給について教えてください。

1 たとえば1000馬力級単発戦闘機25−30機程度を運用する一個飛行隊が一日あたり平均的に必要とする物資の量とその内訳は、
1−a 開戦前にはどのぐらいと見積もられていて、
1−b 開戦後にはどんなふうに修正されたのでしょうか?

2 仮に一個飛行隊を置く基地とした場合、飛行隊サイドではなく基地が直轄する支援部隊(燃料庫や食堂、警備、MP、etc)については
2−a どの程度と見積もられ、
2ーb どんなふうに修正されたのでしょうか?

3 鉄道引き込み線を設けられた大規模な基地ではなく、引き込み線を設けることができない、または、秘匿目的からそうしたくない、「おお牧場はみどり!」でご紹介下さっている小さい飛行場や、英軍が本土南部に急増した「衛星基地」のような場合、物資の輸送はどのような手段で行われたのでしょうか? 道路舗装の関係や、馬車・自動車の普及度もヨーロッパと日本では異なると思いますが・・・
1012 草地の飛行場の管理についてお教えください。
過去ログを拝見しますと、草刈りに、勤労奉仕に行った場合、部隊内部で行った場合等出てきますが、全体像がなかなかわかりません。

1 一般的な管理規則、管理要領など、日本とヨーロッパそれぞれで、何か例示いただけませんでしょう?  
(たとえば馬匹生産だと、岩手県の牧場に対して「放牧地の変更を年4回にして−つまり4番草まで活用することにして−単位面積当たりの頭数を増やせないか?」という問い、「寒くて無理」との返事があります。)

2 飼った草は飼料として活用されたのでしょうか? オイル等による汚染は問題視されなかったのでしょうか? ロータリーエンジンの頃だと凄いことになりそうで、格納庫前や、場周路途中の駐機位置が早くに舗装された理由もオイル対策にあったと読んだことがあるように思いますが、たとえば発着点近くの草は一部廃棄といった例がありますでしょうか?

3 滑走路や場周路を固定していれば、剥げるところと草が残るところの差が大きくなり、一部にのみ草刈りの必要が生じます。比較的長時間、飛行作業を停止しなければなりません。
杭やロープ、指示板の置き換え等によって、滑走路や場周路の位置を少しずつズラして運用すれば草丈を平均化できるように思えるのですが、そうした運用はあったものでしょうか?

4 飛行停止となる夜間や雨天時等に、家畜を場内に入れて草を食べさせるといった運用はあったものでしょうか? 羊ならあまり物を壊しませんし、糞も小さくばらけていますから滑走の邪魔になりませんが。
1014  皆様、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
2015年元旦の初質問です。

 「歴史群像」に連載中で旧ソ連軍の女性パイロットの活躍を描いた劇画
「翼を持つ魔女」の中で、新型爆撃機Pe-2が導入され、転換訓練をした際

>同機は大馬力発動機のカウンタートルクで、離陸時に機体が左に横転する、
(連動して機首も左を向く)悪癖があり、非力な女性パイロットたちは、修正に
非常に苦労(二人がかりで操縦輪を引っ張っても修正しきれない)した<
とあります。

 しかし、同機よりも一回り小さく、発動機も同等〜4割程度強力な日本の双発機
(例えばキ45以降の各機)で同種のトラブルは聞いたことはありません。
(単発機ならプロペラ後流の影響も含めいろいろありますが)

これは
1)尾翼面積の不足など、Pe-2に固有の問題であった。
2)腕力に勝る男性パイロットにとっては、「高速機の宿命」として甘受し、
  制御可能な範囲だった。
3)漫画の演出上、多少の誇張があった。

のいずれでしょうか?
皆様から、ご教示いただければ幸いです。

                                       2015.1.01.元旦 8:43記
1015 議論ボードからフィードバックした質問です。Do335”プファイル”の資料を調べていくと速度性能についてはおおむね一致しているのですが、運動性能については「良好」「軽快」「鈍重」「劣悪」と極端に差があります。
まあ、頭に「双発機としては」とか「単発機(と言っても様々ですが)並の」とか形容詞がつくのですが、ぶっちゃけ実際のところはどうなんでしょう?
議論ボードでもある程度記されてはいるのですが、様々な識者の皆様のご意見を伺いたいと思い、あらためて質問するしだいです。
1016 飛行艇における、補助フロート法式とスポンソン法式の原理的な得失をお教えいただけないでしょうか?
1017 フォーランドと同等あるいはそれ以上の長期に亘って活躍した航空機設計者があれば、お教えいただけないでしょうか?
1018 初めて質問させていただきます。
三菱のハ43の2段過給機の1段目がフルカン継手のタイプについて質問させていただきます。
2段目にある発動機側過給機は1速のみだったのでしょうか?
それとも、2段目にはハ43-11などのように変速機構があったのでしょうか?
変速機構があったとしたら、どの段階でマニュアルで変速するのか気になっていたので質問させていただきました。
なにとぞよろしくお願いいたします。
1019 前回はエンジン排気に関する質問、詳しく教えていただき感謝しております。
またも航空機用レシプロエンジンに関する質問があって参りました。
「特液噴射装置」についてです。

これは冷却効果と酸素供給効果を狙った、いわば独逸のGM-1の液体酸素バージョンのようなものなのでしょうか。

よろしくお願いいたします。
1020 ハインケルHe177のフラップについてお尋ねします。
着陸時は全展、下げ角最大と思いますが、離陸時の設定はどうなんでしょうか?
1021 零戦後継機の紫電改の大量量産及び零戦の金星換装が終戦に間に合わなかった帝国海軍と2式単戦後継機の4式戦の大量量産と3式戦のエンジン換装が大戦中に実現できた帝国陸軍。この航空装備行政の違いは何なのでしょう。ノモンハン事件を経験した陸軍に一日の長があったのでしょうか。
1022 WW2期の日米英の艦上機を見ると
日本が彗星、イギリスがフルマーやバラクーダなど
空冷機と比べて少ないながらも水冷発動機を使った機体がありますが
アメリカ海軍では戦闘機、爆撃機、雷撃機全て空冷機で
XFLのような水冷発動機を使った艦上機は採用されていません

これには何か理由があるのでしょうか?
V-1710やパッカードマーリンなど良い水冷発動機があるので
空冷に拘る必要はなく彗星のように流麗な高速機を作れそうなものですが
陸軍に取られて海軍に水冷発動機が回ってこない、あるいは
現場で水冷発動機の整備や故障への不安が根強かったなどでしょうか?
1023 F-14トムキャットの空母着艦時の動画を見ていて今頃になって初めて気がついたのですが、機種上面にヒモがついています.(コックピット前方でブラブラ揺れてます) web上の写真で探してもかなりの確率でヒモつき機体がみつかります.

小型ヘリに同様のヒモをつけて簡易な横滑りセンサーとして使ったり、特殊な機体に旗竿状のものがついているのは知っていますが、普通の戦闘機では見たことがありません. なぜ他の戦闘機には無いこのヒモがF-14にだけついているのでしょうか? コンプレッサー・ストールの問題とも関連があるのでしょうか?(横滑り状態だとインテークの吸入が乱れるから?)
1024 彗星や天山が発艦距離云々〜とは聞きますが、これって魚雷や500s爆弾装備で艦攻爆本来の使い方が
難しいだけで、雷爆装無しの偵察・編隊誘導の少数発艦ならそこまで難しくないものでしょうか?
レイテでは千歳や瑞鳳から偵察の天山2機が飛んでるみたいなので、可能ではあるようなんですが、
一部の小型空母が「新鋭機への対応の為」という名目で飛行甲板の延長までしているのは、
そこまでしないと索敵機としての天山・彗星すら飛ばないくらいギリギリだったんでしょうか?
1025 MiG-23MLDになってそれまで45度だった戦闘時の主翼後退角を33度に減少させたのはなぜでしょうか?なにか革新的な効果でもあったのでしょうか?
また、MLDならF-15・F-16にも勝てると友人から聞きましたが本当でしょうか?
1026 航空機の速度を計測するピトー管の保護装置について教えて下さい。
このピトー管の保護装置としては防氷システムがあるとWikipediaに記載がありました。一方で目詰まりに対する直接的な対策としては、駐機時にはカバーをつけて異物の侵入を防止するとあります。

以下が質問ですが、
飛行時にピトー管に異常の発生(閉塞)が疑われる場合のために、パージセットを設置するということはないのでしょうか。連続パージは設備が大掛かりになるかもしれませんが、間欠パージならボンベその他の系統を用意するだけで比較的難易度が低いように思います。

プラントなどの流量計測用のピトー管では、ダスト・ミスト対策としてパージセットを設置することがあります( 「パージ」「ピトー管」でGoogle検索)。一方で航空機の速度計測用のピトー管ではそれらしい特許はあるものの、具体的な設置例はわかりませんでした。(「pitot」「tube」「purge」「aircraft」でGoogle検索)。

1)パージセットは設置されることはあるのか?
2)設置された例が皆無ならば、その理由はなにか?

について情報・考察を頂きたく。よろしくお願いします。
1027 Bf109はモーターカノンに仰角を付ける為に砲身の軸と一致せざるを得ない推進軸を上に向けており、故に離着陸時の挙動が不安定になるため、Bf109の降着装置の轍間が狭い故に起きやすい離着陸時の事故が、更に輪をかけて起きやすくなったと、以前アンサーで答えられています。
Bf109にモーターカノンを搭載出来ないエンジンを搭載する事例は、実機の量産も含め幾つかあります。その場合推進軸を下に向けることで離着陸時の挙動を改善したのでしょうか。それとも砲身など通っていない推進軸を、上に向けることを踏襲していたのでしょうか。
1028 日野自動車のミュージアム「21世紀センター」へ展示してある「光」エンジンを見てきました。カットモデルなのでヘッド回りの構造がよくわかったのですが、シリンダーヘッドは鋳鉄ワンピースのシリンダーに切られたおネジに「ねじ込まれている」ことがわかりました。

・なぜ、この構造でシリンダーが必ず「正面を向く」のでしょうか。ひょっとして、シリンダーにヘッドをねじ込んでからシリンダーのボルト穴加工をしたのでしょうか。
・上記が正しい場合、一度ねじ込んだヘッドは二度と外さないのでしょうか。いったん外して締めこみ直すだけで、角度が変わりそうです。なお、ロックナットのような回り止めのような構造は見つけられませんでした。
・バルブすりあわせなども、シリンダーとヘッドが一体化したまま行うのでしょうか。シート面を覗き込むだけでも大変そうです。わちさんぺい氏の「空のよもやま物語」では、確かにシリンダーとヘッドをくっつけたまま取り外しているイラストがありましたが・・・

なお、バルブシートも「ネジ込み式」のように見受けられました。どうやって回すのでしょう・・・

ご教授頂ければ幸いです。なにとぞよろしくお願いいたします。
1029 F6F-5は雷装も可能だそうですが実際に魚雷攻撃はできたのでしょうか?
1030 ロールスロイス バルチャーX型エンジンの、クランクシャフトとコンロッドが見える写真や画像を御存知ではないでしょうか。
イメージとしては、マスターロッドとリンクロッドからなる4気筒星形エンジンが6重になっているような感じを持っているのですが、同エンジンについて説明したサイトの文言だけでは、良くわかりません。
よろしく御願いします。
1031 比較的小型で爆弾槽を持つ双発爆撃/攻撃機(たとえばブレニムやビューフォート等)の場合、爆弾槽を迂回して尾翼操縦索を通すにはどのような配置が一般的だったのでしょうか? 上へ引き上げて爆弾槽上部(主翼桁下)を通すのか、左右に振り分けて、あるいはまとめて、横を通すのか。
cutawayも検索しましたが、主翼桁等で隠されているものですから。
1032 ブラックバーン ファイアブランドは単座で戦闘機としての性格も与えられたはずなのに、天山や流星、同じイギリス製の複座艦攻であるバラクーダよりも自重(Empty weight)が重くなっているのは何故でしょうか?
エンジン馬力は高いのでもっと重量を削れば高性能なマルチロール機になれた余地が多いように思うのですが、ブラックバーンの技術力が低かったのか軍の出した仕様に重くする要因があったのでしょうか?
1033  B-52はタンデム式降着装置を採用し、後輪はステアするようになっています。

 B-52が横風を受けながら離着陸するとき、後輪のステアはどのタイミングでどのように行われるのですか?
1034 三菱及空技廠製の雷電三二型の武装はどのような物だったのでしょうか
又三二型が部隊配備もしくは実戦投入された事はありますか

よろしくお願いします
1035 栄31型の存在意義ってなんでしょう。
金星50シリーズを敢えて選ばないで複雑なのを選んだ理由を陸海軍はどう説明していたんでしょうか。
燃費は悪いけど栄31型向けに積む水メタノールのことを考えると航続距離と搭載量はどのみち同じな気がします。
1036 ゼロ戦が7.7mmと20mmの機銃を装備したように、口径の異なる機関銃(機関砲)を装備した戦闘機の場合、それぞれの弾道特性(特に低伸性)は異なるものと思います。その場合、射撃時に照準器は何らかの補正をしたのでしょうか。あるいは、予め設定した収束点に向けて、取付角度を変えたのでしょうか。
よろしくお願いします。
1037 100式司令部偵察機の642km/hが陸軍の量産型最速とのことなんですがこの速度は他の航空機と比べた場合速いんでしょうか遅いんでしょうか?
高度や何を積むかによって速度にだいぶ差がつくはずですが、この記録がどのような条件のものなのか、
似たような条件で他の機体の場合どうなるのかがわからなかったため質問させていただきました。
1038 大戦期の排気タービン過給器付レシプロエンジンは、なぜ機械式過給器を1段目に付けている物が多いのでしょうか?

いつもこちらで勉強させていただいています。
素人考えでは、エンジンの出力は全てプロペラに回し、過給は
排気タービン過給器に任せたほうが効率的なように思えます。
自動車の例では実際そうなっていることが多いですよね。
航空エンジンでそうなっていないのはどういう理由なのでしょうか?

1.排気タービンといえども、高高度での過給を一段ではこなせない

2.既存の設計に排気タービン過給器を追加したのでこうなった。1から新設計であれば機械式過給器を省く。

あたりを思いつきますが、他にもっと重要な理由があるような気がします。
ご存じであれば、ご教授いただければ幸いです。

また、小生の無知で、過給を排気タービン過給器のみで行っているエンジンがあるのであれば、紹介いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。
1039 気になる事があります。

Fw190の試作型は、「ダクト式プロペラスピナー」なる、変わったスピナーを装着していますね。

あの吸気方法では冷却能力が不足していたようですが、
もしダクト式スピナーの開口面積をあそこまで絞らずに妥協して、
戦闘機以外の機種に採用していれば実用的だったのではないかと最近思うのです。

旋回戦で迎角を大きくとるような飛び方をしたり、迎撃任務で戦闘高度まで急上昇するような場合、あのダクトスピナー方式ではどうしても冷却効率に問題がでる事は理解できます。
戦闘機でなければ、基本的にそうした飛び方は求められません。

充分な速度と真正面からの安定した吸気ができれば。つまり攻撃機や偵察機のような機種に採用していれば、成功の余地はあったでしょうか。
皆さんの意見をお聞かせください。
よろしくお願いいたします。

(やはりFw190のダクト式スピナーは絞りすぎで、もう少し妥協して広げたほうが良いだろうとは思います)
1040 F-16のエンジンについて質問です。
F-16のエンジンはF100系とF110系をカスタマーがえらぶことができるようになっていますが、何を基準としてこれらを選定しているのでしょうか。
F100を搭載したF-16とF110を搭載したF-16には、何か性能の違いはあるのでしょうか。
1041 もう70年ほども昔の過ぎた話なんですけどね。
零戦52甲型は外鈑の厚みは増したし100発入りドラムのバルジも無くなったのに52型より最大水平速度が低下しています。
海軍はこの原因を何と断定したのでしょう。あるいは当時の視点でもやっぱりどうでもいい話だったのでしょうか。
1042 P-51ムスタング、B-25ミッチェル、F86セイバーなどの名機を送り出した
ノースアメリカン社は、何でロックウェル社と合併したのでしょうか?
経営的に行き詰まってたようには、見えないのですが
1043 私は翻訳者ではありませんが文字化けしてしまう為に質問が投稿できない為(IMEの問題でしょうか)、代理人として投稿させていただきます。
遠く離れた海外のマニアの方の為、諸賢のお知恵をお借りしたく存じます。



こんにちは。
まず始めに、私は日本人ではなく日本語も喋れませんが、日本の航空機に関するさらなる知識の充実と詳しい情報のため、日本人の友人の翻訳を通してこの掲示板に投稿させて頂いています。
日本の零戦に関して、英語で入手可能な様々な書籍や資料を調べていくなかで、ebay/amazonのこれ以上超えられない壁に直面しております。私は零戦の21型、32型、22型、52型に関する運用マニュアルの翻訳を持っており、また以下の書籍から技術的資料も入手しております
http://imageshack.co...5202/Ba64Uq.jpg
しかし、堀越二郎チームによるフライトテストデータ、風洞テストとそれによる計算データが手に入れられません。調べていく中で以下のような興味深い資
料に出会っています
http://f.hatena.ne.j.../20130714123218
http://f.hatena.ne.j.../20130714123356

この件について、風洞テスト、失速速度などのデータを含むフライトテスト、堀越二郎氏による計算データを含む現時点で入手可能な資料がないか教えていただけますでしょうか。

零戦の技術的データ、運用マニュアルは持っているのですが、この部分の航空データの知識不足から、零戦の空気抵抗による速度源drag、プロペラ効率、垂直・水平安定板の性能について把握できずにいます。

また、特に私の理解が追いついていないのが、一部の零戦のエルロンに取り付けられたバランス用タブbalance tabの機能についてです

http://imagizer.imag.../674/O8pDsC.png
英語の情報源や米軍の捕獲零戦の資料においては常に零戦のロール率は悪く、エルロンの効きは良くないとの記述が見られるのですが、堀越二郎氏はその著作にて一部の零戦はこのタブを装着していたと記述しており、このタブが実際に性能にどれだけの影響を与えたのか、ロール率をどれほど改善できたのか興味深い所です。

聞いた所によりますと一部のデータは堀越二郎氏とM.奥宮氏の著作「Zero Fighter英語版書籍名」に載っているとのことで、空気抵抗やプロペラ効率に関するチャートも含まれているそうです。しかし、それがどの版なのか私にはわかりません。

これらについて、私の知識の充実という身勝手な理由ですが、お答えいただけると非常に光栄です。零戦についてより多くの資料を入手し、より深く理解す
ることが私の夢です。よろしくお願い致します。
敬具
ミハイル、ヨーロッパより
1044 キ44(鍾馗)の迷彩塗装に関する質問です。

開戦初期の独立飛行第47中隊に配備されたキ44試作機は、他の陸軍機ではあまり見られないような茶色迷彩となっているのですが、あの塗装は現地で応急的に施されたものなのでしょうか。

試作機ということで、少なくとも内地に居た頃は無塗装(ジュラルミン地)だったのではないかと推測しているのですが・・・
1045 よく日本の艦上機は大戦後半になると「大型化」したため空母搭載数が減少し旧型空母(主に赤城・加賀)のエレベーター寸法と速力だと使用不能たと言われますが
零戦→烈風、九九艦爆→彗星、九七艦攻→天山→流星
の主翼折畳時・甲板上の大きさ(全長・全幅)はそれほど大きかったのでしょうか?
1046 初めて質問させてもらいます。
ソ連の爆撃機のツポレフ Tu-2についてなのですが

1.イカロス出版の[第二次大戦 世界の軍用機図鑑]のTu-2のページで
「ブロック50以降の後期生産型は右翼付け根に通路が設けられ、手すりもつけられた」と書かれていますがこの通路は前方の操縦席と爆撃手席と、後方の機銃手が行き来できる通路ということなのだと思いますが、
胴体部分は燃料タンクがありますしとても通路を作るような幅のスペースなど無いように思うのですが・・・
ネットで画像を探してみても見つかりません。
この通路の形状について教えてください。

2. Tu-2は操縦特性が良好で機体構造の信頼性も高かったそうで、ドイツ軍機と空中戦すらこなせたと本の記述を見かけましたが
爆弾搭載していない状態であればどれくらいの運動性能なのでしょうか?
もちろん双発ですし単発戦闘機とは比べられないでしょうがメッサーシュミットBF110などの双発戦闘機レベルの運動性能は持っていたのでしょうか?
急旋回や宙返りなどの戦闘機と同等の激しい機動もこなせたのでしょうか?
空中戦の戦果など具体的な空戦の成績を教えてください。

3. Tu-2の水平爆撃の照準器なのですがネットで当時の動画を見ていますと取り付けられていないと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=nWWfam0tw_Y 
これの6分40秒辺りの乗員が乗り込むところです。
水平爆撃の照準器は操縦士の位置の右斜め後ろの辺りに位置してますがここにあると操縦士が乗り降りするのにすごく邪魔になってしまうと思います。
急降下爆撃任務の時は水平爆撃照準器を取り付けない、水平爆撃の任務の時は操縦手と爆撃手が乗り込んでから照準器を取り付けていたのでしょうか?

ネットや本で調べてみてもどうにもよく分かりません。
どうかお教えください。
1047  ミグ21の21は21世紀のことですか?
1048 F4ファントムの後期の海軍型であるF4J F4Sは機関砲は詰んでいませんが、ベトナム戦争の戦訓にも関わらず、同時期の空軍型が機関砲を詰んで実績を挙げたにも関わらずなぜ機関砲を詰まなかったでしょうか?
1049 帝国海軍艦上機は手動で翼折畳み態→展開状態(展開→折畳み)にしますが、どれぐらいの所要時間がかかたのでしょうか?
1050 少し気になったので質問よろしいですか?
艦上機を発艦させる際の合成風力は1m/s違うと離艦距離は大きく変化してしまうのでしょうか?
1051 もしも日本機が史実で、採用した翼型以外の翼型を採用したら、性能がどうなるか、
という妄想のため、いろいろと調べています。
(例)NACA2415のL/D比(レイノルズ数 10^6) http://airfoiltools.com/polar/details?polar=xf-n2415-il-1000000

そこで質問です。
◆レイノルズ数がもっと高くなった場合の補正
翼弦長3mで秒速180m/sだと、レイノルズ数は4×10^7級に膨れ上がります。
{(求めたいRe数)÷(サンプルを出力した際のRe数)}^(-0.2~-0.5)の比率で、
CLやCD、CDiを補正して構わないのでしょうか?

◆戦前に日本が情報を持っていた「翼型」に関して
川崎の99双軽の主翼設計に関する講演会資料等を見ると、
NACAの4桁シリーズや5桁シリーズに関し、日本でも昭和10年代前半に知見が溜まっていたことが窺えます。
また、96陸攻がRAF30系翼厚12.5%程度の翼型だったことを踏まえると、
RAFの系統の翼型データも、昭和10年代前半に「それなりにある」ことが窺えます。
ゲッチンゲンの系統、いろいろと種類ありますが、何番台までのデータが、
昭和14-15年に日本に存在していたか、(大凡でも構いませんので)ご存じないですか?
1052 初めて質問をする者です。
プラモデルを作っていてふと疑問に思ったのですが、F-2やラファールなど最新の戦闘機のHUDは緑色に強く反射していますよね?
逆にF-15CやF-16などのHUDはただの透明な板にみえます。
この違いは何なのでしょうか
1053 Stanley Vejtasa大尉がSBDで3機の零戦と交戦し、2機撃墜し、残りの1機を主翼でぶつけて撃墜したという、ヒストリーチャンネルで紹介された逸話なのですが、当戦闘では日米両国の爆撃機が多数の撃墜を報告し、また誤認も多かったと聞いています。この逸話の真相はどうなんでしょうか
1054 軍用機の開発の事で昔から疑問だったのですが、なぜ要らない軍用機をわざわざ採用するのですか?

例えば、P-59の解説には「運動性が低く、速度もレシプロ戦闘機に劣るものであったため、30機が製造されたのみで、残りはキャンセルされた。」とありますが、それならそもそも1機も製造する必要ないですよね?なぜ要らないと分かっているのに30機も作るのですか?

あと、f6uですが、「低性能であったために30機前後しか生産されなかった。」「F9Fが高性能を示していたことや、レシプロ機よりも大幅な性能向上をしていなかったことにより〜」とありますが、だったら1機も要らないですよね。要らないのに何故30機も作るのですか?

軍用機の開発史を見ていると他にも時々こういうのがありますよね?何故ですか?
1055 「SBDのような艦爆は代用戦闘機としての仕様も想定されていた」という話を知って疑問に思ったのですが
では当時のアメリカ海軍は艦爆のパイロットにも戦闘機のような空戦の訓練をさせていたのでしょうか?
また、タイフーンやFw190などのヤーボや爆装戦闘機のパイロットは
訓練で空戦も地上攻撃もしたでしょうが
戦闘機専門や爆撃機専門のパイロットと比べ中途半端な技量になってしまうことはなかったのでしょうか?

それとも、そもそも根本から自分が間違っていて
軍用機パイロットというものは当時から乗機が戦闘機か爆撃機かは関係無く
空戦と爆撃の両方の技能をパスするのが基本だったりするのでしょうか?
第一次世界大戦の頃から戦闘機パイロットも爆撃訓練を、爆撃機パイロットも空戦訓練をしていたのでしょうか?
1056 疾風のプロペラブレードの塗色について質問があります。
終戦後の米軍撮影のカラー写真に写っている85戦隊の疾風のプロペラブレードは上品な薄緑色に見えますが(ウィキペディアにあるカラー写真)、現存しているプロペラブレードは黄緑7号らしき色に塗られているように見えます。これは経年劣化の結果なのか、もしくは途中で塗料が変わったのでしょうか。
ご教示いただければ幸いです。宜しくお願いします。
1057 F-101戦闘機について。

F-101は護衛戦闘機として開発されながら、結局は要撃機や偵察機として運用されたわけですが、そもそもの開発目的である護衛戦闘機としての能力には難があったのですよね。

水平尾翼の位置の関係で、機動性に難があったとの事ですが、そんな基本的な事がなぜ分からなかったのですか?

風洞実験でも分からなかったのですか?もしそうだとしても、せめて試作機の段階では判明しますよね。

こんな基本的な欠陥が判明したのに修正もせずに生産を始めたのはなぜでしょう?

普通に考えて、要撃機としても偵察機としても、迎角を大きくとると危険なんていう欠陥は採用前に修正するように指示されるのでは?

後のF4Hでは、主翼外側に12度の上反角をつけたり、水平尾翼に下反角をつけたりと、修正を重ねてますよね。

F-101はなぜ修正してから採用しなかったのか教えてください。
1058 鍾馗に搭載された40oロケット砲は実際にB29撃墜に活躍したのでしょうか?これで撃墜したという話を聞いたことがありません。もしあればどんな迫力だったのでしょうか?
1059 機首の先端形状と空気抵抗について。

私は、機首の先端は尖っていれば尖っているほど、空気抵抗は小さくなると思っているのですが、この認識は正しいのでしょうか?

超音速戦闘機ともなれば、機首はやはり尖っている事がほとんどですが(機首にインテークがあるものは除く)、亜音速の機体はどれもやや丸みのある機首である事が多いですよね。

また、レシプロ機であってもスピナーの形状が尖っているものもあれば丸いものもありますよね。

尖り
P-40
飛燕


丸い
Me-109
他多数

レシプロ機や亜音速機では、機首の鋭角さの若干の違いなどは無視できる程度の問題なのかもしれません。だとしたら、尖っていても多少丸くてもどちらでも構わないのでしょうが、たとえ高速を要求しなくても空気抵抗が小さいに越したことはないですよね?

だとしたら、あえて抵抗を大きくする必要はないわけで、飛行機は低速の時代から可能な限り機首は尖っているに越した事はなかったはずだと思うんですよね。

でも実際にはそうではなかったという事は、丸い先端には意味があってあえてそうした、あるいはその速度域では尖っている事のデメリットがあった、としか考えられないのですが、そのあたり詳しい方のご意見をお聞かせください。
1060 日米の空母攻撃について疑問があります
艦上爆撃機の空母攻撃において、日本側の通常爆弾は遅延信管、米側はGP爆弾は瞬発信管を用いているように思えますが、何故このように日米で違いが出たのでしょうか

日本側が遅延信管を用いたのは信管機関部や弾薬庫まで到達を重視して撃沈を狙っていたから
米側が瞬発信管を用いたのは飛行甲板破壊による発着艦能力を奪う事を重視していたから
と考えれるのですが、何故日米でこうした考えの違いが生じたのでしょうか

のちにアメリカ側はSAP爆弾を使用しているとはいえ、大戦初期のアメリカの日本では艦爆による敵空母攻撃で狙い(飛行甲板破壊か機関部・弾薬庫破壊か)が異なるように思ってしまいます

日米共に敵空母撃破による制空権奪取を狙っていたのは同じだと思われますが、攻撃方法や手段でこのような差違が生じたのか未だに解りません
ご存知の方がいればお願いいたします
1061 200m〜300mで一点調整されているレシプロ単座機が艦船に500mから機銃掃射した場合、銃弾は一旦交差して艦船に命中するのでしょうか?
記録フィルムでアメリカ機が日本の艦船を機銃掃射しているシーンを見てとても疑問に思いました。
と言いますのはもし、200mからしか銃撃しなかったら掃射時間は僅かなものになってしまうと思いますが、かなり長く掃射している様に見えます。
戦車などの地上目標のシーンを見ても同じ疑問を感じました。
どなた様か教えて下さいませ。
1062 スウェーデンのサーブ35ドラケンは、wikipedeiaにも

"飛行安定性に難がありスーパーストール(縦スピン)癖が強く、フライ・バイ・ワイヤの補助がなかった時代も相俟って、パイロットには高い技量が求められた。"

とあるように、不安定で急な機首上げもあり操縦が難しい機体という認識でしたが、この動画を見て大変驚きました。

https://www.youtube.com/watch?v=jqiDEcfSnXs

1分50秒あたりから、まるでSU−27のような機動をおこなって制御できていますよね。

フライバイワイヤも無いのに、急な機首上げを起こす癖を機動に応用してちゃんと制御しているパイロットも大したものですが、やはり熟練者でしょうか?

ドラケンにこんな機動ができるとは知りませんでした。

これがダブルデルタ形式によるものだとしたら、大型のストレーキがある機体は同様の機動が可能なのではないかと思ったのですが、どうなのでしょうか?

また、急な機首上げを起こす癖がある他の機体もパイロット次第で同様に制御したり機動に応用したりできるものですか?(F−101はそのままディープストールかな?)
1063 あるサイトにて湾岸戦争中の戦闘機パイロットには覚醒剤が配られ、また自衛隊においても隊員への薬物投与は合法化されている、という記述をみました。

空自でもパイロット向けの覚醒剤等の薬物は調達されているのでしょうか
1064  第二次大戦中の水準の飛行機で、飛行中に機内からエンジン・機体に故意にトラブルを起こすとしたら、どのような操作が考えられますか。
1065 第二次大戦時のドイツ爆撃機 ハインケルHE111の機銃について質問させていただきます。

@ HE111H-3対艦攻撃型は腹部ゴンドラに20ミリ機関砲が追加されてますが
それでも前方に使える火器は機首と腹部の2門だけですしB-25やA-26などの爆撃機の火器強化された攻撃機型に比べると貧弱すぎると思います。
20ミリ機関砲二門のみで対艦攻撃で戦果を挙げられたのでしょうか?

A 機首の寝そべった状態で使用する機銃の上の部分に機銃が増設された現地改修型がありますが、この増設機銃はどのように使われたのでしょうか?
この位置にあっても寝そべっている機銃手が邪魔になって使用は難しいと思うのですが。これは単に故障に備えて増設されたのでしょうか?

B 尾部の固定機銃は風防に付けられたバックミラーを見ながら操縦手が操作したとのことですが、固定機銃を鏡を見ながら撃つのではあまり命中率は良くないのではと思います。尾部機銃が敵戦闘機の迎撃に有効だったのでしょうか?
1066 次の画像を見てください。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org334653.bmp


飛行機の主翼の絵が出てくるはずです。
主翼内にカラフルな8本の縦線が引かれていますが、これは構造材を示すものではなく、
主翼を翼幅方向に等間隔に8等分したラインです。

最上段に描かれているのは、プラモデルの塗装図を元に描いたスピットファイアの主翼です。
作図の精度はともかく作図元の塗装図が完璧かどうかは知りません。
スピットファイアの左主翼のそれぞれの縦線の長さの30パーセント位置に印をつけてみたところ、完璧に横一直線に並んでいる事がわかりました。

スピットファイアの下にも、いろいろと翼が描かれていますよね。

実はこの翼はいずれもスピットファイアの楕円形を前後にずらしただけで、
8箇所の翼弦長は全て元と同じ長さになっています。
翼幅、アスペクト比、翼面積、先細り度合い、すべて同じになっています。

さて、ここで質問なのですが、
前縁後退角0としたバージョンでは、楕円翼譲りの誘導抵抗の少なさを引き継いだまま翼端失速を遅らせる効果が期待できるでしょうか?

以上よろしくお願いいたします。
1067 ここの過去ログや「いろいろクドイ話」でB-17が戦略爆撃機ではなく侵攻艦隊の洋上撃破がメインの爆撃機だという話を読んだのですが、最初のコンペでXB-17は高価なことを理由にB-18に敗れています。
またダグラス・マーチンはいずれも双発機で要求仕様を満たしたようですがXB-17だけ四発で、競合機と比べ過剰なくらい高性能になっています。
時期が近い九六陸攻も双発で十分な性能に達していますし、実際にB-18が陸軍の考える洋上撃破に十分な性能だとしたら、何故ボーイングはこのコンペのとき双発ではなく四発機を選択したのでしょうか?
Q&Aの過去ログでは陸攻が四発機にならなかった理由がいくつか出ていますが、逆にB-17が双発にならなかったのが不思議に思いました。
競合機がいずれも既存機の改良型で安価なのを売りにしていたから自社は高級高性能で勝負、という腹づもりだったんでしょうか?
1068 やっぱり99艦爆よりドーントレスの方が高性能なんでしょうか?
1069 隼一型の兵装は12.7ミリ機銃×1と7.7ミリ機銃×1の混在のものがあります。
混在した機銃のプロペラ同調は困難はなかったのでしょうか?
1070 イスラエル空軍が所有するF-15Baz-2000 (Baz Meshopar)のA〜D型までのそれぞれの改修価格を教えてください。
1071 現代の戦闘機の製造方法について。

例えばF−16のように、長期にわたって生産が続くような機体の場合、その数十年の間に、世の中の製造技術全般が相当に進歩していると思われます。

例えば、新しい素材が開発されたり、新しい加工方法が確立されたり、より高い精度で作れるようになったり、新型の工作機械が発明されたり、同じものをより低コストで作れるようになったり、短時間で作れるようになったり。

最近では3Dプリンタの技術も発達しています。

そこで疑問なのですが
@ 同一機種の戦闘機の生産が長期に及ぶ場合は、世の中の製造技術の進歩を常に取り入れながら行われているのでしょうか?

その場合、初期の機体より後の機体はパーツ同士のフィッティングなどの精度も上がっていたりするものですか?

A F−16の場合、最初の型と後の型とで、形状的には全く同じ部分も多いと思います。また部品単位で見て全く同じ形状の部品というのもあるかと思います。

こうした、全く同じ部品、全く同じ形状の部分でも、後の型では精度がより上がっていたり、別の素材に変更されていたり、新しい工作技術を用いていたりするものでしょうか?

分かる方がいらっしゃいましたらご回答よろしくお願いします。

余談ですが、以前F−4の実物を間近で見たことがあるのですが、航空自衛隊の機体の方が、米軍の機体よりパネル同士のフィッティングがキレイ(つまり精度が良い)という印象をもったのですが、その時は個体差があるのだろうと思ったのですが、実は製造方法が違ったのかもしれないなあと思って質問させていただきました。

もっともこの場合は、年月の差ではなく日米の違いなのかもしれませんが。
また、F−4の件はあくまで個人的な印象です。実際は米軍の機体は塗装が分厚くてパネルラインが乱れていただけだろと言われればそうかもしれません。

プラモでいうと、米軍の方はパネルラインのスジ彫りをミスってよれた感じになってました。
1072 木金混成構造について質問です。
直径20mmほどの鉄パイプと木の板でちょっとした工作をしているのですが、木の湿度変化による収縮膨張で苦労させられています。
木と木ならほぞにはめて収縮膨張を許す構造も比較的容易ですが、鉄にビス止めするような場合、ガタが出る、擦れるうちに木が負けて穴が広がる、といったような懸念があるように思われます。かといって無理に止めたら割れ・ヒビ・反り等が予想されます。
ましてや10m単位の航空機となると、収縮膨張は相当なものでしょう。
佐貫先生の本など読み返しても、これについての記述を見つけられないでおります。
この問題にどんな対処方法があったのかお教えください。
1073 野原茂『日本軍用機事典 陸軍編』にてフランスのブレゲBr.460M5双発機を日本陸軍が1936年に多座戦闘機研究用に輸入したという記述があることを知り興味を持ったのですが、この輸出は事実なのでしょうか?

ブレゲ460の試作機1機がスペイン内戦の共和空軍に送られ喪失したという話は疑いようのない事実のようですが、英仏西語の複数のWebページにて「唯一の」試作機がスペインに送られたという記述があり、これを信じるならば日本に輸出されたブレゲ460は存在しなかったということになります。

また英語版Wikipediaのブレゲ460の記事
https://en.wikipedia.org/wiki/Breguet_460#Variants
中では、「Bre 460」と「Bre 460 M5」が発動機の違う別機扱いで1機ずつ製造されたように記述されていますが、これもWikipedia以外の他ページでは同一の試作機に途中で発動機換装などの改造を行っただけで、460の型式番号を持つ機体は「460 M5 N °01」ただ1機だけであるかのように解説されています。

またWikipediaでは
http://www.flightglobal.com/pdfarchive/view/1936/1936%20-%203186.html
を出典としてブレゲ「461」が1935年に日本に供給されたとありますが、そのリンク先の記述は今年(1936年)送られたと書いており、最早Wikipediaの記述すらあやふやになっています。
さらにロシア語の
http://www.airwar.ru/enc/bww2/br462.html
や、その引用元になっている
http://alternathistory.org.ua/bombardirovshchiki-razvedchiki-breguet-460462-vultur-frantsiya-chast-2
に至っては、ブレゲ460の試作機は1機しか存在しないと記述すると同時にブレゲ「461」が間違いだと否定し、本当に日本に輸出されたのは多座戦闘機ではなく爆撃機のブレゲ「Bre 462 B4」の試作機N °01であるとし、日本に分解梱包で送られ現地で組み立てられて飛ぶまでが詳細に書かれています。ブレゲ462については複数のサイトで「2機がヴィシー政権下まで残り解体された」とありますが、こちらも総生産数が2機と3機ではっきりせず、2機のみである場合日本に輸出されたという話と矛盾し、一方で3機説を採るページではソースが同じところの子引き孫引きであるためか残り1機の来歴について全く触れられていません。

以上のように日本に輸出されたブレゲ双発機について、多座戦闘機460なのか爆撃機462なのかはっきりしないほど非常に情報が錯綜しており、また460ならば、製造された試作機が1機のみである場合スペイン内戦に送られたという疑いようのない事実と矛盾してしまいます。

ここからが質問になるのですが
@日本に輸出されたのが460M5と462B4のどちらなのか
A460試作機の製造数は1機のみなのか複数機なのか
B日本陸軍での評価試験記録のようなものは残されていないのか
の3つを質問とさせていただきます。

また、戦前日本が輸入した海外機について非常に細かく網羅しているという野沢正『日本航空機総集 輸入機篇』に本機についての記述があるのではないかと期待しているのですが、もしこの絶版本をお持ちの方がいましたら、載っていないか探していただけないでしょうか。
1074 沖縄戦の小説を読んでいて「コルセアは主に近接航空支援に使われた」との記述をみました。

そこで質問なのですが当時の海兵隊において誤爆を防ぐための工夫(FAC等)は行われていたのでしょうか
1075 近年、アメリカで飛行艇の需要がなくなった理由が、ヘリコプターの普及意外にもございましたら教えてください
1076 航空機の翼とレイノルズ数について質問させてください。

レイノルズ数=(飛行速度×翼弦)÷動粘性係数ですから、
飛行速度と動粘性係数を一定とした場合、レイノルズ数は翼弦長に比例して増減するという事ですよね。

ここで次の画像を見てください。航空機の翼(翼平面型)が2つ出てくるはずです。
http://gazo.shitao.info/r/i/20150629233642_000.jpg

見ての通り、上の翼は直線翼で下の翼は前進翼です。
翼面積はどちらも同じです。また、線AとA'、BとB'、CとC'は、それぞれ同じ長さです。

後退翼や前進翼の場合、実際の空気の流れは線a'b'c'のように翼を斜め横断するような経路をとるはず。
このような場合、実際のレイノルズ数は翼弦A'B'C'の長さではなく翼面付近の気流の経路a'b'c'の長さを基準とするべきなのでしょうか?

以上よろしくお願いいたします。
1077  フランカーシリーズ各型やMi-28、Mi-35戦闘ヘリコプター、IL-38N哨戒機の新型機(又は改修機)に共通してダークグレーの塗装が施されています。以前は様々な色彩とパターンの迷彩が採用されていましたが、統一傾向にあるのはどういった理由が考えられますか?
1078 みなさま、こんにちは。

以前、

"軍用機の開発の事で昔から疑問だったのですが、なぜ要らない軍用機をわざわざ採用するのですか?

例えば、P-59の解説には「運動性が低く、速度もレシプロ戦闘機に劣るものであったため、30機が製造されたのみで、残りはキャンセルされた。」とありますが、それならそもそも1機も製造する必要ないですよね?なぜ要らないと分かっているのに30機も作るのですか?

あと、f6uですが、「低性能であったために30機前後しか生産されなかった。」「F9Fが高性能を示していたことや、レシプロ機よりも大幅な性能向上をしていなかったことにより〜」とありますが、だったら1機も要らないですよね。要らないのに何故30機も作るのですか?

軍用機の開発史を見ていると他にも時々こういうのがありますよね?何故ですか?"

という質問をさせていただいた時に、

『軍用機は兵器ですから、試作して性能が計画に及ばないという理由だけで中止していると、製造技術を持つ企業が廃業に追い込まれたり、次の機種の生産開始までに設備と作業者が遊休化する場合があります。
そのために欲しい時に欲しいものが手に入らない事態に追い込まれないように発注するという一見不合理な判断が下ることもあります。
軍用機の数を揃えねばならなかった第二次大戦時などでは性能の良い機体に転換することで生産数の低下を招くことを恐れて旧式機種の生産を継続した例も多く、平時には限られた調達数を製造会社の維持育成のために振り分ける例もあります。
軍用機であっても、必ずしも性能第一で発注されている訳ではないということです。』

というご回答をBUNさまよりいただきました。(BUNさま、どうもありがとうございました。)


その事をふまえた上で質問なのですが、

そのような配慮がなされても、いまやアメリカの戦闘機製造メーカーで生き残っている企業は数少なくなってますよね。

できるだけメーカーを存続させるような配慮がなされてなお、そうなってしまった理由はどのような事でしょうか?(軍事予算の縮小というのはわかるのですが、それ以外の要素で)

生き残ったメーカーと無くなってしまったメーカーの、その命運を分けた要因というのはどのような事にあったと思われますか?

アバウトな質問で恐縮ですが、ご見識をお持ちの方がおられましたら、ご回答いただけますよう、よろしくお願いいたします。
1079  政治的な背景や経緯は別として「準軍事的に見て」、主要な米軍基地は(日本国内では)沖縄に置かなくてはならない、という理由はありますでしょうか?
 冷戦後に聞き及んだものとしては、
A 中東有事に太平洋方面から海兵隊が即応するためには、輸送機の航続力からして、低緯度でなくてはならない。空中給油はその準備を要するので「即応」が困難。
B 親米度や政権の安定性がある国は限られるし、リスク分散からも日本にも置く必要がある。
C 日本に置くとしたら低緯度の沖縄となる。
といった論が合ったように記憶しております。


 その後、偵察衛星の発達で「即応」といっても多少の時間的ゆとりが得られるようになったこともあって、装備が高度化・複雑化し、分散して保管されるようになって、「合切袋をひっつかみおっとり刀で飛び出す」即応というより、もっと繊細かつ複雑なものになったように思われます。
 であれば、沖縄で「なくてはならない」というわけではない、と思われます。
(ごく最近の尖閣・オスプレイについては、ブルーネイビーを目指す中国への対抗という文脈は中長期的なものでしょうけれども、沖縄に必要なのは尖閣行きの際の前線飛行場であって、常駐のための根拠基地ではないので、本質的な議論ではないと考えております)。

こうした事情についてあやまりがればお正しいただきたく、あるいは気づいていない要素をご指摘いただきたく質問いたします。
航空機の航続距離が鍵と思われたので「航空機」に投稿いたしました。

1080 航空機に関する知見は、同じ国のメーカー間で常に共有されてきたのでしょうか?

例えばアメリカで、
水平尾翼の位置について、ディープストール対策で上に逃がして、次に主翼より下に持って行って解決をはかったとの事ですが、
F−100、F−8、F11Fなどは、主翼よりやや低い位置に水平尾翼がありますよね。
しかしその後も、主翼より上に水平尾翼がある機体が続いていたのは、
"ディープストール対策には主翼より下に水平尾翼をもってくるといい"という知見が各メーカー間で共有されていなかったからなのかと思ったのですが、どうなのでしょうか?

他にも、ショックコーンやエリアルールなどの知見は、発見されてすぐに各メーカー間で情報を共有したのでしょうか?

各メーカー間での知見や情報の共有について、お詳しい方がおられましたら、どうぞご教授ください。
1081 どっちで叱られましたので、こちらで、あらためて質問させて下さい。

爆撃機機を、敵のBARCAPから護衛戦闘機で護るのは、ベトナムぐらいで無くなりましたが、その種類と、効果を教えてください。できれば、正式な用語もお願いします。

1)爆撃機編隊から見える範囲でぴったりと護衛する、レッド・テイルズなどは、近接援護戦闘機とでもいうのでしょうか?正式な日本語や英語を教えてください。用語がわからないため、自分で調べようもありません。

2)爆撃機編隊から遠く離れて、敵BARCAPをさがして、こちらからやっつけるのは、制空戦闘機部隊でよいのでしょうか?第二次世界大戦中も、制空戦闘機との用語は使われていたのでしょうか?

3)よく戦記ものに、熟練パイロットが1)の任務をやらされて、「目の前のカモをのがした、バカな命令だ」と、憤慨する場面がよくでてきますが、熟練パイロットにかぎれば、どちらのほうが、効率がよかったのでしょうか?

4)一番効率のよい、援護方は、1と2を、どのくらいの比率にするのがベストなのですか?とくに、熟練パイロットが大勢いる飛行隊は、どちらの任務が適しているのですか?
1082 大戦中の航空機用エンジンの中間冷却機付き二段二束過給機について興味を持っています。その代表例としてまずP&WのR2800ダブル・ワスプについて以下の基本的なこと知りたいと思います。
1、一段目二段目の作動領域(高度)はどのようになっているのか。
2、代表例としてF4U1Dコルセアの過給機に至る吸気システムレイアウトはどのようになっているのか。
機体のエンジン吸気取り入れ口及びエンジンまでのダクト・レイアウト、中間冷却器冷却風取り入れ口及び冷却機までのダクト・レイアウト、オイルクーラー冷却風取り入れ口、中間冷却器装備位置等・・・。
よろしくお願いいたします。
1083 雷電の浮泛装置はいつ頃まで搭載されたのでしょうか。
1084 高度40,000ftにおける大気の最低温度を知りたいのですが、ご教示願えますか。
地表温度(季節)と緯度から概略の40,000ftでの温度がわかればいいなあと考えています。

Wikipediaで「対流圏界面」について調べると、 対流圏は平均して両極では6km、赤道では17kmほどの高さまでとなっています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%B5%81%E5%9C%8F%E7%95%8C%E9%9D%A2
つまり、高度40,000ftは両極では「成層圏」だろうし(未確認)、赤道では「対流圏」になる訳です。

「対流圏」では1km上昇する毎に6.5℃気温が下がるとされています。「成層圏下層」では高度によらず気温はほぼ一定だと解説にあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E5%B1%A4%E5%9C%8F

これらを元に計算しました。(40,000ft≒12km)
・赤道 : 25℃(=最低気温)- (12km x 6.5℃/km) = -53℃
・中緯度: 0℃(=最低気温)- (11km x 6.5℃/km) = -71.5℃
・極地 :-15℃(=最低気温)- ( 6km x 6.5℃/km) = -54℃

※中緯度での計算にある11kmは、極地6kmと赤道17kmの平均で出した「対流圏界面」の高さです。つまり中緯度とは緯度45を想定しています。
※それぞれの緯度での最低気温は、標高0での月平均気温の最低値を適当に調べていれています。放射冷却の影響は排除せねばならないかもしれませんが、その処理はしていません。

ここまでザクッと計算しましたが、解らないのが「対流圏界面」の季節および緯度に対する変化です。添付ファイルのオゾン量から冬場の方が北半球では「対流圏界面」が下がる傾向にあるように見えますが、どの程度さがるのか?
http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/ozonehp/report2013/part1chap1.pdf
ほかにも寒気の影響なども気になりますが、まずはベースとなる気温を抑えるという意味で、本質問になりました。

申し遅れましたが、本質問の背景には国産誘導弾のSSM-1およびASM-1Cではジェットエンジンオイルはそれぞれどの程度の流動点のものを使っているのかへの興味があります。以下のように空力加熱もあるようですが、まずは最低温度を見積もろうと考えました。
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100325b05j04.pdf
ハープーンなどの艦載型・航空機搭載型にもいえることですが、航空機搭載改修で潤滑油および潤滑油系統にどのような違いがあるのか/ないのかを最終的に知るための準備動作だとお考えください。

長くなりましたが、よろしくお願いします。
1085 当初、零戦は艦上戦闘機であるが故に最大でも1,000機程度の量産しか計画されていなかったと聞きました。では雷電の開発がうまくいっていた場合、雷電が零戦に代わって1万機以上生産されるということになったのでしょうか?
1086 第二次大戦時のアメリカの単発飛行機なのですが
P−47、P−51、コルセア、ヘルダイバーなど色々ありますが、性能諸元の爆弾搭載量は皆およそ1トンですが
それに対してA−1スカイレイダーの搭載量は3トンで4発爆撃機のB−17並みとなっています。
確かにスカイレイダーは2800馬力の高出力エンジンを搭載していますがそれを考えても異常なまでに爆弾搭載量が大きすぎるように感じます。
スカイレイダーの4発爆撃機並みの異常な爆弾搭載量はどうやって実現しているんでしょうか?
また 単発飛行機にここまでの大荷物積み込んで速度、運動性能や安定性の極端な低下などの弊害を起こしたりはしていないのでしょうか?
1087 帝国海軍は、中部太平洋における主力を母艦航空隊ではなく基地航空隊とした段階で陸攻の空母攻撃能力をどう見積もっていたのでしょうか。
「Y20」が早期実用化されないと迎撃は降爆もできない陸攻が主体になりますよね。
母艦航空隊の奇襲を受けやすいし、実際受けた戦場なのに、それでも勝算はあると思っていた根拠はあるのでしょうか。
1088 かつて、日本では飛鳥やアメリカではYC-14などの、主翼の上にエンジンを配置したSTOL機がいくつか試作されましたが、実用化ないし量産されたものはほとんどないように思われます。
何がまずかったのでしょうか?
1089 2ストの軍用機などは過去にあったのですか?
またマフラーなどの消音器をつけた軍用機は存在したのでしょうか?
そして、その詳細のURLを教えてください
1090 第二次大戦期に作られた様々な双発機の中でも、P-38はとりわけユニークな姿をしている様に思います。逆に言うと、同じ様な機体を他に思い付きません。ドイツなどは奇矯と言いたくなるほどユニークな姿を持つ機体を多数試作していますけれども、調べてみた範囲では、P-38の様な姿をしたものは見付けることができませんでした。
何故でしょうか?
あの形には、思い付いたとしても採用したくない程の、あるいは模倣もしたくない程の、致命的に不利な要素があったのでしょうか。もしそうであれば、逆にロッキード社があの形を採用した理由がわからなくなってしまいます。
ご教示いただけましたら幸いです。
1091 アメリカ軍の爆撃機や雷撃機のドーントレス、ヘルダイバー、アベンジャーなどは2人乗りや3人乗りですがそれに対してA-1 スカイレイダーは単座になっています。
アベンジャーなどは操縦士以外の乗員が無線、航法、水平爆撃の照準、後部機銃の操作等を行いますがスカイレイダーは一人乗りなので操縦士が航法、無線も使わないといけないし水平爆撃もできないし
後部銃座が無いと敵迎撃機と遭遇した場合が不利なのではないかと思います。
攻撃機の単座化はデメリットが大きいように感じます。

どういう考えでアメリカ軍で攻撃機の単座化が発案されたんですか?
1092 二式大艇とB29、乗員を思いっきり乗せれば、どっちが大勢のせられますか?
1093 フランスのアンリオH.115試作戦闘機が装備していたというAPX 33mm機関砲の詳細を教えてください。
「33mm砲」なんて他に聞いたこともないのですが、重戦闘機向けに既存の小口径機関砲を拡大して試作したような全くの新規格機関砲なんでしょうか?
また、その後のフランス機に装備機が見られないということはやはり重いか何かの理由で不採用になったということでしょうか?
1094  WW2の終り頃からレシプロ機で前輪式降着装置を採用した機体が増えていますが、この理由は何ですか?

 前輪式のメリットは理解しているつもりですが、デメリットもありますし尾輪式にもそれなりのメリットはあります。
 エンジン出力が向上して前輪の重量がデメリットとしては小さくなったのはわかりますが、それだけでは尾輪式のメリットを否定するには弱い気がします(AD-1は尾輪式ですし)。

 この時期に前輪式の採用を促すきっかけとなるような論文でもあったのですか?
1095 20o機関砲は射程が短く12.7o機銃は長かったし装弾数も多かったというのが常識です。しかし実は装弾数はともかく射程は20oのほうが長かったという話が最近の本に出ていました。ションベン弾と呼ばれていたイメージとはかけ離れています。いったいどちらが正しいのでしょうか?
1096 マリアナ沖海戦のいわゆる「アウトレンジ戦法」についてふと疑問に思ったので質問します。アウトレンジ戦法の前提として、「日本海軍の艦載機の行動半径が米海軍の艦載機の行動半径より長い」ことがあげられますが、では日本海軍は何をもって「米海軍の艦載機の行動半径」を知り得たのでしょうか?鹵獲したヘルキャットやアベンジャーやヘルダイバーに米軍仕様の燃料をもって測定でもしたのでしょうか?捕虜の尋問や軍用無線の傍受によるものでしょうか?私の知る限りではマリアナ沖海戦の文献で、この点について詳述したものが無いので、あえてここの識者の皆様にお尋ねするしだいです。
1097 日本の水上機について

■日本が運用した水上機は多数ありますが、なぜ、既存の手頃な機体にフロートを付けて開発するという方法を採ったのは二式水戦だけなのでしょうか?


素人考えとしては、既存機にフロートつけて改造したほうが簡単で合理的な気がするのですが。実際に二式水戦はうまくいきましたよね。

また、既存機にフロートを付けて改造するのが思っているほど簡単でも合理的でもないのなら、なぜ二式水戦はこの方法を採ったのか?という話になりますし。

それと、水上偵察機などのような機体のほうが、戦闘機よりもよほど既存機の改造で済みそうな気がするのですが。

単に、既存機に手頃なものがなかっただけなのでしょうか?
それともなにか理由があるのでしょうか?

ご見識をお持ちの方がおられましたら、どうぞよろしくお願いします。
1098 WW2初期における、ソビエト空軍戦闘機パイロットの訓練過程(使用機材や飛行時間等)について教えてください。
1099 第一次世界大戦以降失敗の連続だった後方発射兵器ですがロシアのアーチャーは実用兵器のようですね 素人考えでは無駄じゃない?と思えてくるのですが・・・はたして現代戦において後方発射ミサイルは通常ミサイルの搭載数を減らしてまで装備する意味があるのでしょうか?
1100 具体的にはヴォートF4Uコルセアの主翼の屈曲(逆ガル)部を想定しているのですが、主エンジンの過給器から抽気する等の手段で
大戦中に、或はレシプロ機で、BLCフラップを検討、或はそれ以降の段階に行った事はありますか?

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